シンガポールの人気施設「リバーワンダー(旧リバーサファリ)」の攻略ガイド。【もふもふ可愛い赤ちゃんパンダも展示】体験レポも交えながらご紹介!

2013年にシンガポール動物園に隣接する形にオープンしたリバーサファリ。2021年に名称が変更され、それまでのリバーサファリからリバーワンダー(River Wonders)になりました。その名前の通り世界各地のリバー(河川)を再現し、そこに住む魚類や爬虫類、哺乳類など約200種類、計約6000匹の動物を展示しています

そして、パンダが見られるのもリバーワンダーです。動物園ではありません。この記事では、そんな人気の観光施設リバーワンダーについて紹介します。




シンガポールの動物園について

リバーワンダー(旧リバーサファリ)は、シンガポール動物園(Singapore Zoo)と夜の動物園ナイトサファリ(Night Safari)に続いて、2013年にオープンしました。

場所はシンガポール北部のマンダイレイク(Mandai Lake)地区にあり、シンガポール動物園(Singapore Zoo)とナイトサファリ(Night Safari)と隣接しています。

2021年10月に、これら3つの施設を運営する会社が社名を変更したことに伴って、リバーサファリからリバーワンダーへと改称しました。


リバーワンダーの行き方、アクセス

リバーワンダーへのアクセスは、

・近くの駅からシャトルバス
・近くの駅から公共バス
・タクシーや配車アプリ(グラブやゴジェック)を利用する

という方法が一般的です。

公共交通機関の場合

リストにあるMRT North-South Lineの5駅のいずれかで降りて、該当のバスに乗り換えれば、最寄りのバスストップ(Singapore Zoo)で降りることができます。

駅名乗車するバス 
Khatib(NS14)Mandai Khatib Shuttle(※)直通シャトルバス
Ang Mo Kio(NS16)138 
Choa Chu Kang(NS4)927
Springleaf (TE4) 138


※Mandai Khatib Shuttle
リバーワンダーまでの直通のシャトルバスで、毎日運行しています。詳細はこちらをご確認ください。



タクシーや配車アプリを使う場合

シンガポールの中心街エリアから30分ほど。シンガポール在住者の実感としては、タクシーや配車アプリを利用して訪れる人の方が多いように思います。

リバーワンダー
住所:80 Mandai Lake Road S729826



リバーワンダーの入場料金

リバーワンダー単体の入場チケットは以下の通りです。

リバーワンダーズ単体の入場料金

 シンガポール居住者シンガポール非居住者
大人S$36S$40
子ども(3〜12歳)S$25.20S$28
60歳以上S$20

3つの施設から2つを選べる「2-Park Admission」と3つの施設すべてに入場できる「3-ParkHopper」があります。
チケット情報はこちらのリンクから

また、1年間の有効期間中に何度でも入場できる「年間パス」もあります。
「年間パス」のリンクはこちら


リバーワンダーの園内マップ

リバーワンダーは、シンガポール動物園とは異なり、ほぼ一本道の順路を進みます。順路に沿って、動物たちが展示されているので、迷うことはありません。順路は屋根つきなので、日中でも直射日光を浴びることなく快適に見て回ることができます。


リバーワンダーの各エリア紹介

リバーワンダーは、その名前の通り展示されているのは川に住む淡水魚が中心ですが、それだけでなく、みんなの人気者のパンダや大型哺乳類のマナティーも展示しています。

アトラクションとしては、ボートに乗って水上コースを巡る「 アマゾンリバークエスト(Amazon River Quest)」があり、子どもでも飽きずに過ごせる工夫がされています。

リバーワンダーの順路はほぼ一本道。シンガポール動物園と違って、園内を巡るトラムなどはなく、入り口を入ってから徒歩での移動が基本になります。

順路は

(1)世界の代表的な河川に住む生き物を見るエリア
(2)パンダ舎
(3)アマゾンリバークエスト
(4)マナティーが展示されている大型水槽

という流れ。

それではそれぞれのエリアを紹介していきましょう。

(1)世界の代表的な河川に住む生き物を見るエリア

世界最長のナイル川や世界最大の流域を誇るアマゾン川など世界を流れる8つの代表的な河川の環境を再現し、そこに住む魚や動物を展示しています。

河川名流域長さ(約)
メコン川ミャンマー、タイ、カンボジアなど4100km
アマゾン川ペルー、ブラジル、エクアドルなど6500km
メアリー川オーストラリア225km
ミシシッピ川アメリカ3700km
ナイル川エジプト、ケニア、ウガンダなど6600km
ガンジス川インド、バングラデシュ2500km
長江中国6300km
コンゴ川コンゴ、ルワンダ、タンザニア4700km

