シンガポール発スタートアップ「Stick ’Em」、学生のノーベル賞「ハルト プライズ」受賞

シンガポールのスタートアップ企業「Stick ’Em」(2020年設立)が、国際的な学生起業家コンペティション「ハルト プライズ」で優勝チームに選出された。

同賞は「学生のノーベル賞」とも称され、130か国以上から集まった1万5,000を超える起業家チームが参加する中での快挙である。受賞により、US$100万(S$約1億2,800万)の資金を獲得し、教育用ロボットキットの開発および普及に充てる予定である。

同社は現在、シンガポール工科大学(SUTD)とシンガポール国立大学(NUS)に拠点を置き、子ども向けに低コストのSTEM学習キットを提供している。木製箸や電子部品を用いて、自由に組み立てやプログラミングを体験できる内容であり、既にシンガポール国内27校で1万人以上の児童に使用されている。

また、インドネシア、ベトナム、ウガンダなど11か国でも活用されており、今後も海外展開の強化に取り組む方針だという。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

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