リー・シェンロン上級大臣、日本の最高勲章「旭日大綬章」を受章

シンガポールのリー・シェンロン上級大臣は8月25日、二国間関係への貢献が評価され、日本の最高勲章である旭日大綬章を受章した。授与式は東京の首相官邸で行われ、石破茂首相より勲章が手渡された。リー氏は「この栄誉は先人たちの代表として受け取る」と述べ、日星関係の深化に尽力してきた歴代指導者への敬意を示した。

旭日大綬章は天皇により2年ごとに授与され、日本との関係強化に顕著な功績を残した人物が対象となる。リー氏は2004年から2024年まで首相を務め、経済、貿易、防衛、外交など幅広い分野で協力を推進した。石破首相はリー氏を「アジアを代表する指導者」と称え、相互理解と友好促進に果たした役割を強調した。

リー氏は受賞演説で、2026年に外交関係樹立60周年を迎えることを踏まえ、「今こそ新たな一歩を踏み出す時」と強調。地域の平和と繁栄、ルールに基づく多国間秩序の構築に向け、日本との協力をさらに強化する意向を示した。


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SingaLife編集部

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