シンガポールでPCR検査が12月1日から一般市民も受診可能に
12月1日以降、シンガポールでは一般市民も新型コロナ感染症PCR検査が受けられるようになります。今までは、感染が疑われる人や海外へ渡航する予定の人、またはイベント参加者など特定の検査要件を満たす人のみが対象でした。
今後は、企業の従業員や海外旅行を予定している人などが、政府によって承認された民間の医療機関で受けられるようになります。
11月10日のバーチャル記者会見にて、新型コロナ感染対策「関係省庁タスクフォース」共同議長のガン・キムヨン保健大臣は、シンガポールが経済活動および地域活動を再開するには、検査対象者を拡大する必要があると述べました。
また、同じく共同議長を務めるローレンス・ウォン教育大臣は、フェーズ3に移行すると地域社会での感染数が増加するだろうと指摘、「コミュニティ内での感染が制御できない大きなクラスターを形成しないよう準備する必要がある、そのために検査の強化が重要になる」と述べました。
PCR検査ができる民間医療機関民間はこちらです。
PCR検査を希望する人は、事前にクリニックに電話をして予約し、検査費用は全額自己負担となります。シンガポールの地元紙ストレーツタイムズによりますと、その費用は、GST込みで約200シンガポールドルになるだろうとのことです。
ガン保健大臣は「民間の医療機関でも検査できるようになれば供給量が増え、検査費用はより適切な水準になるだろう」と述べ、価格競争力が高まると説明しました。
ワクチンの実用化が近づいているというニュースもありました。PCR検査が手軽に受けられるようになれば、より安心ですね。フェーズ3への準備が着々と進んでいるようで、今後の展開に期待できそうです。
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SingaLife編集部
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