シンガポール 5月の求人詐欺被害被害額累計43万Sドル以上に:警察発表

シンガポール警察は11日、今月は求人詐欺被害者数が50名を超え、被害総額は43万Sドル以上に達していると発表した。

被害者らは求人情報を提供するEコマースプラットフォームから迷惑メッセージを受信している。

迷惑メールは殆どがSMS、チャットアプリ「WhatsApp」などを介して届き、職種は楽で高給なマーケティング関連の仕事だ。

その一例はECプラットフォーム「ラザダ」の模倣サイトで商品に“いいね”を押すと、一回に付き2Sドルが支払われる歩合制の仕事。

被害者は仕事開始前に同サイトでのアカウント登録が必須だ。初回歩合給は引き出せるようになっており、これが詐欺に真実性を持たせているという。

さらに、(被害者自身が)サイトで商品を購入すると、最高30%の歩合が約束されるが、買い物するには未知の銀行口座への事前入金が必要だ。

被害者は引き出しができなくなったり、模倣サイトが削除されたりした後に詐欺だと気付いたという。



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SingaLife編集部

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