シンガポールのデング熱感染数、上半期合計18000件に迫る2021年累計の3倍超に:NEA
シンガポールのデング熱発生状況が深刻な事態となっている。今年はこれまでに約1万8000人の感染が報告されており、昨年の5258件を3倍超上回っている。
今年上半期は、国内38万9000ヵ所にて、国家環境庁(NEA)職員の立入検査が実施され、デングウイルスを媒介するネッタイシマカの発生源1万800ヵ所が検知された。
NEAは2日、地域社会施策を担当する法定機関・人民協会(PA)との共同声明の中で、ネッタイシマカ発生源の約半数は住居内で見つかっているが、デング熱の集団感染発生地区はこの数字が60%まで上がると明らかにした。また、6月19~25日の一週間は感染数累計が1173件に上った。
デング熱の感染予防および発生防止策として、今後2週間に渡り、PAの地域組織/ボランティア団体からボランティア5000人余りがNEAの特別アンバサダーに加わり、デング熱集団感染地区で住宅の立入検査を行うという。
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SingaLife編集部
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