初めてのシンガポール育児でも安心!シンガポールで手に入るミルク、離乳食、おむつ、赤ちゃん用品ガイド

シンガポールで子育てする上で、日本から持って行った方がいいもの、現地で調達できるものなど、実際に住んでいるママパパがどう育児しているか、子育て中の人なら気になることでしょう。

今回の記事では、そんな育児中の人にお役に立つような情報をお伝えしていきます。

 

シンガポールの赤ちゃん子育て事情

シンガポールには、たくさんの日本人ファミリーが生活していますが、その中でも赤ちゃん連れで行動している家族を街中や公園などでたくさん目にします。

常夏のため、お出かけ時の着替えが嵩張らず、トイレトレーニングをする際にも比較的スムーズにいくことが多いと聞きます。一方で、日中は一年を通して暑いため、夕方以降に外遊びをする家庭が多いです。

また、居住地や街中でペストコントロール(害虫駆除)を行なっているため、他の東南アジアほど虫は多くありませんが、デング熱が流行る時期(5〜10月頃)には注意が必要です。日焼け止めや虫よけスプレーは日本と同様に用意しておくといいでしょう。

赤ちゃん用品はどこで買う?

シンガポールで育児をする方のために、必要な物が購入できる場所についてご紹介していきます。

粉ミルク

ローカルスーパー(Coldstrage、FairPrice)や日系スーパー(Meiji-ya, Isetan, Don Don Donki)に粉ミルクを売っています。Formula(粉ミルク)コーナーにあり、日本製粉ミルクは日系スーパーであれば手に入れることができます。

またローカルの漢方スーパー、仁泰堂(Jin Tai Tong)でも、アメリカ製のオーガニック製粉ミルクなどが割と安価で販売されており、乳幼児期に利用するママが多くいます。

おむつ

粉ミルク同様、ローカルスーパー、日系スーパーに日本製メーカー、外国製メーカーのおむつがたくさん売られています。オンラインで購入できる利便性からRedmartで購入する方も多いようです。

離乳食

日本の離乳食といえば和光堂のベビーフードが有名ですが、他の赤ちゃんグッズと同様、日系スーパーで購入することができます。またローカルスーパーには、外国製メーカーの離乳食が豊富に販売されており、オーガニックなものなどの取り扱いもあり、日本のメーカーのものと併用しても良さそうです。

以下、日本人にも人気がある、おすすめの外国製ベビーフードをいくつかご紹介します。

◾️Heinz


◾️BELLAMY’S ORGANIC


◾️Gerber Cereal


赤ちゃん用お菓子

赤ちゃん用のお菓子もベビーフードと同様に、日系スーパー、ローカルスーパーで見つけることができます。

フリーズドライのフルーツではSUN・MAIDのレーズン、マレーシアのメーカーamezin’grazeのグラノーラ、Yoplait Petit Miam のパウチ状ヨーグルトなど、子どもの年齢や成長、好みを見ながら、多くのママ達は利用しています。

赤ちゃん用のおもちゃや絵本

ベビーからキッズ向けのおもちゃを購入したい場合、シンガポールにも何店舗かあるトイザらスやレゴストアが一番安心して、欲しいものが見つかるお店だと言えるでしょう。

リトルインディアにあるムスタファセンターにもおもちゃのフロアがあり、手頃なものを探したい時に便利。

また、高島屋や紀伊國屋、Don Don Donkiにもおもちゃを揃えているコーナーがあるので、日本のものにこだわりたい方にはおすすめです。

離乳食事情

海外に住みながらも日本式の離乳食を作るため、どうやって調理しようかと悩んでいる人も多いかもしれません。シンガポールで少しでも簡単に離乳食を作ることができる方法をご紹介します。

手作りする際の材料や道具は?

レトルト離乳食は便利ですが、余裕があれば手作りしたいと考えるママパパもいらっしゃるでしょう。離乳食を手作りするための材料と道具があれば、シンガポールでも日本と同じように手作りすることができます。

ブレンダー

ご飯や野菜を一気にペースト状にする時に便利なブレンダー。みじん切りや泡立てができるものもあります。日本で買い、変圧器を使ってシンガポールで使うこともできますが、シンガポールでもS$50以下で購入できる商品もあります。シンガポールにいる間だけと割り切って購入するのも良いかもしれません。

すり鉢、すり棒

柔らかくした食材をすり潰す離乳食初期には、すり鉢が便利です。シンガポールでも似たようなものはありそうですが、自分で使いやすいものを日本で購入し持って帰るのがいいと思います。

裏ごし網

野菜の繊維を細かくする時に便利な裏ごし網は、シンガポールでもDaisoなどで手軽に手に入れられます。

フリージングトレー

まとめて離乳食を作り、冷凍保存する際に便利なフリージングトレー。こちらもDaisoなどで手に入れることができます。ただ、トレーもさまざまな形状があるので、好みのものがある場合は日本で買ってきた方がいいかもしれません。


赤ちゃん用品全般で日本製品との違いは?

