シンガポールで少人数でゆったり楽しむ本格寿司 貸切もできる「鮨古賀」

「本格的な寿司」と聞くと、静かで張りつめた空気の中、所作にも気を配りながら過ごす時間を思い浮かべる方も少なくないと思います。

しかしSushi Koga(鮨古賀)での取材と実食体験は、その印象と対照的でした。そこで感じたのは緊張感ではなく、初めて訪れたはずなのに、まるで何度も通っているかのような安心と落ち着きです。

息の合った気さくな日本人ご夫婦が二人で切り盛りする10席のカウンターは、日本の空気感がさりげなく保たれた落ち着いた空間。食事を終える頃には、いつの間にかここがシンガポールであることを忘れ、友人宅で温かなもてなしを受けた後のような心地よさに包まれていることでしょう。

 

Sushi Koga(鮨古賀)とは?

Sushi Koga(鮨古賀)は、CBDエリア(Eon Shenton)にある寿司店です。2024年8月に開店してまだ日が浅いにもかかわらずローカルでの評判も高く、来店客のおよそ50%はリピーターだと言います。

昨今の日本ブームで日本を旅行し、本格的な寿司を体験した人が増えた今、食材の多くを日本から直接仕入れ、店主が一皿ごとの細部までこだわるSushi Kogaのような店に「また戻ってくる」のは自然な流れなのかもしれません。

一方で店主は、まだお子さまが小さなご家庭を含め、日本の若い家族にももっと気軽に来てほしいと話します。寿司を「特別な外食」として遠ざけるのではなく、生活の延長線上で楽しんでほしい。今回の取材の背景にも、そんな思いが感じられました。

格式よりも、気兼ねなくいつでも帰れる心地よさ。家族の予定に合わせて無理なく立ち寄れ、期待どおりのおいしいものが食べられる。Sushi Kogaの魅力は、家族の日常を少しグレードアップできる場所、と言えるのではないでしょうか。

寿司を通じて体験できること

シンガポールで子育てをしていると、食を通じた学びや、その背景にある文化に触れる機会が思ったより少ない。そう感じるご家庭もあるかもしれません。

特に日本で生まれ育った人であれば、「日本風」と「日本」の間にある、ほんのわずかな違いにも敏感になるものです。海外で子育てをしながらも、日本人としての繊細な感性をきちんと育んでいきたいと考えるご家庭は多いのではないかと思います。

加えて、幼い頃に家族で通った「定番の店」は、大人になってからも意外なほど鮮明に記憶に残るものです。

Sushi Kogaには、その記憶に残る条件が揃っています。カウンターには店主の手元を遮るものがなく、一つひとつの握りが仕上がっていく過程を間近で見られます。

魚を捌く所作、柚子や紫蘇といった香りの使い方、繊細な道具の数々。そうしたディテールを手がかりに、親子で会話を交わしながら食事をする時間は、何かを「食べる」以上の体験として記憶に残り、子どもにとってもかけがえのないものになるはずです。

そしてこの「背景まで一緒に味わえる」体験は、家族の時間に限らず、ローカルや外国人の友人を「外さない一軒」に案内したいときにも心強く感じられます。食事の流れに身を任せながら、肩の力を抜いて心地よい時間を過ごせ、ローカルの方や各国からシンガポールに暮らす人たちにも、心地よく楽しんでいただけることでしょう。

格式よりも、気兼ねなくいつでも帰れる心地よさ。予定に合わせて無理なく立ち寄れ、期待どおりのおいしいものが食べられる。Sushi Kogaの魅力は、日常の中で「日本と同じクオリティの寿司」をきちんと味わえる場所、と言えるのではないでしょうか。


ちょっとしたお祝い等に、姿造りも頼めます。 お好みの魚とご予算を含めて3日前までに相談してみてください。

姿造りの例(真鯛S$150+、1~2人前の小さなアジはS$35+~)

 

コースの選び方(価格・所要感・予約の考え方)

鮨古賀のおまかせは季節ごとに変わり、それを楽しみに、季節が巡るたびにその時期ならではの食材を確かめに訪れるファンもいるとのこと。そんな通い方も、この店の楽しみ方のひとつになりそうです。

『コースは寿司のみの「寿司オンリー(10貫 S$90+ / 15貫 S$140+)から、前菜・お造り・蒸し物などを含むフルコース(複数グレード:S$140+ / S$180+ / S$240+)まで用意されています。

ランチや初めての訪問なら寿司オンリーが分かりやすく、料理も含めてゆったり味わいたいときには、ぜひフルコースを試してみてください。

冬のおまかせフルコースディナー 実食レポ

この日いただいたのは、冬のおまかせフルコースディナー(S$180+)。

席に着くと、手元には日本語表記のお品書きが用意され、裏面には英語で同内容が丁寧に記されています。料理の流れがあらかじめ見えるだけで、初めての店でも気持ちが落ち着きます。

