シンガポールの労働者「休み不足」を感じている割合が世界最高。エクスペディア調べ

「休み不足」を感じる人の割合が最も高いシンガポール

旅行サイト大手のエクスペディアが発表した、有給休暇に関する2020年の国際比較調査によると、シンガポールは「休み不足」と感じている人の割合が71%と、調査対象国・地域の中で最も高い水準を記録しました。

同調査は、世界16カ国・地域の合計9,200人を対象に実施。調査対象国・地域のうち、10カ国・地域で「休み不足」と感じている人の割合が増加しました。

シンガポール人300人のうち、「休み不足」と感じていると答えた人の割合は71%。新型コロナウイルスの感染拡大前の2019年(67%)から、ほぼ横ばいとなっています。

今回の調査対象者の中でも、18歳から34歳までの若年成人(AYA)世代85%が、最も「休み不足」を感じているグループであることが特定されています。

平均有給取得日数が減少

2020年のシンガポール人の平均有給取得日数は10日間と、2019年と比べ5日減ったことが明らかとなっています。

さらに、1年間海外旅行に行く道が閉ざされたことで、有給休暇の取得を希望するシンガポール人が増加したことがわかっています。回答者の90%が、有給休暇の取得をこれまで以上に重視しているとのこと。

旅行への強い欲求の高まりは、旅行消費額を増加させることが予想されます。回答者の60%以上が、これまでよりも多くの金額を旅行に費やすつもりであると答えています。

シンガポールでは、平均有給取得日数の減少や海外旅行の機会減少に伴って、休みを欲している人が増加している様子がうかがえますね。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

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