スーパーマーケットチェーン フェアプライス 高齢者・低所得世帯向け割引制度を2022年末まで延長

スーパーマーケットチェーン、フェアプライスは12月28日、高齢者および低所得世帯向け割引制度を全店で、2022年12月31日まで1年間、延長すると発表しました。

同制度は、パイオニア世代(PG、1949年12月31日以前に生まれ、1986年12月31日以前にシンガポールの市民権を獲得した人)、ムルデカ世代(MG、1950年1月1日~1959年12月31日の間に生まれ、1996年12月31日以前にシンガポールの市民権を獲得した人)、および公的健康支援制度“Community Health Assist Scheme(CHAS)”の低所得世帯向けブルーカード保有者が対象です。

フェアプライスでは現在、これらの人々を対象に、同チェーン全店および系列の薬局Unityにおいて、1日1回あたりの買い物額200Sドルを上限に、特定曜日に3%の割引を行っています。

フェアプライスは、割引制度延長の理由について、「長引くパンデミックの影響を受けている人々を経済的に支援するため」としています。

割引制度による対象者の節減額は、2015年以来、5,400万Sドルに上り、今回の制度延長で、さらに推計1,100万Sドル以上の節約につながるとのことです。

また、PGに代わり家族がフェアプライス各店で買い物を行う際の割引制度“PG Proxy”も、2022年6月30日まで延長されます。

割引制度の延長について、高齢者らからは、「家計が助かる」などと歓迎する声が上がっており、新型コロナウイルス対策の強化に伴い、高齢者は自宅にとどまるよう勧告されるなか、夫婦そろって年金暮らしのカリン・タンさん(67)は、「外出を週1回に控え、必需品のほとんどを割引対象日の水曜日に買うようにしている」と述べています。

こうした救済措置が、コロナ下の社会的弱者の負担緩和に少しでも寄与するよう期待されます。



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SingaLife編集部

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