シンガポールのバス各社、コロナ感染拡大で運転手不足。運行ダイヤへの影響懸念

シンガポールの公共バス運転手の間で、新型コロナウイルスの感染が広がるなか、一部のバス路線において、運行間隔が開く事態が懸念されています。

シンガポールでは、バスターミナル8カ所が、新型コロナウイルスのクラスターに指定。

保健省は9月9日、190人の感染が確認されているトア・パヨ・バスターミナルを筆頭に、タンピネス、ブーン・レイなど5つのバスターミナルで新規感染者が報告されたと発表しました。

陽性と判明した運転手と濃厚接触した運転手数百人にも、隔離措置が講じられ、一部の運転手は、勤務可能な運転手の激減に伴い、超過勤務や休日出勤を余儀なくされています。

このため、公共交通機関の従業員から成る労働組合ナショナル・トランスポート・ワーカーズ・ユニオンは、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、食事の際の利用可能人数がテーブル1台あたり1人に制限されている各バスターミナル内の運転手用休憩・食事スペースの増設をバス会社側に要請しました。

ただ、陸上交通庁(LTA)が9月10日、明らかにしたところによりますと、現時点では、影響を受けた大半の路線で、待ち時間の増加は、5分以内にとどまっており、10分以上の路線はごく少数にすぎないとのことです。

また、陽性の運転手全員が無症状または軽症で、一部の運転手は近く復職できるだろうとも報告されています。

各バス会社は今後、学校休暇が明け、児童・生徒、学校関係者の利用増加が見込まれることなどから、利用客が多い路線に2階建てバスを追加導入するなど、運行水準の維持を図る方針です。

新型コロナウイルスの私たちの生活への影響は、引き続き予断を許さないように思われます。



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SingaLife編集部

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