シンガポール警察の新発信システム『ポリス・ビーコン』が試験運用開始
※写真はイメージです
シンガポール警察は、国内の公園を結ぶ遊歩道・自転車道「パークコネクター」において、公園利用者が速やかに警察のサポートを受けられる新システム『ポリス・ビーコン』の試験運用を進めています。
このシステムの導入により、警察の存在感強化と警察介入の迅速化を目指しているとのこと。
ポリス・ビーコンは、有線テレビカメラと警察通信指令センターに繋がる通信ボタンを主要機能とする発信機で、指令センターの職員はこのシステムを通して、公園の監視や利用客と会話がすることができます。
さらに、サイレン、点滅灯や投光照明などの警報装置や自動体外式除細動器(AED)も搭載されています。また、ポリス・ビーコンから送信される通報やライブ動画は指令センター外のワークステーション(高性能コンピューター)でも監視が可能とのこと。
島内北東部の河川公園、プンゴル・ウォーター・パークで12月11日から稼働中のポリス・ビーコン試作機1台目に続いて、2台目が12月末より同地区のセンカン・リバーサイド・パークに導入される予定です。
この導入を決定した内務大臣デスモンド・タン氏は、「ポリス・ビーコンはサイレンや点滅灯などの警報システムを通じて「事件の即時解決」に期待したい」と話しています。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
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