新型コロナワクチン シンガポール住民の接種意向はまちまち

英国における米製薬大手ファイザーの新型コロナウイルスワクチン投与開始など、ワクチンをめぐるニュースが世界で相次ぐ一方、シンガポール国内における人々のワクチン接種に対する考え方は千差万別のようです。

地元紙ストレーツ・タイムズが12月3~7日、オンライン市場調査会社ミリュー・インサイトに依頼して行ったオンライン調査結果によると、調査対象となった16歳以上のシンガポールの住民1000人中、48%が“シンガポールにおいて新型コロナウイルスワクチンが接種可能になれば、すぐに接種するつもりだ”と答えました。

“6~12カ月以内に接種するつもりだ”と回答した人は34%、“ゆくゆくは接種を検討するつもりだ”は9%、“接種を検討するつもりはない”は9%でした。

“すぐに接種するつもりだ”と答えた人は、“新型コロナウイルスから守られているという安心感を得たい”(77%)、“新型コロナウイルスをめぐる行動制限(渡航制限、集会の人数制限など)に嫌気がさしている”(47%)、“承認済みワクチンの効果を信頼している”(46%)などを、その理由に挙げました。

一方、“6~12カ月以内に接種するつもりだ”とした人は、その理由を、“副反応がないかなどワクチンの安全性を見極めたい”(90%)、“ワクチンの効果を見極めたい”(82%)、“より多くのワクチンが接種可能になるまで待ちたい”(44%)、“ワクチンの価格が下がるまで待ちたい”(37%)などとしています。

また、“6~12カ月以内に接種するつもりはない”とした人(“ゆくゆくは接種を検討するつもりだ”または“接種を検討するつもりはない”と答えた回答者)の理由は、“副作用の可能性などワクチンの安全性を懸念している”(71%)、“ワクチンを開発する医薬品会社を信用していない”(29%)、“ワクチンの費用が高すぎる”(27%)、“ワクチン接種の必要性を感じない”(27%)などとなっています。

ワクチン接種に対する意見は、このようにまちまちですが、いずれにしろ、新型コロナウイルスの感染収束に向け、一刻も早いワクチンの到着が待ち望まれます。

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SingaLife編集部

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