「貸し花壇」いかが?使用料は年間57ドル、当選者は抽選で。シンガポール国立公園局が実施
シンガポール国立公園局(NParks)は、シンガポールを「緑豊かな都市」にする施策を進めており、その一環として「貸し花壇」の試みを実施。今回、新たに4つの公園に280区画が追加されることになりました。
11月13日に追加が発表されたのは
①ベドック貯水池公園
②ローワーセレター貯水池公園
③ワンノース公園
④イーストコーストパーク
の4カ所、計120区画の追加となります。
利用希望者は、オンラインで申し込む必要があり、申し込み期間は11月29日午前10時~12月6日の午後10時。当選者には3カ月以内に知らせがあります。
公式HPによると、シンガポール人でなくても応募ができますが、シンガポール人やシンガポールの永住者が優先されます。また、応募時点で18歳以上でなければなりません。
どの公園にするかは選ぶことができるものの、公園内のどの区画が割り当てられるのか、はコンピューター抽選で割り振られます。貸し出し期間は3年間、費用は1年あたり57シンガポールドルです。花壇一つの大きさは2.5メートル×1メートルとなっています。
これはシンガポール国内で来年までに市民向けに18の公園や庭園に整備される1000区画の一部です。シンガポールで高まりつつあるガーデニングへの関心に応えるよう、NParksは多くの貸し区画を増やし、来年までにシンガポール国内で貸し区画は合計で2000を超える見込みです。
「貸し花壇」に関するオンライン申請フォーム、区画のマップなど詳細の情報はNパークスの公式ウェブサイトに記載されています。
また、NパークスのYoutubeチャンネルでは、唐辛子やデンドロビウムなどをシンガポールで育てるコツを解説した動画も掲載されています。
この記事を書いた人
SingaLife編集部
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