【ウェットマーケット】シンガポールのワンポアマーケット潜入レポ!広々キレイで子連れでも安心◎

シンガポールで新鮮な食材を買いたいときは、ぜひウェットマーケットへ行ってみましょう!今回はノベナエリアにあるワンポアマーケットへ初潜入。野菜やお肉などの生鮮食品から、え!こんなものまでマーケットにあるの?という意外なものまで、ワンポアマーケットのお店や魅力を余すことなくご紹介します!



シンガポールのウェットマーケットとは?

ウェットマーケットとは、野菜、果物、肉や魚などの生鮮食品を取り扱う市場のことです。その日に仕入れた食材が朝早くから店頭に並ぶため、鮮度は抜群!スーパーより価格も安いのでたくさんの地元の人で賑わいます。

食品以外にも花や洋服、熱帯魚などの生き物まで、種類や品ぞろえも多いのが特徴です。ウェットマーケットはまさにシンガポール国民の台所なのです。





ワンポアマーケットがあるノベナエリアってどんな場所?

今回ご紹介するワンポアマーケット(Whampoa Market)は、シンガポールのノベナ(Novena)エリアにあります。

ノベナエリアはオーチャードやマリーナエリアといったシティへのアクセスがよく、日系レストランや日系スーパーが入るショッピングモールもあり、日本人を含む外国人駐在員からも人気のある街です。治安も良いためファミリー層も多く住んでいます


いざ、ワンポアマーケットへ潜入!

それでは早速、ノベナエリアにあるワンポアマーケットへ行ってみましょう!

アクセス

ワンポアマーケットはMRTノベナ駅から東に1.5Kmほど離れた場所にあり、徒歩では約20分かかります。シンガポールは暑いので長時間歩くのは大変。そのため、ワンポアマーケットへはバスが便利です。

最寄りのバス停は、大通りのBalestier Rd(バレスティア ロード)にあります。バス番号は上の写真のとおりです。


バスを降りてWhampoa Dr(ワンポア ドライブ)へ曲がると、大きな青い屋根の建物が見えます。これがワンポアマーケットです。


おすすめの時間帯

ワンポアマーケットに限らず、ほとんどのウェットマーケットは朝6時ごろから営業しています。新鮮な食材を求めるなら朝早い時間に行くのがベスト!午前中に売り切れてしまう場合もあるので、遅くとも11時までには行くようにしましょう。なお、ワンポアマーケットは月曜休みなのでご注意ください。


持って行くと便利なもの

シンガポールは暑いので、そのまま持ち帰ると食材が傷んでしまうことも。そのため、ウェットマーケットで買い物をするときは保冷剤を入れた保冷バッグが必須です。

支払いは現金のみでクレジットカードや電子マネーは使えませんので、現金を多めに持っていくこともお忘れなく。買い物の後に隣接するホーカーでご飯を食べる場合は、手や口を拭くためのウェットティッシュがあると便利です。

ワンポアマーケットのトイレは有料(S¢10)です。トイレに行くことを考えてS¢10かS¢20コインを持っていくと安心です。中は普通にキレイでした。


各売り場をご紹介!

さぁ、準備が整ったところでワンポアマーケットに潜入しましょう!まず、ワンポアマーケットに入った第一印象は「広くてキレイ」。これに尽きます。

シンガポールのウェットマーケットはお店が密集している所が多く、通路が狭い印象だったのですが…。ワンポアマーケットは写真のように広々とゆとりある造りになっています。これならベビーカーがあってもゆっくり買い物できそう。

そして外の光が入りやすい設計になっているので、とても明るいです。ウェットマーケットの狭くて暗い雰囲気が苦手と感じる方でも、ここなら買い物しやすいのではないでしょうか。


ワンポアマーケットで買えるお肉は、豚肉、鶏肉、アヒル肉、カエル肉です。牛肉はありませんのでご注意ください。豚肉はインドネシア産で、地元の人で行列ができるほど人気のお店もありました。

ショーケースの中にはこのように新鮮な豚肉がかたまりで並んでいます。部位を口頭で伝えるか、これ!と指をさして欲しい分量を伝えれば切ってもらえます。

鶏肉はマレーシア産が多く、どれも新鮮です。ショーケースにお目当ての部位がない場合でもあきらめないで!左側にある丸々一羽の鶏からほしい部位をその場で切り分けてもらえるので、勇気を出して店員さんに聞いてみましょう。捌きたての鶏肉の美味しさは格別です。