それぞれのエリアに設置された大きな水槽には、世界最大級の魚であるピラルクやアロワナのほか、アリゲーターガーなどが優雅に泳いでいます。

実際の河川とは異なり、水槽なので水の透明度が高く、水槽全体を見渡すことができ、水槽で飼育されている魚を見つけやすいのが嬉しいポイント。

淡水魚の大きさに驚かされるとともに、それぞれの生息地から輸送してくるのは大変な労力だったろうな、と感じさせます。


(2)パンダ舎

河川のエリアを抜けると、パンダ舎が見えてきます。この建物の主は、中国から貸与されているオスの「カイカイ」とメスの「ジアジア」の2頭。空調が効いた建物内で2頭は、笹を食べたり、遊んだり。

そんな2頭には、昨年、嬉しいニュースが。2021年8月にカイカイとジアジアの間にオスの赤ちゃんが誕生しました。インターネットで名前が募集され、名前は「叻叻(ルァルァ)」に決まりました。

中国語の「楽(楽しい、幸せ)」と同じ発音で、健康で幸せに育ってほしいという願いが込められているとのこと。


叻叻(ルァルァ)は一般公開が始まり、毎日2回、パンダ舎で見ることができます。

叻叻(ルァルァ)の公開時間
毎日10:30amと3:30pmのそれぞれ20〜30分間。

公開の詳細はこちらから確認できます。
※​公開は、​ルァルァやお母さんパンダのジアジアの体調やその日の状況によります。

ちなみにパンダ舎には、レッサーパンダも飼育されています。パンダ舎の並びにあるカフェでは、パンダまんが売られています。記念にいかがでしょうか?


(3)アマゾンリバークエスト

こちらはオプションの有料アトラクションで、乗らずにパスすることもできます。が、もし時間的な余裕があるのであれば、ぜひ乗ることをおすすめします。

10人程度が乗れるボートに乗船して水路を巡るリバークエストは、ブラジルバクやオオアリクイなどの哺乳類を間近で見ることができます。さらに、運が良ければジャガーが目の前に!

乗船料:S$5
最終乗車時間:午後6時
必要身長:106cm以上

詳細はこちら


(4)マナティーが展示されている巨大水槽

リバーワンダーの最後を飾るのは、巨大な水槽。大型哺乳類のマナティーが飼育されていて、優雅に気持ちよさそうに水槽を泳ぐマナティーの姿に、見ている私たちも癒されます。

円柱形の水槽に沿うように螺旋状になっている通路を進めば、水槽を覗き込むことができます。水槽から顔を出すマナティーを間近で見られるかもしれません。


マナティーを見ながらステイケーションの特別プラン

期間限定で実施している特別プランが「マナティーとのステイケーション(Staycation with the Manatees)」。マナティーがいる水槽のある部屋で1泊2食付きのステイケーションができる期間限定の特別プランです。

【プラン内容】

●マナティー水槽の前に設置されたグランピングテントでの1泊2日の宿泊
 バックヤードにも特別に入れる、ガイド付きのリバーワンダー巡り

●秘密の動物との写真撮影セッション
 特別席で動物たちのショーを観覧
 スペシャルディナー
 イヌカカフェでの朝食

リバーワンダーを満喫できる充実した内容になっているので、気になる方はこちらからご確認ください。


充実のリバーワンダー

リバーワンダーはいかがでしたでしょうか。川に生息する魚たちだけでなく、パンダやマナティーを間近で見られることで、海外からシンガポールに来る観光客にも大人気です。家族ででも、お一人ででも。動物に癒されてください。

River Wonders(リバーワンダー)
住所:80 Mandai Lake Road S729826
営業時間:10:00〜19:00(最終入場:18:00) 年中無休
WEBサイト
日本語WEBサイト






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この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!

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