子どものやる気スイッチを刺激する教育Youtuberを探せ!

「学校の先生の説明がわからない」「塾の授業に遅れた」そんなとき、頼りになるのが教育Youtuberの存在。今、沢山の教育チャンネルがある中で、「わかりやすい!」と子供に評判の先生たちがいます。

記念すべき第一回は、東大卒・元SAPIX講師の大人気youtuber「オレンジ先生」です!

Youtube開設から1年ちょっとでチャンネル登録数5000人、現在は8000人の小学生が視聴しています。

【オレンジ先生プロフィール】

東京大学経済学部卒業。関東・関西の大手進学塾2社で算数講師を経験。MENSA会員。好きなジュースはオレンジジュース!

オレンジ先生 Youtube URL
https://www.youtube.com/channel/UCVpyWgH-Y-XVCtsTvc3R1mg



最初にオレンジ先生を見た時、みかんのお帽子が可愛い!と思いました(笑)オレンジ先生のネーミングの由来は何ですか?

そもそも教育系のyoutuberになる際に先生という名前をつけたかったんです。由来はシンプルで、オレンジジュースが好きということに集約しています(笑)。

帽子はネットで手作りの帽子を作っている方がいらっしゃったのですが、頭のサイズをお伝えしてオーダーメイドで作ってもらいました。

今配信をされている動画はどのような内容ですか?

毎朝アップする、計算力を積み上げる「毎朝計算」と、生徒さんと直接コミュニケーションがとれる生配信ライブ、バラエティに富んだ算数の動画、あとはチャンネル開設当初から見てくれている小6の子たちが今中1になっているので、その子たちのための数学動画をあげていたり、日曜日にゲーム配信をしたりもしています。

もともとは面白いことが好きなので、ヒカキンさんのようなバラエティをやりたいなと思っていたのですが、自分の持っている武器と世の中のニーズを考えて、最初に挑戦するなら教育系がいいなと思い始めました。

「毎朝計算」や生配信についてのエピソードはありますか?

動画ってカメラに向かってただひたすら孤独にしゃべっていかなくてはならないんです。動画によっては2時間ぐらいずっと話してたりするわけですが、カメラの先に人がいると思っているので基本寂しくはありませんが、たまに孤独を感じることもあります(笑)。

リアルタイムコミュニケーションができる生配信をしていて、生徒さんがメッセージを飛ばしてくれることが嬉しいですね。時代が進んでいる感じがします。だから週に一回は生配信をしたいと思っているんです。

オレンジ先生の動画の再生回数がぐんぐんのびていますね!Youtuberになろうと思われたきっかけは何だったのでしょうか

もともと目立つことが好きな目立ちたがり屋さんだったんです。僕ひとりが話して沢山の人が聞いているという状況を作りたかったのですが、Youtubeは一番やりやすいと思いました。

動画を撮ってアップロードすれば出来るのが良かったですし、自由度が凄く高いですね。ひとりでやることによって思い描いた内容を実現できるのがいいです。ひとりだからこそたとえ損をしても被るのは自分だけなのでいいなと。Youtubeで成功すると、普通のサラリーマンでは成し得ない成功を手にすることができるのも魅力です。

あとはやっぱりコロナですね。巣篭もり需要といいますか。芸能人の方々がYoutubeに参入してきたタイミングを見たときに「ここでやらないとまずい」とは思いました。あと、様々な塾が休講になっていたこともあり、教育系コンテンツを展開した方が良いなと思いました。

大学時代、番組を作って編集して公開するラジオサークルに入っていたので、Youtubeライブもやったりしていました。トーク番組を楽しんで作っていました。しゃべることに関しては下地があったかもしれません。

現在の発信に対する手応えややりがいを感じることなどは?

Youtubeスタジオという発信者専用ページがあるんですけど、そこでは分析結果を見ることが出来るんです。登録者数や、どういう風に増えていったかとか、どの国からアクセスがあったかというような数字がわかります。それはモチベーションのひとつになりますね。

あとは、Youtubeをみてくれている視聴者さんが中学受験がうまくいったときにやりがいを感じますね。

ガジェットも編集も好きなので、ストレスはほとんどないですね。僕の持っている武器を活かせているかなとは思います。あとは、今日のように取材をして頂いていることも大きなやりがいのひとつです。

受験のメリットデメリット(ご自分の話と、生徒さんを育てた両方の観点で…)をおしえてください。

自分の話でいうと、受験をしたことによって東大に行き、今、オレンジ先生という形があるので、今の活動に影響しているのがメリットだと思います。

僕は河合塾で1年間浪人の時代を過ごしましたのですが、実はこれが青春で、ひとつのことに打ち込んで没頭したことで喜怒哀楽がありました。ただ、浪人であるというプレッシャーを感じたり、自分の存在意義を考えてしまったり、現役合格した友達が楽しそうにしていると気になってしまったりして。

あとは壁を乗り越える力といいますか、努力をして目標を達成する経験が重要だと思いました。その後も壁が出てきたときにあきらめかけても、「頑張って東大行けたじゃん。ギリギリまで頑張れたじゃん」と思えることができるのがプラスになっています。

生徒さんを教えるときに思うことは?