店主は英語も堪能で、食材や仕込みの意図、香りづけの工夫などを、こちらの興味・関心に合わせて自然に案内してくれます。寿司に馴染みのない友人を連れて行く場面でも安心感があります。

コースのスタートはターメリックと生姜のウェルカムドリンク。香りが先に立ち、その後にすっきりとした爽やかさが続きます。

その後に続く前菜は、「冬牡蠣の低温調理」「真蛸の桜煮」「しめじと帆立黄味酢添え」。どれも優しい味わいで、口の中でとろけるような柔らかさでした。繊細な味わいから、丁寧な下ごしらえが想像できます。

二人で店を回す大変さも思い浮かびますが、以前は技術職としても働いていたという店主の経験は、一人で店を切り盛りするにもさまざまな点で役立っているそうです。



続くのは、小ぶりながら目にも舌にも楽しいお造り。



煮物は蟹のしゃぶしゃぶ。もみじおろしがよいアクセントになり、甘さを引き締めます。蒸し物は茶碗蒸しで、しっかり濃いめの餡がかかり、ふわっとした口当たりの中に食べ応えもありました。



握りは、素材に合わせて柚子や柚子胡椒など、さまざまな和の香りを添えて楽しめる構成です。香りが足されることで一貫ごとの個性が際立ち、単調さはありません。次はどんな握りが出てくるのか、自然と期待が高まります。今回はすべて小さめの握りでお願いしましたが、食後には十分な満足感がありました。



締めはりんごのコンポート。素朴な味わいで、これもこの店らしい締めとなりました。


取材で伺ったにもかかわらず会話が弾み、気づけば3時間。料理の印象はもちろん、初めて来たとは思えないほどリラックスして楽しませていただいた時間でした。

寿司を“文化として”楽しむ 寿司教室

鮨古賀は、寿司を食べるための「寿司屋」を超えて、寿司にまつわる文化を幅広く体験できる場所でもあります。月に1回ほど寿司教室を開いており、通常は月末の土曜日に実施。4〜5人程度のグループを集めれば個別開催の相談もでき、チームビルディングの一環として実施した例もあるそうです。

「寿司は特別な料理ではなく、家族で楽しく日常の食習慣の一部として取り入れてほしい」。その言葉の背景には、ここシンガポールで寿司を「食を超えた文化」として伝えたいという気持ちがあるように思います。

いちばんのおすすめ 6名以上で貸切という贅沢

Sushi Kogaは「一晩1回転のみ」であることを明記し、少人数でも落ち着いて食事ができるよう配慮されています。さらに6名以上(最大10名まで。お子さまを含む場合も「おまかせコース6名以上」が条件となります。)なら貸切も可能で、店主は「貸切を遠慮せず使ってほしい」と話します。

この貸切は、いちばんおすすめの利用方法ではないかと思います。周囲の気配に気を取られず、会話のリズムを崩さずに食事を楽しめるからです。少し多めの人数で個室を探す場面は意外と多いものですが、「個室を探す」代わりに「店ごと借りる」という選択肢を持っておくと、集まりの満足度が変わってきます。もう少し距離を縮めたい友人や知人を誘って、寿司を中心にした食事会を企画してみるのもおすすめです。

店舗情報

Sushi Koga(鮨古賀)
🏡住所:70 Shenton Way #01-21 Eon Shenton S079118
🚉最寄り駅:MRT Tanjong Pagar駅(Exit Hから徒歩約3分)
🕚営業時間:
 ランチ 火〜土 12:00-14:00(予約制/基本ウォークイン不可)
 ディナー 水〜土 18:00-22:00(要・事前予約)
📅定休日:日月(火曜はランチのみ営業)
💬WhatsApp:9784 4949
🌐WEBサイト
📲Instagram

🔶予約:予約:公式サイト内のリンクからWhatsApp/Messenger/LINEで、または公式サイトの予約フォーム(最短1日前まで。 ランチは内容により最短2日前まで)  
店主が直接応対いたします。 接客中のこともあり、ご連絡は出来るだけWhatsApp等でお願いいたします。
🔶貸切:おまかせコースは6名以上で完全貸切(10席まで)※6名以上はデポジットS$50/人

🍣ランチプロモーション:火・水は握り寿司ランチセットあり
🚙駐車場:Eon Shenton地上階(Mistri Rd側)入庫S$3(公式案内)
📝寿司教室:毎月第4または最終土曜 11:00-14:00(目安)/リクエストに応じて別日程も相談可
💺席数:カウンター10席

 

シンガポールで日本の季節を味わう

Sushi Kogaは、落ち着いて寿司を味わいたい日にも、ゲストを案内したい日にも、日本の季節感まで含めて体験できる頼りになる一軒です。丁寧な仕事が伝わる一貫一貫と、過ごしやすい空気感が両立し、初めてでも安心して楽しめます。

さらに少人数で貸切という選択肢もあるので、集まり方に合わせて、ちょうどいい特別感をつくれる点も魅力です。訪れる際には、忘れずに事前予約をしてくださいね。

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この記事を書いた人

SingaLife編集部

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