シンガポールの地下鉄”MRT”完全ガイド!料金や車内での注意、便利なアプリなどご紹介

シンガポールの移動手段として、とても便利なMRT。この記事では、​”MRT”について詳しく説明していきます。慣れない電車に乗るのが少し不安な方も、知っておくことで緊張も和らぐはずです!ぜひ、参考にしてみてください。




1. MRTとは?

シンガポールの電車事情について調べると、TrainやSubwayという単語ではなく、聞いたことのない”MRT”というワードが出てきますよね。

「MRTって何?」と思われた方も多いのではないでしょうか。

「MRT」とは「Mass Rapid Transit(大量高速交通機関)」の略称であり、シンガポールの地下鉄とされています。


2. 路線数・新路線の状況は

MRTの路線は全部で6つ。分かりやすいように色分けがされています。

(緑)東西線(East-West Line)
(赤)南北線(North-South Line)
(紫)東北線(North-East Line)
(黄)サークル線(Circle Line)
(青)ダウンタウン線(Downtown Line)
(茶)トーマスイーストコースト線(Thomas East Coast Line)〈開線工事中〉

一番気になるのが 新路線の“Thomas East Coast Line” ですよね。

最新情報としては、去年の8月にSpringleaf駅・Lentor駅・Mayflower駅・Bright Hill駅・Upper Thomson駅・Caldecott駅が開通されたことが挙げられます。2022年から2024年の間に、更に21駅の開通をし工事を終了させる予定だそうです。

シンガポールの陸上交通庁は、去年8月の新駅開通に合わせ各駅周辺のグルメ情報やショップの情報をシェアしてくれています。新しい駅を巡りながら、周辺を楽しんでみてはいかがでしょうか。
詳しくはこちら


3. MRT乗り方・切符の種類

MRTに乗る流れは、非常に簡単です。日本の電車システムと同じように、切符を買う⇨改札を通る⇨電車に乗るの3ステップです。

しかし、初めて乗る際に少し難しいのが切符。

以下ではMRTの主な切符3種を紹介します。自分のニーズに合った切符で、お得に旅をしましょう♪


①スタンダードチケット(Standard Ticket)

MRTには日本でいう片道切符に当たるものがありません。

スタンダードチケットは、6回(30日間有効)チャージ可能なカードです。日本でいう回数券のようなもので、MRTを利用する際に行き先を指定し、運賃をチケットにチャージする必要があります。

スタンダードチケットを使った場合の運賃(大人)は$1.7 〜 2.8 。各駅にある券売機で購入が可能です!

スタンダードチケットの注意点

・1回のチャージで購入できるのは片道切符か往復切符
・購入した復路の切符は、購入した日のみ有効
・購入後使用しなかった切符がある場合、購入から3日以内であれば旅客サービスセンターにて払い戻しが可能。
・初回の切符購入時は、デポジット(保証金)10セントを運賃とともに払わなければならない。
 そのデポジットは3回目の切符購入の際払い戻しされ、更に6回目の切符購入の際には、10セントの割引が反映される。

上記の注意点を見ると、一度買ったからにはせめて3回、できれば6回まで使用したい所です。


②ez-linkカード

ez-linkカードは、MRTやバスに乗車する際に使えるICカードです。日本のSuicaカードやICOCAカードと同じように、チャージしておけば改札にかざすだけで乗車ができます。

このカードは、MRT駅にあるチケットオフィスやコンセッションカード交換オフィス、セブンイレブンなどといったコンビニエンスストアで購入可能です。

ez-linkカードを使用すると、運賃(大人)が$0.95〜$2.21と①のスタンダードチケットに比べかなりお得になります。シンガポールで生活するならば必須です!

ez-linkカードのチャージ方法や支払い方法など、詳しいことに関してはこちらの記事へ。


③ツーリストパス(Tourist Pass)

ツーリストパスは旅行者向けに発行されている、交通系ICカードです。カード1枚で電車やバスが乗り放題になっているので、チャージ料金や残高などを気にせず利用することができます。

