Instagramに「女性の挑発的な服装は性犯罪を誘発」と投稿。批判受けシンガポールの牧師が謝罪

性差別的発言をインスタグラムに投稿したとして、シンガポール南部のパシルパンジャン・ヒルにある教会のチャウ牧師が批判を受け、チャウ牧師は2月23日、キリスト教オンラインメディア「Thir.st」のインスタグラムのコメント欄で謝罪しました。

チャウ牧師は21日、世界的なキリスト教弁証家として知られていた故ラビ・ザカリアス氏が生前、女性と不適切な関係を持っていたと指摘されたことを受け、キリスト教オンラインメディア「Thir.st」のインスタグラムアカウントに自身の文章を掲載。

女性は挑発的な衣類の着用を控える必要がある。身体にぴったりする服を着たり水着の写真を投稿したりするのは罪ではないが、男性のために控えたほうがいい」と投稿していました。

性犯罪被害にあう女性側に非があるとするこの投稿に対してインスタグラムのユーザーは批判

「なぜ女性だけに指摘するのか」「女性の服装に非があるのではなく、性的な目で見る人に非があるのでは」などのコメントが寄せられています。

 

 
 
 
 
 
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チャウ牧師は、自身の発言で傷つけた性犯罪の被害者などに、謝罪。

「性犯罪の被害に遭う女性を非難したつもりではなく、被害者の服装はいかなる性犯罪においても無関係だと認識している。ただ私は、できるだけ控えめな服の着用を検討してほしいと伝えたかった。キリスト教のコミュニティに属する皆に対し、性的誘惑を避けるための行動を促すのが目的だった」と説明しました。

チャウ牧師は発言について謝罪したものの、依然として女性が露出を控えた服を着用するよう促しています。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

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