シンガポールから直行便!セブ島旅行でリゾートを満喫!おすすめ観光スポットまとめ

たくさんのリゾートホテルがあるセブ島は、美しい自然を満喫できる場所です。透明度が高い美しい海でのマリンアクティビティ、アイランドホッピングはシンガポールではなかなか味わえないもの!にぎわう市街地にもアクセスできるのも魅力です。

 

 

セブ島の基本情報

出典:Cebupot

セブ島は、フィリピン中部・ビサヤ諸島に位置する細長い島です。大小7,641の島々で構成されるフィリピンの中でも、一番人気の旅行先であるセブ島。特に空港エリアのマクタン島海沿いには多くの5つ星リゾートホテルが立ち並び、アジア屈指の透明度を誇る美しい海と白い砂浜を求めて、世界中から旅行客が訪れる観光地です。

出典:セブ島政府公式サイト

シンガポールからは直行便で4時間弱というアクセスの良さで、時差もありません。一年中温暖でシンガポールと並ぶ高温多湿な気候ですが、ベストシーズンは乾季(11月〜5月) です。

1月に開催される盛大なお祭り、シヌログ フェスティバルはフィリピン最大級の祭りともいわれていて、カラフルな衣装をまとった踊り子たちのパレードや盛大な花火で盛り上がり、明るくゴージャスで見ものとなっています。

反対に雨季(6月〜11月) はオフシーズンとなり、料金が安く混雑も少なめであることから、目的に合わせて旅行の時期を選べそうです。大自然でのアクティビティも、にぎわう市街地でのショッピングも楽しむことができ、公用語の一つが英語であることも旅のしやすさに繋がります。物価が安く、セブ島旅行の大きな魅力となっています。

気候と服装

セブ島は年間を通して温暖な熱帯気候です。平均気温は約27〜30度で、乾季(12月〜5月)と雨季(6月〜11月)に分かれています。

乾季は晴れの日が多く、旅行のベストシーズンです。冷房対策に薄手の羽織りものを、日差しが強いので日焼け対策も必要になります。雨季はスコールが多い上に気温が高くなるため、雨具と通気性の良い服を準備すると安心です。

また、現地の道路はシンガポールや日本のように衛生的ではなく、ススや埃が舞うため足元が汚れやすく、埃っぽくなることもあるようです。サンダルやスニーカーなど、その日訪れる場所に応じて履き替えられると便利そうです。

治安と交通事情

出典:Cebupot

セブ市中心部や観光地は比較的安全ですが、どの国においてもスリや置き引きには注意が必要です。

セブ島には電車がありません。そのため移動手段はタクシー、Grab(配車アプリ)、ジプニー(乗合バス)が一般的ですが、バイクタクシーでの移動も選択肢の一つです。

セブ市内は渋滞が多く、バイクタクシーは短距離の移動や渋滞を抜けるのに便利で重宝されています。Grabよりも対応エリアは狭いものの、料金は安く、5km以内の移動で約60〜100ペソほどです。タクシーに加えてバイクタクシーを配車できる現地で人気のアプリもあります。

通貨

セブ島を含むフィリピンの公式通貨は、フィリピン・ペソです。通貨コードは「PHP」または「₱」で表示されます。

クレジットカードはホテルや大型店舗で使えますが、小規模な店舗や交通機関のように対応不可なことがあります。基本的には現金を所持していると安心です。ホテルのフロントや、空港、ショッピングモールに両替所があります。

入国時のパスポート条件と準備

日本国籍の場合、30日以内の観光はビザが不要です。原則、パスポート残存有効期間は入国時に6か月以上(滞在日数+6か月以上)であることが条件ですが、日本やシンガポール国籍の場合、60日未満でも入国が可能となっています。
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また、入国の72時間以内にetravelへの事前登録が必要です。入国時に帰国用航空券の提示を求められる場合もあるので注意しましょう。

※現在、ワクチンの予防接種は不要です。

シンガポール〜セブ島 フライト情報

シンガポール(チャンギ空港)からセブ島(クタン セブ国際空港)までは、複数の航空会社から直行便が出ています。フライトは約4時間弱ほどで比較的アクセスしやすい場所です。ちなみに日本からセブ島までは約4時間半〜5時間かかるため、シンガポールからの方が飛行時間は短く済みます。

空港に到着したら、市内中心部までは車で約30〜45分ほどです。航空券の価格帯は時期によって変動しますが、おおよそ6万円から20万円と時期によって変動します。※2025年8月現在