ベビー用品において、シンガポールと日本との違いですが、離乳食関連は、特に違いは感じません。でもオーガニック系のものを見つけたい場合、海外製の方が充実している傾向があるかもしれません。

哺乳瓶などは、欧米、アジア諸国のものが揃っています。日本製でこだわりのブランドがあるなら、日本から買って来ることをおすすめします。

ベビー・キッズ用の衣服は欧米、オーストラリア系のものが充実していますが、サイズが大きめでデザイン重視が多い傾向です。着せやすさ、洗いやすさ、着心地など、利便性を考えると日本製がやはり安心です。

赤ちゃんが病気の時の対応

赤ちゃんから幼児の子が体調を崩したら、日本と同様に緊急性が高いか低いかを判断し、緊急性が低ければ数日家で安静にしながら様子を見ます。数日経過観察し、体調回復の兆しが見えにくければ、ローカルクリニック、または日系クリニックに行くことをお勧めします。

日本人会クリニック、ジャパングリーンクリニック、ニホンプレミアムクリニック、日本メディカルケア、ラッフルズ・ジャパニーズクリニック、ヘルスウェイジャパニーズメディカルセンター、ことびあクリニックなど、シンガポールには日系クリニックが多数あるので安心です。


一時帰国の機内対策

シンガポールから日本へのフライト時間は約7時間。昼便、夜便など出発時間にもよりますが、寝て過ごすだけでは長い飛行時間のため、少し工夫が必要です。

子どもの年齢に応じたお菓子、軽食類、マグなどの飲み物(赤ちゃん連れの場合、通常の規定ではNGの物も持ち込みOKの場合が多いですが、航空会社に事前に確認を)など持って行った方がいいものは、事前に準備をしておきましょう。万が一忘れてしまっても、子どもには一番最初にキッズミールをいただけることがほとんどです。

また7時間のフライト中に子どもが普段から熱中して取り組めるものを持ち込むと、ストレスなく過ごすことができます。お絵描きグッズ、ゲーム機、動画が観られるタブレットなどは我が家もかなり使用していました。細かいおもちゃ等は機内が揺れると無くしてしまう可能性があるので注意が必要ですが、幼稚園児以上なら安心して遊ぶことができると思います。

シンガポール子育ての感想

筆者はシンガポールで主に幼児期から児童期に子育てをしたのですが、最初こそ海外で子育てへの不安はありましたが、ベビーキッズ用品、おもちゃ、遊び場、医療施設の充実度を住んで数か月で知ることができたので、不安に思うことはあまりありませんでした。

また、一年中暖かい点や、シンガポーリアンが親切で公共の場で子どもを連れていてもおおらかな気持ちで見守ってくれるなど、ストレスを抱えることなく子育てができたなぁと感じています。

とはいえ、室内のクーラーが全体的にどこも強い、シンガポールの地理的な特性上、コロナやインフルエンザは夏と冬に定期的に流行るので注意は必要など、日本と少し違うところもあります。

慣れるまでは無理をせず、日系クリニックの小児科を早めに見つけておく、頼れる人に遠隔でも連絡をこまめに取る、同時にママやパパがシンガポールで育児相談できる場(育児サークルやカウンセラーなど)を早めに探しておくと安心ですね!

これからシンガポールで子育てするママパパへメッセージ

シンガポールで子育てする際の育児のアイテム、必需品などをご紹介しました。

日本の商品も比較的簡単に揃うので、あまり不安に思わなくても大丈夫だと思います。慣れてきたら紹介した海外製のアイテムでお気に入りを見つけておくと、選択肢が広がるかと思います。

シンガポールで、赤ちゃん用お菓子やおもちゃなどを探してみるのも、楽しく育児をする秘訣かもしれません。お散歩ついでにスーパーやショッピングセンターを覗いてみてください。

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。



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この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!

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