「オミクロン派生株にだけ対応」
新型コロナの改良ワクチン、保健科学庁が承認
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米製薬大手ファイザーの新型コロナワクチン「コミナティ」の改良版が10月末に当地へ納品される予定だ。
保健科学庁(HSA)は8日、改良コミナティは新型コロナウイルスのオミクロン型「XBB.1.5」を含め、現在確認されているオミクロン派生株にだけ対応する1価値ワクチンだと伝えた。改良ワクチンは「6ヵ月以上の人」に使用可能だ。
HASは声明の中で、改良ワクチンは品質、安全性および有効性に変わりはなく、オリジナル株に対する「コミナティ」ワクチンの優れたリスク・ベネフィット比も維持されると予想されると説明。
さらに、改良ワクチンの審査報告書の中で、同省は「コミナティ」に関する広範なデータに加え、改良版がこれまで主流だった「XBB.1.5」や「EG.5(通称エリス)」、新変異株「BA.2.86」等に対して免疫応答を増大させることを示すデータも考慮・検討したとしている。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
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