集まれる人数を5人までに。ジムを閉鎖へ。シンガポール政府が行動規制を強化。コロナの感染拡大を受け

シンガポール政府は5月4日、国内で新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受けて、シンガポール居住者の行動規制を強化すると発表しました。行動を一緒にできる人数を5人までにするとともに、屋内にあるフィットネスジムを閉鎖するように要請しました。この措置は5月8日から適用され、5月30日までの予定です。

これまではレストランなどで飲食できる人数は8人でした。

企業にはオフィスへの出勤者の割合を、これまでの75%から50%を上限とし、できる限りの在宅勤務を求めるということです。映画館では、1スクリーンの定員が750人から250人になります。また、出席者が50人以上になる結婚披露宴では、出席者のゾーニング(区分け)を厳格に行い、出席者は参加する前にPCR検査を受けなければなりません。

シンガポール国内の新型コロナウイルスの感染状況は、4月27日に中南部のノビナエリアにある「Tan Tock Seng Hospital(TTSH)」で新型コロナウイルスの陽性者が出たことをきっかけに感染が拡大。政府はTTSHをクラスターと認定し、入院患者を別の病院に移送したり、周辺道路を封鎖したりして押さえ込みを図っています。

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SingaLife編集部

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