シンガポール、AI成熟度で世界首位に 成人層の生成AI習得が加速

世界的なオンライン学習プラットフォームCourseraによると、シンガポールは109か国中でAI成熟度が首位となった。
AIコース受講者数、高等教育機関の研究成果、国際通貨基金のAI準備指数などを総合評価したもので、デンマークが2位、スイスが3位である。背景には、政府戦略「スキルズフューチャー・シンガポール」や教育水準の高さ、通信環境の充実がある。
AI能力向上を目的とする国家プログラム「AIシンガポール」は2017年設立、2023年には戦略2.0を発表し人材拡大と公共利益への活用を掲げており、2024年のCourseraでの生成AIコース新規登録は4万4,000件、累計10万7,000件に達した。
受講者はミレニアル世代が最多で62%、次いでジェネレーションXが28%。女性受講者は男性に比べ少数だが増加率は250%以上で、男女差は縮小傾向にある。政府はAIスキル人材を3〜5年で3倍に増やす目標を掲げている。
最新ニュースやプロモ情報をLINEとInstagram、メルマガでお届けしています!ぜひお友だち追加・フォローしてね!
この記事を書いた人
SingaLife編集部
シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!