シンガポールらしさを十二分に満喫できる<マリーナエリア>

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これまでに、クレメンティタングリンタンジョンパガーを紹介してきましたが、第4弾の今回はマリーナエリアです。

マリーナベイサンズにマーライオン、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイや一面に広がるオフィスビル群…いわゆる「シンガポール」らしさを満喫することができるのが観光地としても有名なマリーナエリアです。CBD(Central Business District)とも呼ばれ、ビジネスの中心地でもあるこのエリア。でも住むには都会すぎるし、物価も高くて生活しづらいんじゃないの…?そういう印象をお持ちの方も多いかもしれません。

しかし、マリーナエリアでも物価を抑えて、子どもを緑の中で遊ばせながら生活することもできるんです!そんなマリーナエリアの実際のトコロについて、2020年夏に来星し小学生を子育て中の在住ライターがご紹介します。

オフィス

MBFC(Marina Bay Financial Center)、Asia Square、Marina Oneなど、CBDの名の通り、たくさんのオフィスビルが集中するマリーナエリア。平日の朝夕やお昼休みの時間帯には多くのオフィスワーカーたちが行き交っています。

オフィスがマリーナエリアにある方々にとっては、ここに住めば徒歩通勤も可能。職住近接が実現できます。私たちも、夫の会社がこのエリアにあることがマリーナエリアに住む一つの理由です。

また筆者が個人的にメリットと感じるのは、オフィスビルにあるフードコートが利用できること!フードコートは従業員でなくても利用できるため、平日のランチでフードコートを利用すれば1食5〜7ドルほどで済ますことができ、物価が高いとされるマリーナエリアでも食費を節約できます。フードコートは屋内なので、ホーカーより涼しい点もうれしいポイントです。

一方、新型コロナウイルスの影響で在宅勤務となった会社も多く、経営難でつぶれてしまったストールやオフィスビル内のカフェやレストランも数多くあるのはとても残念です…

コンドミニアム

マリーナエリアのコンドミニアムの一例は下記の通りです。

Marina Bay Residences, Marina Bay Suites, Marina One Residences, The Sail, V on Shenton, One Shenton, The Clift

Marina Bay ResidencesやThe Sailはマリーナベイを一望できる眺めのすばらしいコンドミニアムで、日本人にも人気です。Marina One Residencesは2018年築と新しく、緑と融合した近代的なデザインで、週末にはここで結婚式を挙げているカップルも見かけます。

マリーナエリアのコンドミニアムは赤のNorth South LineのMarina Bay駅や、青のDowntown LineのDowntown駅が最寄り駅になるものが多く、景色の良さだけでなく利便性にも優れています

日系のスーパーや病院、習い事教室が多いオーチャードエリアはNorth South Lineで15分ほど、ショッピングエリアやおしゃれなカフェやバーが集まるブギスエリアはDowntown Lineで10分ほどでアクセスできるため、他エリアへも行きやすいこともメリットだと感じます。

マリーナエリア在住者の国籍としては、あくまで筆者の肌感ではありますが欧米人のほか、日本人を含むアジア人など国籍の偏りなくいろいろな国の人がバランスよく住んでいる印象です。金曜日になると、パーティーをしている西洋人の方を見かけることも多く、住んでるだけでフライデーナイト感を味わえます。

商業施設

マリーナベイサンズ

マリーナベイサンズの中にあるショッピングモールです。高級ブランド店が店舗の多数を占めるため日常使いができるモールではありませんが、ブラブラするだけで気分が上がります

筆者はTWGなどで手土産を購入したり、地下にあるフードコートや日本人にもおなじみの博多ラーメン・一風堂を食べたりする場合に訪れています。同じ一風堂でも、マリーナベイサンズで食べるとなんとなくセレブな気持ちになれるのはきっと私だけではないはず(実際、シンガポールの一風堂は日本に比べて高いですよね…)

ミレニアウォーク

青のDowntown Lineもしくは黄色のCircle LineのPromenade駅すぐにあるミレニアウォークという商業施設。ここに2020年11月、明治屋が新しくでき、非常に便利になりました。筆者が大好きな「五穀七福」という日系パン屋さんもできたため、いつも朝ごはん用のパンをここで調達しています。

