ダウンタウン線の新駅・ヒューム駅、2025年に開業予定
シンガポールの陸上交通庁(LTA)は、MRTダウンタウン線の新しい駅となるヒューム駅の、インフラ構築を、JSM建設グループが担うよう契約を交わしました。
ヒューム駅は、ヒルビュー駅(DT3)とビューティー・ワールド駅(DT5)の間に建設中です。LTAのウェブサイトには、完成予定のヒューム駅の写真が掲載されています。
駅の基本構造は既に完成済みで、今後は、駅の入り口や通気孔などの建設、および内装空間の工事が行われます。
LTAは、JSM建設グループにおよそ3,430万シンガポールドルで、建設工事に取り組むように命じました。
「列車が運行を続けている区間にヒューム駅は建設されるため、作業の大部分は列車の運行を停止したとき、あるいはオペレーターがメンテナンス作業を行っていないときのみ実行される」とLTAは述べています。
開業前には、鉄道網の設置と点検、および電気・機械設備の据え付けを実施する予定です。すべての建設工事が完了した後、LTAによって駅の点検が実施されます。
ヒューム駅は、2025年に開業予定です。新駅は、約2万人以上の地域住民にサービスを提供するだけでなく、レールコリドーと旧フォード工場へのより便利なアクセスも提供します。
2015年に営業を開始したMRTダウンタウン線の第2期には、ヒューム駅を開業するのに十分な乗客がおらず、ヒューム駅は開設されませんでした。しかし、レールコリドーと旧ブキティマ消防署の再開発に伴い、LTAは駅を2025年に開業すると発表しました。
新駅の開設により、地域の発展と乗客数の増加が期待できますね。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
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