<シンガポール(SIN)発ーセブ(CEB)着>

 航空会社運行スケジュール往復チケット価格便数
シンガポール航空11:00発 – 14:45着
19:20発 – 23:10着
21:45発 – 01:30着 など
 S$393〜S$1,1681便/日ビジネスクラスあり
スクート (LCC)08:20発 – 12:00着
14:50発 – 18:40着
21:10発 – 01:00着
21:50発 – 01:40着
22:15発 – 02:20着 など
 S$247〜S$8561〜2便/日曜日により出発時間に変動あり
セブパシフィック航空(LCC)20:40発 – 24:25着
01:00発 – 05:00着
01:10発 – 05:10着
 S$260〜S$950 1便/日 

 

目的別・おすすめ滞在エリア

セブ島は世界中から観光客が集まる東南アジア有数のビーチリゾート!ダイビングやシュノーケリングなどのマリンアクティビティが盛んで、特にマクタン島は高級リゾートホテルが立ち並ぶリゾート地です。

セブ島は英語教育の中心地としても知られ、語学留学先としても人気がありますよね。中でもセブ島の中心都市であるセブシティは、ショッピングモール、レストラン、歴史的スポットが集中していて、さまざまな魅力を持つエリア。

フィリピンの治安を懸念する声もありますが、マクタン島やセブシティの治安は比較的安全に観光を楽しめる場所になっています。

マクタン島

出典:セブ島政府公式サイト

マクタン島はセブ州にある島で、フィリピン随一のリゾートエリアです。セブ島に唯一国際ターミナルを持つマクタン セブ国際空港があり、セブの玄関口として知られています。隣接するセブ本島とは2つの橋で繋がっています。

出典:セブ島政府公式サイト

シャングリ ラ マクタンやJパークアイランド リゾート&ウォーターパーク、クリムゾンリゾート&スパなどの高級リゾートホテルが立ち並び、プライベートビーチやホテルのプール、シュノーケリングやダイビングなどのマリンアクティビティを楽しみながら過ごすことができます。

マクタン島は街が清潔で、夜も観光客で賑わうことから比較的安心して過ごすことができるエリア。ショッピングモール直結のホテルも利便性が良く、ファミリーやカップルで、目的に合わせてのんびりとリゾートステイを満喫できるのがマクタン島の魅力です。

市内観光にはやや遠い場所に位置しているので、渋滞が多いセブ島での移動には注意が必要です。場所によっては1時間以上かかることもあるため、余裕を持ったスケジュールを立てることがポイントです。

セブシティ

ローカル文化やグルメ、街歩きを楽しみたい人には、セブシティ(セブ市)がおすすめです。フィリピン最古の都市とされるセブ市は、1521年にポルトガル人航海士フェルディナンド・マゼランが上陸した歴史的な場所。セブの中心都市であり、ショッピングモールや人気のレストラン、歴史的スポットが集中している観光エリアです。

おしゃれな飲食店が多いITパーク、アヤラモール周辺、隣接しているマボロ地区はショッピング、ビジネス、レジャーの中心地として栄え、比較的治安が安定しているエリアです。都市観光派、ビジネス滞在、グルメやショッピングを楽しみたい人にぴったりですね!

セブ島のおすすめのアクティビティ・過ごし方・観光スポット

出典:セブ島政府公式サイト

セブ島ではリゾートならではの過ごし方はもちろん、歴史、文化的な観光スポットの散策や食事などローカルな体験も楽しめます。

大自然を丸ごと楽しめるマリンアクティビティは、日本やシンガポールではなかなか経験できないものです。フィリピン伝統のヒロットマッサージが受けられるスパもたくさんあるので、疲れた身体をリフレッシュしてのんびりしてみるのも良さそうです。

アイランドホッピングで離島を満喫

出典:セブ島政府公式サイト

セブ島で大人気のアクティビティといえば、アイランドホッピング!7,000以上の島々で構成されるフィリピンでは、バンカーボートに乗って近海の離島を巡りながら海と自然を満喫できるアイランドホッピング体験ができます。美しい海の景色を眺めながら島々を渡る合間に、シュノーケリングやダイビング、時には島やボートでランチを楽しみます。

初心者や子どもでも楽しめる穏やかな海況が多いため、安全に海を満喫できる環境が整っているのも安心できるポイントです。真っ白なビーチで遊んだり、読書をしたり、写真撮影をしながら島全体を自由に散策したりと楽しみ方はいろいろ。

セブ島のアイランドホッピングでも、ナルスアン島やヒルトゥガン島周辺は海の透明度が20m以上にもなり、海洋保護区に指定されているエリアもあるほど美しい海を堪能できます。シュノーケリングでは色鮮やかなサンゴ礁や熱帯魚を間近で観察でき、まさに天然の水族館!定住している人がいないため、生活感がない島は秘境の地そのものです。ヒルトゥガン島は、マクタン島からボートで20分ほどで行くことができるので、アクセスの便利さも魅力です。

