17日午後の豪雨、シンガポール各所で増水や越水発生 折れた枝が車に直撃も

4月17日の午後、シンガポールでは大雨があり、国内のいたるところで増水や洪水が起きました。シンガポールの西部、中部エリアでは、舗装された道路が浸水した所もありました。直接、またはSNSなどで増水した水路などを目にした人もいるでしょう。

ブキ・ティマ自然保護区の南側あたりのエリアでは、水路と排水路の水位が上昇し越水が発生。MRTチョン・バル駅の西側を通るローワー・デルタ・ロードでは、風雨で折れた木の枝が車に落下し、車のフロントガラスを破壊しました。SNS上では、クイーンズタウンやブキ・ティマなどの洪水の動画や画像が相次いで投稿されました。

17日の午後4時45分ごろには、シンガポール国営水道局(PUB)は、洪水の被害があった地域も車の通行自体は可能であるとFacebookに投稿。また、ドライバーや歩行者を助けるため、洪水の影響を受ける地域には緊急対応のチームを派遣したことも明らかにしました。

水道局は17日の正午ごろから、国内20か所超で洪水が発生するリスクがあると注意喚起を続けており、実際に長時間にわたる大雨で、満水に近い水位となった水路もありました。

水道局によると、シンガポールの西部エリアでは午後0時25分から午後3時25分の間に、計161.4ミリの雨が降り、これはシンガポールの4月の平均降水量の91%に相当します。1日当たりの降水量としては、1981年の観測開始以来、滅多にない記録的豪雨でした。

4月16日の段階で、日本の気象庁にあたる「メテオロジカル・サービス・シンガポール(MSS)」は、4月の後半もさらなる降雨や雷雨、突風があると発表しています。嵐は、夜明け前から朝にかけての時間帯にあるとみられます。月の下旬には風は多少和らぎますが、それでも午後の時間帯に落雷を伴う雨が予想されています。

全体的な予想として、4月の降水量はシンガポール全土で例年の平均を上回るとされています。

4月前半は、最高気温は34度を超える日が12日あり、太陽の熱で地表が熱される地域を中心に、午後になり雷雨となりました。最高気温は4月2日のアン・モ・キオで記録された36.3度でした。

もともと突然のスコールなどが発生していたシンガポールで、今年は年始から近年まれにみる豪雨となっています。各機関の予報などを参考に、外出の際は注意しましょう。

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SingaLife編集部

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