2020年以降初のジカ熱感染確認 デング熱感染件数も増加
8月21日~27日の1週間はデング熱感染件数が666件に上った一方、シンガポールで今年最初のジカ熱感染が報告された。ジカ熱の感染症例が確認されたのは2020年3月以来だ。
これらデータは保健省(MOH)が8月31日に公式サイト内の伝染病公報ページに掲載した直近一週間の統計の中で公表されたもの。
ジカ熱はジカウイルスに感染したネッタイシマカに刺されることにより罹患するウイルス感染症。主な症状は発熱、痒みを伴う発疹、筋肉痛、頭痛、結膜充血の他、吐き気や嘔吐をもよおすこともある。
シンガポールでは2016年にMOHがジカ熱の局地的な感染拡大の発生を確認している。国家環境庁の公式サイトによると、現在、国内にジカ熱の集団感染エリアはないとのことだ。
また、今年これまでのデング熱感染者数累計は2万5591名に上っており、2021年の累計数5258件を大幅に超過している状態だ。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
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