シンガポールで学生が新型コロナウイルスに感染、通学先の学生・スタッフ100人以上に隔離措置

シンガポール教育省(MOE)は5月8日、イーストコーストパーク近くにあるビクトリア・ジュニア・カレッジ(Victoria Junior College=VJC)に通う18歳の学生1名について、新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたことを発表しました。この学生の感染は、過去の症例との関連はないとのことです。

シンガポール保健省(MOM)によると、学生が最後に学校を訪れたのは5月5日。その日の放課後にインフルエンザのような症状がみられ、5月6日に発熱し、同日中に学生は一般の医療クリニックを訪れて新型コロナウイルスの検査を受け、翌7日に陽性の検査結果が判明しました。

検査結果を受け、この学生と密接に接触していた学生95名とスタッフ8名に隔離命令が出されました。

現時点で学生の症例は他の症例との関連が確認されておらず、昨今市中感染の症例が増加している状況を踏まえ、MOEは十分な警戒が必要と判断。学校の他の生徒やスタッフ、業者、訪問者に対して、MOMが実施する綿棒を用いた新型コロナウイルス検査を受けることを求めています。対象者のうち約2,200人が5月10日までに検査を受ける予定です。

MOEは、「綿棒による新型コロナウイルス検査の完了と結果の確定には時間がかかるため、VJCでは5月10日から5月14日までの期間、完全に家庭から学習を行う」と述べています。その間に学校の敷地内は徹底的に清掃、消毒が行われます。

MOEは、今後も状況を注視するとともに、学校や保護者と協力して従業員と生徒の健康を確保していくとしています。加えて、すべての生徒と職員に対し、引き続き個人の衛生管理を徹底し、安全管理措置を遵守するよう求めています。安全管理措置には、マスクの着用、頻繁な手洗い、備品やテーブルの拭き取り、病気の場合は医師の診察を受けて完全に回復してから学校に復帰することなどが含まれます。

市中感染事例が増えている中で、いま一度感染予防徹底の重要性が増しています。

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SingaLife編集部