「女性の健康」お悩み解決!特集|Healthway(総合診療医 吉国医師)

『女性の健康』のお悩みに寄り添ったサポートをしている企業・クリニックを紹介する本企画。今回は、サマセットにあるメディカルヘルスウェイ総合診療医の吉国医師にお話を伺いました。

Q 女性からの悩み∙相談件数の多いトップ3を教えて下さい。

吉国医師: 当クリニックの総合診療科においては、PMS(月経前症候群)頭痛、そして今年はコロナウィルス感染症パンデミック状況下で受けている精神的∙身体的影響についての相談が挙げられます。

Q まずPMS(月経前緊張症)について教えて下さい。

吉国医師:月経前に「なんとなく体が重い」「気分が不安定になる」といったPMS(月経前緊張症)の症状は女性なら多くの人が経験していると思います。症状をよく聞いたうえで、食事・生活全般、サプリメント等のアドバイス、必要時には治療薬の処方を行っています。

食事は、複合炭水化物(米、パン、パスタ、イモ類)、繊維やたんぱく質を適切に摂取し、砂糖や脂肪分は取り過ぎないこと。1日3回のしっかりした食事よりも、軽めの食事を5,6回に分けて取る方がよいという研究報告もあります。月経の始まる前数日間は、塩分摂取を控えることでむくみを和らげることができます。アルコールの過剰摂取は気分の落ち込みを強くすることがあるので、月経前の数日間の飲酒は控えめにしましょう。

生活全般では、適度の運動、睡眠のリズムを乱さないようすることが大切です。睡眠不足にも注意しましょう。運動では、有酸素運動がPMSの症状を緩和するという報告があります。30分程度のウォーキングを週4ー6回行うことをお勧めします。

市販薬の中では、PMSの下腹部痛や生理痛に対しては、Paracetamol(パラセタモール)やIbupforen(イブプロフェン)をお勧めしています。その他、具体的な商品名では、Panadol Menstrualは、生理痛に特化した製品で、鎮痛作用のパラセタモールと、利尿薬のパマブロムが配合されており、軽度・中等度のPMSに対しては症状改善が期待できます。

治療薬(処方薬)は、経口避妊薬、利尿薬、抗うつ薬、漢方薬などがあります。どの薬が適切かは、薬の効果と副作用を考えながら選ぶ必要があるため、医師との相談が必要です。

Q 頭痛に関しては?

吉国医師:日光や高温多湿の気候、肩こりや寝不足から、頭痛に悩まされる方が多いようです。頭痛の性状から片頭痛か?筋肉のコリから来る頭痛か?鑑別したり、血圧や診察から脳の疾患の可能性を除外したり、健康診断の結果を確認したりしながら、適切な診断治療を行います。よく頭痛のある方は市販薬のParacetamol、Ibupurofenを常備されるとよいでしょう。中医学的には、頭部には経穴(ツボ)がたくさんあります。市販のメンソール入りオイルを用いてやさしくマッサージを行うのも効果的です。

Q コロナ禍で受ける精神的・身体的影響については?

吉国医師:コロナウイルス感染症パンデミックの状況下で色々な制約があり、それに伴い精神的・身体的に影響を受けている方が多く、不確実性から来るネガティブな感情・身体症状(不安感、落ち着かなさ、気分の落ち込み、興味の低下、不眠、食欲の変化)、健康を損なう喫煙や飲酒などの行動の増加がみられます
主婦の方は、家事業の負担が多くなり、育児環境の変化でのストレスが増加、単身者においては社会的に孤立する傾向にあります。外国人として暮らしている私たちは、非常時に特に影響を受けやすい弱者といえます。

大人数での集まりが難しい状況ですが、友人・家族とのコミニケーションの機会を大切にしましょう。テレビ電話やSNSで適宜つながる時間を持ち、散歩や読書など、気分転換も積極的に行ってください。そして、メンタル不調を感じた時は、どうぞ気軽にご相談に来てください。

Q 不妊治療に関する相談・対応方法は?

