シンガポール東部の公営住宅エリアにスマート・レターボックスを試験設置、国内2カ所め

シンガポール東部プンゴル・スマン・レーンのHDB住宅ブロック226Bに7月23日、自分に届いた郵便物を好きな時間に受け取れるスマート・レターボックス・システム“ポストパル”が、試験設置される予定です

“ポストパル”が試験設置されるのは、シンガポール西部クレメンティに続き国内2カ所めになります。

クレメンティでは、2020年12月の試験設置以来、対象世帯の80%以上が、“ポストパル”の利用登録手続きを済ませ、2万の郵便物が受取人に届けられました。

同システムは、郵便・物流会社シンガポール・ポスト(シングポスト)と地場系ロボティックス・オートメーション企業PBAグループが開発。

郵便物の到着が、モバイルアプリを通じて、受取人に通知され、QRコードをスキャンして、ボックスに保管された郵便物を受け取る仕組みです。

まだ受け取っていない郵便物の数を確認できるほか、他人に郵便物の受け取りを依頼することもできます。

プンゴルでの試験設置にあたっては、クレメンティの住民からのフィードバックを取り入れ、受取人が郵便物を取り出しやすいように郵便物取り出し口のパネルをフラップドアに取り替えるとともに、QRコードリーダーの読み取り精度も改善したとのことです。

また、プンゴルにおける“ポストパル”の利用率について、シングポストの国内郵便事業責任者、ネオ・スーイン氏は、「若年層の住民が多いプンゴルでは、クレメンティを上回るだろう」と予測。

さらに、郵便配達人の確保が一層困難になるなか、配達人が郵便物を一括投入すれば、郵便物を配達先ごとに自動仕分けする“ポストパル”の導入は、生産性向上につながると期待を示しました。

ネオ氏によりますと、シングポストは、情報通信メディア開発庁(IMDA)とともに、人口構成や人口密度などの要素を検討し、“ポストパル”のさらなる展開を進めるか見極める方針です。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う巣ごもりで、オンラインショッピングの利用も増える昨今。“ポストパル”の普及が進めば、ネット通販の利便性がさらに高まることが期待されます。



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SingaLife編集部

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