その他、Harvey Normanというハイセンスな家具屋やThe Coffee Academicsといったカフェなどが入っており、モール全体が洗練されている印象です。

チャイナタウンポイント

Downtown駅から2駅のChinatown駅直結の「チャイナタウンポイント」にはダイソーやユニクロ、IROHAマートなど日本人御用達の店舗がコンパクトにまとまっています。バクテーが有名なソンファや、タピオカミルクティーや台湾風スイーツが人気な九鮮のほか、マクドナルド、スターバックスなどおなじみの飲食店もたくさん。フェアプライスも入っているため、日常的な買い物場所として私自身もよく訪れます。

その他、Marina Bay Suites/Marina Bay ResidencesやMarina One Residencesの地下にはそれぞれJasonsやCold Strageといったスーパーが入っているため(モールに入っている店舗よりは小規模)、牛乳や卵、トイレットペッパーなど急を要するものを買い忘れても安心です。

筆者個人としては、マリーナエリア内にDon Don Donkiができることを待ち望んでいます。(一番近いDon Don Donkiはタンジョンパガーの100AM店で、徒歩20〜30分ほど)…と書いていたら、なんとこの記事の編集中にサンテックシティーにDon Don Donkiが新しくできることが発表されました!きっとマリーナ民の願いが届いたでしょう…。まだ開店時期は明らかになっていませんが、とても楽しみです。

ホーカー・ウェットマーケット

ラオパサ

オフィス街の中心にあり、観光客にも有名なホーカーセンター・ラオパサ。Downtown駅もしくはRaffles Place駅から徒歩5〜10分ほどの場所にあります。

新型コロナウイルスの影響で観光客のみならずオフィス勤務者も減ったため、一時期はかなり閑散としていましたが、2021年に入ってからは改装されたこともあり、賑わいを取り戻しています。

改装後はホーカーセンターとは思えないほどのキレイな施設となり、ピザやジェラートといった子ども受けのするメニューも豊富なため、ホーカーが苦手な娘もここであれば許せるようです。一方、価格設定は他のホーカーと比べると数ドル高めです。

ラオパサから通りを2本ほど渡ったところにもMarket Street Interimというホーカーセンターがあり、平日の昼間はオフィス勤務者で賑わっています。ただ、夜になるとほとんどの店が閉まってしまうため、昼のホーカーが暑くて苦手な筆者はこのホーカーにはまだ訪れたことはありません。

チャイナタウン

Chinatown駅周辺にはPeoples Park Food Centre、Hong Lim Food Centre、Chinatown Complexといったいくつかのホーカーセンターがあります。ラオパサやMarket Streetのホーカーセンターは土日は営業していないお店も多いため、週末にホーカーに行く場合は、チャイナタウンまで出向くことも多いです。

ちなみに筆者と筆者の夫のお気に入りは、Peoples Park Food Centreにある日日紅というストールの「麻辣香鍋」です。私たちは辛いものが大好きなので、一度大辣に挑戦しましたが辛くて食べきれませんでした…辛いもの好きな方でも、中辣までにすることをオススメします。

Chinatown Complexの地下にはウェットマーケットもありますが、筆者自身はウェットマーケットはチョンバルに行くことが多いためまだ利用したことはありません(マリーナエリアからチョンバルマーケットはバスで20分ほど)

レストラン

マリーナエリアにはホテルが多く、それに伴ってホテル内のレストランやバーもたくさんあります。どこも眺めや雰囲気が素晴らしく、記念日の食事などには最適です。筆者もクリスマスや誕生日に、上記写真にあるマリーナベイサンズ屋上のバー「CE LA VI」や、フラートンベイホテルにある「LANTERN」を利用し、シンガポールの夜景を堪能しました。

その一方、日常使いができる価格設定のレストランは他エリアより少なめです。オフィスビルの下には、サブウェイやモスバーガー、カヤトーストといった手頃な価格の飲食店もいくつか入っていますが、基本的に土日は営業していません。住み始めた当初はそれを知らず、食事難民になりかけたことがあったので注意してください…!それ以来、休日に外食したい場合は出かけ先で食べて帰るか、デリバリーを利用しています。

日常使いのできるレストランは、<商業施設>の項目でご紹介したミレニアウォークや、チャイナタウンポイントに入っているほか、下記のサンテックシティー(Promenade駅)の中にはスシローやすき家、Shake Shackといった日本人にも馴染みのあるレストランが入っています。また、サンテックシティーには映画館もあります。(先述の通り、Don Don Donkiも開業予定です!)