吉国医師:初めての妊娠を望んでいる方からの相談が多いです。まずはかかりつけ医として、妊娠希望の女性には、風疹予防接種の履歴確認、禁煙、アルコールの飲みすぎを避けるなどの生活アドバイス、葉酸サプリメントの摂取などの助言を行います。

避妊なしで1年以上妊娠が認められない場合は不妊症の可能性があり精液分析や排卵の評価を行うことが勧められており、これらの検査は専門医で行います。検査への不安などから専門医に行くのを躊躇する方が多いですが、時期を逃さず早めのタイミングで専門医への受診をお勧めしています。

専門医はヘルスウェイの専門医(クレメンティ)や他の日系クリニックなど、居住エリアなどを配慮したうえでご紹介いたします。かかりつけ医として、まずは窓口となり、不妊治療を考慮するにあたっての不安や経済的な面なども含め、ご相談にのりますのでお気軽に来院ください。

Q 20代・30代・40代・50代以降で気をつけたい婦人科系疾患は?

吉国医師:子宮頸がんは、20代30代に発症する確率が高いので、子宮頸がん検診は20歳以降は2-3年毎に受診することをお勧めします。当院では、内診台のベッドではなく通常の診察台で行うことができますので、受診の際に気軽にお声をかけてください。乳がん検診は40歳以上の方で2年毎のマンモグラフィ検査をお勧めします。40歳未満でも、ご希望があれば超音波検査も実施します。

更年期症状に関しては、適切な診断を行った後、ご本人が女性ホルモン補填療法を希望される場合は、ご相談に応じて専門医にご紹介させていただきます。

Q 産婦人科以外での女性の受診理由は?

吉国医師:湿疹など皮膚科系の症状があります。その他、子育て相談も多くあります。海外生活での環境の変化で身体的、精神的ストレスの増加に加え、頼れる人や相談相手が少ない、又は、いない方も多くいらっしゃいます。

子を育てる親自身に心の余裕があり、生活を充実させることで、子どもも安心し、心を開いてくれ良い関係が構築できることに繋がるので、小さなお子様をお持ちのお母様方には、状況が許せば、早めに幼稚園に預けて母親自身の負担を軽減させることをお勧めします。頼る人がいない場合は、有効的にベビーシッターやヘルパーサービスを週に一度でもよいので活用することを含めアドバイスをしています。

また、子どもの教育系の相談では、子どもの特製を考慮しながら、幼稚園、小学校の選び方(インター校・ローカル校か?)や、反抗期の子どもへの対応の仕方などの話をすることもあります。子どもをサポートする部分はどういったところなのかなど、話を聞きながら自身の経験も含めアドバイスを行っています

Q 日系クリニックとしての強みをお答えください。

吉国医師:ヘルスウェイはMRTサマセット駅やCentrepointタクシースタンドからアクセスがよく、待ち時間が短くすべて日本語で、どんなご相談でも気軽にかかりつけ医として、また健康診断や予防接種の機会で受診してもらえるようなクリニックを目指しています。専門医への受診の場合も日本語サービスでサポート可能ですので、お気軽にご利用ください。

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医師(総合診療)
広島大学医学部卒

Graduate Diploma in Mental Health (National University Singapore) 修了
Graduate Diploma in Acupuncture (シンガポール中医学院) 修了
College of Family Physicians Singapore 会員
Physcological First Aid ファシリテーター、認知症キャラバンメイト、Interpersonal Psychotherapy (Lavel A)
専門を持たず何でも幅広く相談に応じる総合診療医です。
産科婦人科の研修経験があり、ヘルスウェイでは乳がん・子宮頸がん検査も担当しています。[/su_note]


Healthway Medical
住所:176 Orchard Road, #06-05, The Centrepoint, S238843
診察科目:総合診療(内科、小児科、皮膚科、耳鼻科、眼科、婦人科)健康診断、乳幼児健診、母子サポート、歯科診療
受付時間:月~金:9:00~12:30, 14:00 17:30 土: 9:00~12:30
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メールアドレス:japanese@healthwaymedical.com
ホームページ:https://japanese.healthwaymedical.com/


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポールライフをもっと楽しく豊かに、をコンセプトに、在留邦人や短期滞在者、またシンガポールに興味がある方に、実用的で生活に役立つ情報を提供しています。