【2022年版】ZIPAIRを徹底解説!JALが展開するLCCのサービス・魅力をご紹介

2021年9月にシンガポールと日本を結ぶ新しい航空会社が就航したのはご存知でしょうか?その航空会社の名前は「ZIPAIR(ジップエア)」。

聞き慣れない航空会社かもしれませんが、それもそのはず。ZIPAIRが設立されたのは、2018年7月で、営業を開始したのは2020年6月。日本航空(JAL)の100%子会社で、これまでのLCCとは異なる新しいエアラインです。

シンガポールはZIPAIRにとって、4番目の就航都市となりました。そんなZIPAIRの魅力をこの記事でお伝えいたします。




これまでのLCCとは異なるZIPAIR

まずはじめにお伝えしたいのは、ZIPAIR(ジップエア)はこれまでのLCCとは異なるエアラインを目指しているということ。これまでのLCCのように運賃のだけ安さを追求し、快適性やサービスを度外ししているわけではありません。また、すべてのサービスが運賃に含まれているフルサービスキャリアでもありません。

キーワードは「納得感」です。その意味をジップエアの担当者は「ただ安い運賃を提供するだけでなく、その金額に見合ったサービスをきっちりと提供すること」と説明します。

過剰なサービスはないけれど、フライトの快適性は維持し、運賃は大手日系航空会社よりも安く設定する。そんなイメージを持っていただくとZIPAIRの本質が見えてくるはずです。


ZIPAIRの就航エリア

ZIPAIRが就航しているエリアは、以下の5都市です。

成田ーソウル(韓国)
成田ーバンコク(タイ)
成田ーシンガポール
成田ーホノルル(ハワイ)
成田ーロサンゼルス

※2022年8月1日現在

シンガポールと東京・成田は、週に3往復しています。また2022年6月より自社機内サービスを開始し、シンガポールからハワイ、ロサンゼルスにも成田経由で往復できます。更に、2022年12月より、成田・ロサンゼルス路線の就航も予定しています。

JALグループの航空会社として、高い運航率と定時運航率を目標に掲げています。


シンプルな運賃体系

ZIPAIRの大きな特長の一つが、大人と子どもという2パターンの運賃体系になっていることです。JALやANAといった日系の大手航空会社は、の料金体型は下記の表のように主に4パターンに分けれられます。

日系大手航空会社の国際線運賃

運賃種別
大人(12歳以上)大人運賃
小児(2歳〜12歳未満)大人運賃の75%
幼児(2歳未満)
※座席を使う場合
大人運賃の75%
幼児(2歳未満)
※座席を使わない場合
大人運賃の10%

一方で、ZIPAIR(ジップエア)は7歳以上は大人運賃、6歳以下(7歳未満)は定額運賃になっています。6歳以下の子どもにも座席が割り当てられるので、ずっと膝の上で抱っこをしなければならない、ということはありません。


ZIPAIRの国際線運賃

運賃種別
大人(7歳以上)大人運賃
子ども(7歳未満)定額運賃(路線ごとに異なる)



6歳以下は定額運賃でファミリーに優しい

ZIPAIRは、6歳以下の子どもの運賃は「U6 Standard Value」という定額の運賃を就航路線ごとに設定しています。お盆の時期や年末年始といった繁忙期でも定額なので、子どもを連れて移動するファミリーには優しい運賃体系となっています。

2歳以上7歳未満の子どもを連れて搭乗するケースを考えてみます。

日系大手航空会社では、大人運賃の75%を支払わないといけないのに対して、ZIPAIRでは、就航路線ごとに定額の運賃。例えば、東京・成田ーシンガポール線では次の通りです。

東京・成田→シンガポールでは、7,600円
シンガポール→東京・成田では、S$117

他の路線の運賃はこちらのリンクから

※空港諸税の値上がりや為替により料金は変動することがございます。


子ども向けサービスも充実

子ども向けサービスも充実しているのがZIPAIRの嬉しいところ。

1. バシネットの代わりにチャイルドシート

ZIPAIRでは、バシネット(※)の設備はないものの座席に設置できるチャイルドシートを用意しています。赤ちゃん連れでもチャイルドシートがあれば安心。搭乗してすぐ離陸する前から使うことができるので、寝ている赤ちゃんを起こす必要はありません。

※最前列の座席の前の壁に設置する赤ちゃん用の簡易ベッドのこと。
航空会社によって異なりますが、使用条件は概ね赤ちゃんの体重約10kgまで、2歳未満となっています。また、離陸して水平飛行になってから使用可能に。