公園・エクササイズ

オフィス街・観光地のイメージが強く、子どもが遊べる場所や緑豊かな環境とは縁遠く感じられるマリーナエリアですが、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのChildren’s Parkをはじめ、エリア内の至る所に空き地が多く、週末や平日の夕方には子共たちや学生が自転車に乗っている姿や、野球などのスポーツを行っている風景をよく見かけます。

マリーナベイ周りをランニングしたり、マリーナベイゴルフコースでゴルフをしたりなど、大人にとってのエクササイズ環境も整っています。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ内のChildren’s Park

観光地としても有名な植物園、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの中にあるChildren’s Park。子供が喜ぶ水遊び場やアスレチック遊具があり、無料で利用することができます。筆者は子どもが休みの日に二人で行きましたが、水圧の強さなど設備が意外と本格的で、びしょ濡れになって遊んでいました。私は入らずに見ているだけでしたが、この写真のとおり絶景の中に水遊び場があるため、大人にとっても良いリフレッシュになりました。

空き地

上記はMarina Bay駅すぐの空き地ですが、週末は野球をしたりフリスビーをしたりするグループをよく見かけます。このような空き地がマリーナエリア内にいくつかあり、子どものみならずランニングをしている大人や犬の散歩をしている人もたくさんいます。筆者のマリーナエリアのイメージは、ひしめき合うようにオフィスやコンドミニアムが建っているといったものだったので、こうした空き地が多くあることは意外でした!

また筆者はまだ訪れたことがないのですが、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのさらに海寄りにあるマリーナバラージでは、マリーナベイサンズやシンガポールフライヤーを見渡せる絶景の中、凧揚げをしている人が多くいるそうです。

学校・病院

マリーナエリアに学校はありませんが(プレスクールはRaffles Place駅周辺にいくつかあるようです)、インターナショナルスクールや日本人学校のバス*が止まるコンドはエリア内に複数あります。私の娘が通うインターナショナルスクールも、住んでいるコンドにスクールバスが止まるため送り迎えはコンド内の車寄せに行けばいいだけで、かなり楽です。*最新の日本人学校のスクールバスルートはご確認下さい。

日系の病院や日系の習い事・塾などは筆者調べの限り、マリーナエリアでは見つけられておらず、筆者家族は通院や子どもの習い事のために週1〜2でオーチャードエリアまで出向いています。しかし、Marina Bay駅からNorth South LineでOrchard駅まで一本(15分弱)で行けるため、それほど不便には感じていません。さらにMarina Bay駅は始発駅の隣なので、高確率で座れるため楽チンです。

マリーナエリアまとめ

マリーナエリアの住みやすさについて、良い点・イマイチな点をまとめると下記のとおりです。

良い点
・シンガポールらしさを満喫できる
・オフィスがエリア内にあれば徒歩通勤も可能
・MRT駅がエリア内に複数ある
・週末は人が少なく、歩きやすい/電車が空いている
・日本人が多すぎず少なすぎず、バランスが良い
・空き地が多く、子供が遊びやすい
イマイチな点
・日系スーパーや病院、塾などがない
・日本人コミュニティー圏内に住みたい方にはやや不向き
・土日の食事や買い物は他エリアに出向く必要がある
・飲食店の物価が観光地プライス

筆者家族は移住ではなく、駐在でシンガポールに在住しているため、期間限定のシンガポール生活を楽しみつくそうとシンガポールらしさ満載のマリーナエリアに住むことに決めました。オフィス街や観光地といったアーバンなイメージだけが先行していたものの、上述の通り空き地や緑も多く、日系にこだわらなければスーパーもいくつかあるため、子育てもしやすい環境です。

シンガポールへお引越しの際は、ぜひシンガポールを十二分に満喫できるマリーナエリアもぜひ候補の一つとしてご検討ください。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部