カオハガン島は、なんと日本人のオーナーが所有する島です。「何もない豊かな島」といわれていますが、実は宿泊できる施設もあるのだそう。

カフェや伝統工芸品のお土産ショップもあるので、島の雰囲気を味わいながらのんびりとした時間を過ごせそうですよ。綺麗な海に囲まれた砂浜でリラックスしましょう。ダイビングやサーフィン、シュノーケリングなどマリンスポーツ好きには楽しい観光となるでしょう。

さらに、セブ島周辺の海では大迫力のホエールシャーク(ジンベイザメ)ウォッチングや、ウミガメ、ジンベイザメと泳げる特別な体験も可能です。オスロブではクジラやサメに出会える確率99%というから驚きですよね!

シンガポールでは味わえないマリンアクティビティは、セブ島旅行の最高の思い出になりそうです。

歴史散策とローカル体験

出典:セブ島政府公式サイト

長いスペイン植民地時代を経たセブ島は、スペインの文化を色濃く感じられる歴史的スポットが多くあります。

中でも1521年、スペインの探検家フェルナンド・マゼランが、キリスト教布教のためにセブ島を訪れた際に建てられたとされるマゼランクロス(十字架)は、フィリピンの宗教的・文化的な背景を感じられる場所です。

現在は十字架を保護するために建てられた八角形の礼拝堂の中に安置されていて、天井にはセブ島のフマボン王とファナ王女が洗礼を受けた様子が描かれています。

Magellan’s Crossマゼランクロス
住所:P Burgos Street, Cebu City, Cebu
営業時間:8:00-18:00
定休日:年中無休
電話番号:(+63)78 945 6321

 

出典:セブ島政府公式サイト

サント ニーニョ教会は、フィリピン最古のカトリック教会の一つです。幼きキリスト像「サント・ニーニョ」が安置されていて、美しいバロック様式の建築と壁画が特徴です。

1565年に建てられましたが、焼失や再建、破壊や修復を繰り返し、1740年に再建修復されました。教会の守護聖人であるサント・ニーニョ (幼きイエスキリスト像)は、マゼランがファナ女王に贈ったものとされています。1965年にローマ法皇よりバシリカミノレ(教会堂)の称号を与えられたことで、バシリカ・ミノレ・デルサントニーニョ (Basilica Minore del Sto. Nino) と尊称されるようになりました。

すぐ近くにあるマゼランクロスとともに、通年多くの信者が訪れる大切な場所となっています。

Sto. Nino Churchサント ニーニョ教会
住所:Osmeña Boulevard, Cebu City, 6000 Cebu
営業時間:6:00-19:00
定休日:年中無休
電話番号:(+63)32 255 6697
WEBサイト
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出典:セブ島政府公式サイト

サンペドロ要塞は、1565年にスペイン人によって建設が始まり、1738年に完成したフィリピン最古で最小の三角形要塞です。完成までに約200年を要したこの要塞は、当初海賊の見張り台として、その後戦時中には牢獄または捕虜収容所として重要な役割を果たしました。

現在は一般開放されており、要塞内には博物館やお土産店があります。サンペドロ要塞を含む一帯は「自由の広場」と呼ばれる公園で、観光客や市民の憩いの場所になっています。

Fort San Pedroサンペドロ要塞
住所:A. Pigafetta Street, Cebu City, 6000 Cebu
営業時間:8:00-17:00
定休日:年中無休
電話番号:(+63)32 256 2284


出典:セブ島観光協会

伝統的な中国様式の美しい寺院である、タオイスト テンプル(道教寺院)は、1972年に中国系住民によって建てられました。鮮やかな色彩や彫刻が異国の文化を感じさせ、写真映えスポットにもなっています。丘の上に位置しているので、セブ市を一望できる人気の場所です。

Cebu Taoist Templeセブ タオイスト テンプル
住所:8VMQ+M5X, Cebu City, 6000Cebu
営業時間:6:00-18:00
定休日:年中無休
電話番号:(+63)32 254 6503


 

高級リゾートやスパで癒しの時間

出典:国際ヒロット協会

リゾートといえば癒しの時間。大自然の中でのんびりと過ごすだけでもリフレッシュになりますが、せっかくならフィリピン古来から伝わるマッサージ「ヒロット」を受けてみるのもおすすめです。指を使った素早い動きが特徴で、静脈やリンパの流れを活性化しカラダのコリと冷えの解消にぴったりです。