2. 哺乳瓶をすすぐ

哺乳瓶をすすぐこともしてくれます。もちろん無料です。

3. お湯も無料

赤ちゃんミルクを作るためのお湯ももちろん無料で提供してくれます。

4. 毛布類

毛布(ブランケット)の無料配布はなく、有料のアメニティキットにZIPAIRオリジナル毛布がついてきます。


フルフラットシートは約S$701から

ZIPAIRの運航機材は、ボーイング787-8型機(290人乗り)。

他社のビジネスクラスにあたる「ZIP Full-Flat(ジップ・フルフラット)座席」は、その名前の通り、フルフラットになる座席です。

機内前方に18席あるこの「ZIP Full-Flat」は、1列2列1列の配置で、プライベート感がある半個室仕様になっています。

この「ZIP Full-Flat」の料金はシンガポール→東京・成田で、S$701〜
と設定されています。フルフラット座席でこの値段はかなり魅力的。

スタンダードクラスはシンガポール→東京・成田で、S$247.30〜と設定されています。

東京↔シンガポール線運賃

ZIP Full-Flatt Value
運賃額 (東京・シンガポール)53,660円~
運賃額 (シンガポール・東京)S$701〜
対象年齢 7歳以上

Standard Value
運賃額 (東京・シンガポール)18,660円~
運賃額 (シンガポール・東京)S$247.30〜
対象年齢 7歳以上

※空港諸税の値上がりや為替により料金は変動することがございます。


2022年12月12日からは東京(成田)~シンガポール線を週1便増便

2022年12月12日から東京(成田)~シンガポール線を週1便増便します。

便名運行日出発地出発時刻到着時刻
ZG53月曜
水曜
金曜
日曜
成田16:0522:40
ZG54月曜
火曜
木曜
土曜
シンガポール00:10翌7:55

詳しくはZIPAIRのプレスリリースをご覧ください


機内Wi-Fiも最新機材で快適速度

ZIPAIRの座席で大きな特徴なのは、座席モニターがない、ということです。その代わりにタブレット端末を置くことができるようになっていて、長時間のフライトでも自分のタブレットで動画を楽しむことができます。

大手航空会社では機内wi-fiの利用を有料にしている航空会社もありますが、ZIPAIRでは、無料で利用することができます。

ZIPAIRの担当者によりますと「動画をストリーミングで見ることは難しいですが、メールの送受信やSNSでの閲覧や投稿などは快適に行えるぐらいの通信速度を確保しています」とのことでした。


機内サービスは手持ちのスマホで注文

飛行機に乗っているときにカートに飲み物を積んでお伺いしてくれるワゴンサービスは、ZIPAIRにはありません。その代わりに、自分のスマートフォンを機内Wi-Fiに接続して必要なタイミングで欲しいものを注文するシステムを採用。

ZIPAIRは、運賃を低く抑えるためにこういった部分で過剰なサービスを省き、コストを削減しています。

機内食は搭乗前の事前注文が必要です。機内食の詳細はこちらのリンクから


JALマイレージではなくZIPAIRオリジナルポイント

ZIPAIRを利用してもJALのマイレージはたまりませんが、ZIPAIRが展開するオリジナルのポイントプログラム「ZIPAIR Point Club」に入会し、JALマイレージバンクと連携することで、JALマイレージをZIPAIRポイントに交換できます。貯めたポイントは、航空券購入時に1ポイント=1円相当として利用することができます。
詳しくはこちらのリンクから

また、ZIPAIRの搭乗時はJALのラウンジやカウンターを使うこともできないのでご注意を。


家族で一時帰国する際にはぜひZIPAIRを

ZIPAIRは、家族で一時帰国する際の利用がとても使い勝手がいいはずです。魅力はやはり6歳以下が使える「U6 Standard Value」運賃です。

年末年始に一時帰国を検討したものの、子ども運賃の高さにためらった経験はありませんか?ZIPAIRは年末年始でも定額運賃なので、子ども料金が大きな負担になりません。これまでのLCCとは異なるので「機内サービスが犠牲にされているのでは」といった心配も無用です。

家族で一時帰国する際には、ぜひZIPAIRの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

ZIPAIR(ジップエア)
WEBサイト


最新ニュースやプロモ情報をLINEとInstagram、メルマガでお届けしています!ぜひお友だち追加・フォローしてね!

この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!