「勉強して良かった」という気持ちは少したってからしかわからないと思うので、僕にもし影響力があるのなら「今勉強したらいいことあるよ」というメッセージを色々な角度から伝えられたらと思います。

結局学歴は重要だと思います。僕自身はYouTuberなので東大だからこそ、という感じではないですが、友人たちを見ているとgoogleだったり官僚だったり医者だったりと。

オレンジ先生は、中学受験生の視聴者の間で、算数の教え方が上手だと評判です。学校は東大を卒業されていますね。やはり合格するためのメソッドをご自分で考えられていたのでしょうか。大学受験生時代のエピソードをおしえてください。

僕が行っていた学校が関西の進学校だったのもあって、皆大学受験を頑張る環境でした。学生の3分の1は京都大学を目指すような学校で。

でも、高2まで大学受験のことを全然考えていませんでした。僕は中高一貫だったので、中学3年間は受験から解放されていました。その雰囲気が高校2年生まで続いたので「実際どうしよう」という感じだったんです。

周りはもちろん着々と準備を進めていたので、僕は文系だったのですが、みんなと一緒じゃ嫌だな、環境は変えたいなという意識がありました。せっかく大学受験するなら日本で一番と言われる東大を目指そうと思ったのがきっかけです。

東大の壁は厚かったですか?

僕はほぼ1年しか勉強していないのですが、受験勉強が最も長い人は中一から勉強しているので、そういう人に比べれば5年間も遅れています。1年間でそれをやったのは結構頑張ったとは思います。

塾には朝8時半に行って、1時間目の授業が始まるまで自習室で勉強して、午後3時まで授業。そのあと閉館する9時10時ぐらいまで12時間ぐらい勉強するのをほぼ毎日続けていました。

1年で合格してしまうのは凄いですね!子供の頃は神童と呼ばれるようなお子さんでしたか?

いいえ(笑)。僕は公文もそろばんもやっていなかったのですが、塾は小学校1年生から行っていました。物心ついたときから塾にはいっていたので、スタートは早かったと思います。

そのおかげでちょっと先取りをしているので、学校の中ではちょっと得意になっていたというか、勝てる試合が出来るようになっていたので勉強が続けられていたのかもしれません。でも、開成は不合格だったんですよ(笑)。

そうなのですね。では、大学時代の専攻は?

経済学部で学科は金融学科でした。選んだ理由としてはそもそも経済学に興味があり、その中で金融学科が一番数学系の単位が多かったんです。僕は数学の問題を解くのが得意だったので選びました。

その後、4年生の春ぐらいからYoutubeのチャンネルを開いたんです。そこから1年ぐらい経っていますが、卒業してからは毎日投稿するようになりました。

収録は、午前中に始めてお昼ぐらいに終わるようにしています。準備を減らすためにも自分のデスクに常にカメラを置いています。撮影は30秒ぐらいの準備ですぐに開始できるようにしています。僕の動画ではスライドを使ったりしますが、それには1時間ぐらいかけて準備しますね。

テーマを決めるときは、Twitterを見て受験されるお子さんの親御さんがどういったことに関心があるのか見るようにはしています。そこでニーズを見たりもしていますね。最近はアンケートをとって、一番多い意見を参考にさせてもらったりもしています。

ニーズを意識されているのですね!

メッセージはしっかり拝見しています。「もう一度改めて息子娘と見ます」というようなメッセージを頂くと嬉しいですね。

もしオレンジ先生じゃなかったら?

僕はF1が好きで、小さな頃はF1ドライバーになりたかったです。シンガポールグランプリも見たいですね。あと、アナウンサーの勉強をしてアナウンサーになろうとしていた時期がありました。学歴がポイントになるところもあって。ラジオパーソナリティもしていたので、しゃべる仕事は好きだなと思います。

将来の目標はありますか?

Youtubeの登録者数10万人を目標にしたいです。これが大きな目標のひとつですね。あとは、少子化が進む日本で自分が発信することによって、「オレンジ先生の動画をみるとわかりやすい」と感じてもらって、頭の良い生徒さんが増えてくれたら嬉しいですね。あとは、英語で海外発信もしてみたいです。

受験生の方々へのメッセージをお願いします

勉強はしんどいものだし、面白くない勉強も多くあると思うのですが、それをやる意味は未来の自分に向けての投資でありメッセージだと思います。今勉強すれば、10年後20年後嬉しいメリットがあるよということをちゃんと意識すれば、しんどいことでも少しはやる気が出ると思うんです。

スタート地点での目標や情熱は、結構忘れてしまうものなんです。何のためにしているのか意識して欲しいですね。例えば、本が苦手な人がいたとして、しおりに本を読むことの目的を書いておくような。

最後に受験生の皆さんに役に立つ本をご紹介頂きます!

「僕の好きな参考書」
瀬川聡先生の「大学入学共通テスト 地理Bの点数が面白いほどとれる本」です!

この本は、僕が大学受験生のとき、お世話になった瀬川先生という地理のレジェンドによるセンター対策の参考書です。僕は、文系で、地理選択でしたので、点を取るために読み込み、結果センター地理では満点近く得点できました!

もともと僕は地理はそんなに好きな教科ではありませんでしたが、瀬川先生の授業や参考書で地理を好きになることができました。地理とは地球の雑学を詰め込んだような学問です。地理で得点する必要のない人でも、楽しめる参考書かもしれません!

貴重なお話をどうもありがとうございます。オレンジ先生の配信は、とにかく生徒の悩みに寄り添ってわかりやすく、直接先生とコンタクトもとることができるのが嬉しいですね。ぜひ、皆さんもアクセスしてみてくださいね!






この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポールライフをもっと楽しく豊かに、をコンセプトに、在留邦人や短期滞在者、またシンガポールに興味がある方に、実用的で生活に役立つ情報を提供しています。