Singalifeのインターン生にインタビューvol.7
シンガポールでフリーマガジン「シンガライフ」を発行しているfiftyonemedia(フィフティワンメディア)では、大学生がインターンとして働いています。約半年間、営業や各種SNSの戦略を練るなどを行い、シンガライフをより魅力的なメディアにするために日々奮闘しています。
そんなインターン生にシンガライフがインタビュー。インターンを振り返ってもらいました。
年齢 大学4年生
出身地 青森県弘前市
大学 弘前大学
インターン時期 2020年6月22日から9月12日
Q、自己紹介をお願いします
かやさん:弘前大学4年生です。Webコンサルの地元企業で内定をいただいています。趣味はストリートカルチャーで、ストリートダンスサークルに入っていて、ダンスやラップミュージックやグラフィティアート、スケートボードにも興味があります。
Q、シンガライフでインターンをしようと思ったキッカケは?
かやさん:バイト先である「コ・ラーニングスペースHLS弘前」で海外インターンシップのエージェントを紹介され、シンガライフのインターンをオンラインで募集していたので応募しました。自身でも友人らとともに弘前市、黒石市、青森市に配布している地元フリーペーパーを製作しているため、フリーペーパーで学べることが沢山あると思い、興味を持ちました。
また、英語を使った仕事と、営業が経験できると期待したのもありました。コロナがあったことで、オンラインやSNSマーケティングにも興味をもち、今後の仕事に活かせられたらと思いました。
Q、インターンに入ってみて、来る前のイメージと違った点は?
かやさん:インターン生に任される仕事が予想していた以上に多かったことです。他のアルバイトと両立できたらと考えていましたが、中途半端に参加するものではないと途中で気付きました。
社員さんもかなり教育熱心で、丁寧に教えていただきました。ただ、新型コロナウイルスの影響で、シンガポールに行くことができず、日本からオンラインでインターンに参加していましたた。
そのため、モチベーションを維持することが難しく、沢山社員の方には気に掛けていただき申し訳なかったです。
Q、社内やスタッフの雰囲気は?
かやさん:オンラインでのインターン生として採用されましたが、お互いを知るためにインターン生同士、社員さんとも話す時間を設けてもらい、打ち解けやすい雰囲気を作ってくれていました。
週3回、午前にミーティンングの時間をもらい、最初のうちは仕事は忙しくなかったのですが、トピックを決めて話すということをしてくれていました。
Q、具体的な仕事内容と大変だったことは?
かやさん:7月後半からインサイドセールスが始まり、オンラインでの学校説明会、教育特集の営業をしたことです。具体的な仕事内容は、電話で学校にアポイントを取ってZoomで広告営業をします。最初は商談に結びついたところで営業の方に繋いでいましたが、最終的に自分で商談まで担当しました。SNSやTwitterの投稿も担当していた時期もありました。
大変だったことは、学校営業のリストを作る等のデスクワークになかなか価値を見つけることが難しかった点です。事務仕事が苦手だと思い知りました。
また、スピードを意識しながら、何時間で何本電話かけると目標を立てること、商談にうまく繋げられなかった原因をエクセルで管理し追求するという作業も難しかったです。時間管理は、タイマーを横においてリスト作成する方法を教えてもらいました。苦手分野を社会人になる前に自覚できてよかったです。
Q、半年間で具体的にどういう点が成長できたと思いますか?
かやさん:先述した時間を意識して仕事をすることについては、以前よりできるようになったと思います。まずは自分のスピードの遅さを自覚でき、ゲーム感覚でリスト作成や電話をかけるようになりました。
また、学校に商談し結果的にお断りのご連絡をいただいても、私の営業がとても良かったと言ってもらえることがいくつかあり、決められた仕事に加えてプラスアルファで丁寧に仕事することが大事なのだと気付きました。
Q、特に印象に残っていることはありますか?
かやさん:アポ取りをしたある学校にオンライン説明会に参加させてもらったのですが、その時の司会を担当させてもらったことです。
そこは最終的に社員さんが商談し、広告掲載の契約に至ったのですが、その学校担当の方からは私の司会がとてもよかったと言ってもらえました。最初のアポから司会まで担当でき、とても印象的で思い出に残る仕事になりました。
Q、インターンを経て、将来に対する考え方は変わりましたか?
かやさん:仕事をするって簡単なことじゃないなと思いました。数字を見て分析、原因まで追求することの重要性も学べました。原因追求は社員さんと一緒に行い、次につなげる改善点も探りました。オンラインでここまでできると分かったことも新たな発見でした。内定した会社がIT系なので、ここで学んだことは大きかったと思います。
また、オンラインで営業していた中で直接会いに行くことにこだわる学校もありました。中にはズームの使い方がわからないところや、資料も郵送で送って頂いたり等。そういったところには今回の営業活動でオンラインのきっかけ作りに貢献できたかなとは思いましたが、実際まだこういった現場もあるのだと学びにもなりました。
Q、インターン最終日を迎えた自分が、インターン初日の自分にかけてあげたい言葉は?
かやさん:「もっとシンガライフの仕事に集中した方がいいよ。」です。仕事に割ける時間と求められる仕事量が合わず、もう少しインターンに時間を割けるよう集中できる環境を作った方が良かったと思いました。
当初はどのバイトも他の活動も並行していて、一つの道だけになるのが怖かったのですが、もっと集中できていたらアポ取りや商談など目標が達成できたかなと心残りもあります。
Q、シンガライフのインターンに向く人と向かないと思われる人を教えてください。
かやさん:向いていると思うのは前向きな人、責任ある仕事を任されていると思い頑張れる人、それを楽しめる余裕がある人、集中できる環境がある人、成長意欲が強い人、シンガライフを媒体として好きな人。
向かない人は他にやりたいことがある人。できるだけシンガライフに気持ちも時間も避けるといいですが、そうじゃないと、向かないかと思います。あとは、仕事をやらされている、人任せなタイプの人は向かないと思います。
Q、海外インターンを考えている方への本音メッセージを!
かやさん:海外インターンは広く知識、興味、感心を持てるいい機会になります。私は今回現地の人と働いていないですが、オンラインであれその会社で働くということは、その会社、その国の文化に深く入り込むことになります。モチベーション維持は自分なりに工夫する必要が出てきますが、学びは沢山あります。少しでも興味があれば頑張って取り組んで欲しいです。
この記事を書いた人
SingaLife編集部
シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!