ヒロットの歴史は古く、その始まりは5世紀とされています。「位置を整える」「優しく触れる」といった意味を持つヒロットは、ヒーリングパワーを宿した手で身体に触れ、人々を癒やす“神からの奇跡の力”とされています。そのため、フィリピンでヒロットは病気予防や病状改善、さらには妊婦さんの妊娠中の悩みや諸症状を和らげる助産師のマッサージとしても取り入れられています。

ヒロットでは、バージンココナッツオイルやバナナの葉、ハーブ、ジンジャー、カカオニブなど自然のものを用いますが、地方ごとに使うものにも特徴があります。セブ島ならではの極上のリラクゼーションを味わえる施設をチェックして、体感してみてくださいね。

出典:セブ島政府公式サイト

「チ スパ」は、シャングリ ラの施設でもアジア最大級を誇るスパ施設、シャングリ ラ マクタンリゾート&スパ 内にあるラグジュアリースパです。ここでは、フィリピンを含むアジア各国に伝わるヒーリングセラピーからインスピレーションを受け開発された、心と身体のバランスを整えるトリートメントをゆっくりと堪能できます。

CHI(チ)は、陰陽思想に基づいた「気」を意味していて、アロマなどを使って「気」のバランスを整えていきます。

筆者は同じ系列であるマレーシアのペナンにあるシャングリ ラ ホテルでチ スパを利用したことがありますが、極上のリラクゼーション体験だったことのはもちろんのこと、チ スパはあえてフロントから少し離れた場所にヴィラを設置しているため、ホテルの敷地内を歩くその道でさえも、非日常空間を感じることができました。

スタッフのホスピタリティや個室でのゆったりとした時間と極上のマッサージは、日々の疲れを忘れさせてくれる最高のご褒美となるでしょう。

CHI Spaチ スパ)シャングリ ラ マクタン リゾート&スパ セブ
住所:Punta Engaño Rd, Lapu-Lapu City, Cebu, 6015 Cebu
アクセス:マクタン・セブ国際空港から車で約20分
営業時間:9:00-21:00
定休日:年中無休
電話番号:(+63)32 231 0288
WEBサイト


出典:セブ島政府公式サイト

マクタン島のホテル、ブルーウォーター マリバゴビーチリゾートにあるアムマ スパは、本格的なフィリピン式マッサージが受けられることから人気のスパとなっています。美しいロケーションであるスパルームでの施術はもちろんのこと、希望に応じてプールサイドでのマッサージも可能です。

「アムマ」とはビサヤ語で、あらゆる気配り、快適さ、そして心遣いを込めた”贅沢”を意味しています。アムマの極上のおもてなしは、ビサヤ フィリピン、アジア、そして西洋文化の古代と現代のセラピーを融合させた、至福のスパ体験となるでしょう。

Amuma Spaアムマ スパブルーウォーター マリバゴビーチリゾート
住所:Buyong Maribago, Lapu-Lapu City, 6015 Cebu
アクセス:マクタン・セブ国際空港から車で約25分
営業時間:10:00-22:00
定休日:年中無休
電話番号:(+63)32 263 4410
WEBサイト


出典:セブ島政府公式サイト

バディアン アイランド ウェルネス リゾートにあるナチュラルスパヴィレッジでは、高度な訓練を受けたマッサージセラピストが最高のリラクゼーションをお届けします。

スウェーデン式マッサージとヒロットマッサージの技法を融合させたものをはじめ、指圧、アロママッサージ、経路マッサージ、バナナの葉をホットストーンのように使い全身をもみほぐす、ニライブというフィリピンの伝統的なスパも体験することができます。

木のぬくもりや開放的なロケーションは、ナチュラルテイストにこだわった空間を提供し、セブ島屈指の極上スパ体験を堪能できます。マクタン島やセブシティからは離れた場所に位置していますが、セブの美しい自然に囲まれた5つ星ホテルです。

BADIAN Spa Villageナチュラルスパヴィレッジバディアン アイランド ウェルネス リゾート
住所:Zaragosa Island, Badian, 6031 Cebu
営業時間:月〜土 10:00-20:00
定休日:日
電話番号:(+63) 920 952 6293
WEBサイト
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セブ島でリゾートステイを楽しもう!

シンガポールから直行便で気軽に訪れることができるセブ島は、透明度抜群のビーチや離島巡り、歴史スポット散策、伝統的なスパ体験など、幅広い楽しみ方ができるリゾートアイランドです。治安も比較的安定しており、英語も通じるため安心して滞在できます。

贅沢なリゾートホテルでゆったり過ごすもよし、アクティブにマリンアクティビティに挑戦するもよし。旅のスタイルに合わせて思い思いのリゾートライフを満喫してみてください。

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!

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