シンガポールのナショナル・デー・ライトアップ 今年はブラス・バサ/ブギス地区で開催

シンガポールで毎年、ナショナル・デー(独立記念日)を記念して行われるライトアップの会場に、今年はブラス・バサ/ブギス地区が選ばれました

地区内の文化施設や歴史的建造物が8月中、午後7時半~深夜12時にかけて紅白にライトアップされる予定です。

ライトアップされるのは、シンガポールで最も古いローマカトリック教会“Cathedral of the Good Shepherd”、現存する国内最古の消防署“Central Fire Station”、1939年開業の映画館“The Cathay”、“National Museum of Singapore”、“National Design Centre”、写真・映画に関するビジュアルアートスペース“Objectifs – Centre for Photography and Film”、“Stamford Arts Centre”の7カ所となっています。

“Stamford Arts Centre”は、1920年に日本人小学校として建設され、その後、英国軍のレクリエーション施設などとして使用されてきた建物です。

また、今年は、国家遺産局(NHB)により、朗読会、短編映画上映会、シンガポールの歴史遺産に関するゲームなど、コロナ禍の中、ナショナル・デー・ムードを盛り上げるオンラインプログラムも開催されます。

なお、毎年、ナショナル・デー当日の8月9日に行われているナショナル・デー・パレード(NDP)は、新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、実施された規制措置解除後の同21日に延期され、9日当日はセレモニー・パレードのみが開催されることになっています。

新型コロナウイルスの感染収束はまだまだ見通せませんが、ライトアップが人々の希望のともしびとなるよう願います。



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SingaLife編集部

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