鶏肉にまぎれてアヒルもいらっしゃいました。日本ではなかなかお目にかかれない羽根のない頭付きの鶏。最初はぎょっとするかもしれませんが、シンガポールのウェットマーケットでは普通の光景です。だんだん見慣れてきますのでご安心ください。


魚コーナーには採れたてピチピチの魚が並んでいます。魚の種類は、一般的なウェットマーケットにあるものとさほど違いはありません。魚に比べて購入しやすいといわれるエビやイカもあります。

このように切り身がパッキングされているものも売られています。英語が苦手で捌いてもらうのに不安がある方は、パッキング済みのものを買うのも手です。


野菜

野菜コーナーには、色とりどりの野菜が並んでいます。品ぞろえは他のウェットマーケットに比べても良い方だと感じました。産地が知りたい場合は、店員さんに聞けば快く教えてもらえますよ。トマト1個やじゃがいも1個など必要な分量だけ買えるのはウェットマーケットの魅力の一つです。


シンガポールの国花である豪華絢爛な蘭とカラフルな菊は、ウェットマーケットを明るくしてくれます。種類はたくさんありませんが気軽に1本から買えるものも多いので、ちょっと部屋の雰囲気を変えたいときにいいかもしれません。


果物

南国フルーツが豊富なシンガポール。ウェットマーケットのフルーツは安くて美味しいと評判です。野菜と同じく1個から購入できるので、食べたことがないフルーツでも気軽に試すことができるのはうれしいですね。

こちらの赤いパイナップルは、一年のうちで旧正月シーズンにだけ出回るパイナップルだそう。シンガポールでは赤は縁起の良い色なので、旧正月の贈り物に人気なんだとか。このようなシーズンものを見ることができるのもウェットマーケットならではです。


漢方

中華系の人口が多く中国文化が根付くシンガポールでは、漢方のお店もよく見かけます。ワンポアマーケットの一角にも漢方屋さんが入っています。薬膳料理に興味のある方は覗いてみてください。


熱帯魚

マーケットの真ん中に突如現れた癒し空間。なんと、ワンポアマーケットには熱帯魚屋さんがあります。野菜コーナーのすぐ目の前に位置するため、「え!こんなところに熱帯魚?」とびっくりするでしょう。

金魚すくいでよく見かける小さいサイズの金魚から、丸々と太った大きな金魚まで、金魚の種類もたくさん!ペット用のミドリガメ、ザリガニ、メダカもいて、ウェットマーケットの一角とは思えないほど豊富な品ぞろえです。

カラフルで美しい熱帯魚を眺めていたら、ついつい買い物を忘れてしまいそうですね。


洋服のお直し

ワンポアマーケットには洋服のお直し屋さんがあります。スカートやパンツの丈が長くて切りたいとき、買い物のついでに裾直しをオーダーできたらとても便利!お値段を聞いたところ、スカートまたはパンツの裾直しはS$5とのことでした。

仕上がり具合は分かりませんが、とても安いので気になる方は一度オーダーしてみてください。


シンガポールB級グルメの宝庫!隣接のホーカーへ

お買い物が終わったら、隣接するホーカーで食事はいかがでしょうか?マーケット同様広々した明るい造りでゆっくり食事を楽しめます。

たくさんあるお店の中で何にしようか迷ったときは、行列のできているお店を選ぶとハズレが少なく美味しいことが多いです。今回はたくさんの人が並んでいたこちらのフィッシュボールヌードルをチョイスしました。

タレを絡めた麺に自家製フィッシュボールが乗っています。

フィッシュボールは魚のすり身を丸めた、シンガポールで人気のローカルフード。こちらのフィッシュボールはぷりぷりで、歯が生えたての赤ちゃんでも食べられるほど柔らかい。これは美味しい!やはり地元の人が並ぶお店は間違いありません。5分でペロリと完食しました。


キレイで明るいマーケットでゆっくりお買い物を楽しもう!

ノベナエリアにあるワンポアマーケット、いかがでしたか?他のウェットマーケットよりもキレイで明るく、またベビーカーや子連れでも気兼ねなく行けるほど広々しているのも魅力です。新鮮な食材はウェットマーケットにあり!皆さまの日々のお買い物が快適になりますよう、この記事がお役に立つことを願っています。

Whampoa Market(ワンポアマーケット)
住所:Blk 91 Whampoa Drive, S320091
営業時間:火〜日 6:00-14:00ごろ(店舗により異なります)
定休日:月

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。



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この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!

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