ツーリストパスは全部で4種類。種類によって乗り放題になる期間や価格などが違ってきます。また。購入できる場所も限られているので、購入前に必ず確認することが必要です。

ツーリストパスの料金や違いなど、詳しくはこちらの記事へ。


4.クレジットカードで乗車⁈

キャッシュレスが広がるこの時代。シンガポールでは、切符を買わなくてもクレジットカードや電子決済可能なスマートフォンでMRTに乗車することができるのです!(MRTだけでなくバスやLRT公共交通機関でも利用可能。)

それがSImplyGoというサービスです。

以下ではSimplyGo利用に必要なカード、便利なアプリを簡単に紹介します。

①利用可能なクレジットカード

カード会社:VISA・Mastercard
カードのタイプ:非接触決済(コンタクトレス決済)可能なカード

このマークがあるカードは利用可能です。

 

②使い方

改札でカードをタッチするだけ!

注意タッチする際に、お財布やカバンをタッチしてしまうと、非接触型決済のカードやスマートフォンを何種類か持っている場合、多重に反応してしまい請求が重なってしまうことがあります!必ずカードを取り出してタッチしましょう。

 

③便利なアプリ

SimplyGoを利用する際に便利なアプリがTransitLink SimplyGoです。

このアプリは、SimplyGoを利用しているカード情報を登録することで、乗車履歴や運賃の確認、運賃の請求額などを確認することができます。

SimpliyGoでは、クレジットカードだけでなく銀行カードも使用可能です。

詳しくはこちら


5. MRT料金システム

MRTについてだんだんわかってきたところで、もう一つ気になる点は料金制度ですよね。

ちなみに2021年12月26日には料金の改正がされ、運賃が少し値上がりしました。

そんな運賃ですが、子供や学生の利用、乗る時間帯によっては運賃が割引になる場合もあります!知っておくことで、さらにお得な旅ができるかもしれません♪


①子供 / 学生料金

MRTでは、基本7歳未満未就学の子供は運賃が無料になってきます。しかし、身分を証明するConcession Cardというものを取得し、乗車の際に携帯していなければなければなりません。このカードを持っていないと、7歳未満未就学であっても大人運賃を支払うことになります。(※身長が0.9m以下の場合は無条件に運賃無料。) 

Concession Cardは子供以外に、シンガポールで就学中の学生・障がいを持つ方なども発行することができ、それぞれ決まった運賃で公共交通機関を利用することができます。

カード発行場所は、チケットオフィス。申請の際には、身分証明書(パスポートや学生証)などを忘れずに持って行ってくださいね。

Concession Cardには何種類かあり、それぞれ申請する条件などが違います。詳しくは、Transit Linkのページを参考にしてください。

②早朝割引(Morning Pre-Peak Fares)

この割引は、祝日以外の平日、朝7:45までに改札に入った乗客に反映される割引システムです。なんと、通常運賃から50セントも割引してくれます!

少し早く出発することで、ラッシュを避けられ且つ割引が効くとはお得ですよね。時間に余裕があるときに、試してみてはいかがでしょうか。


6. 電車内での注意

①電車内のルール

シンガポールでも電車内でのルールがあります。場合によっては、罰金などを払うことも・・・。そうならないためにも、少し予習をしておきましょう!

以下の4点が電車内などに掲示されている代表的な規則です。

1)飲食禁止  
MRT車内、MRTの駅構内での飲食が禁止になっています。見つかった際には、$500の罰金が科せられます。駅構内でも禁止されているため注意が必要です! 
2)禁煙 
3)危険物の持ち込み禁止

このほか、上記画像にあるドリアン禁止表示を車内で見かけることも。規則は他にもありますが、日本の電車に乗る時のように一般的なエチケットを守っていれば心配する必要はありません。



② 寒さに注意!

MRTの電車内は常に22−24度を保つように管理されています。長時間利用する場合には、快適に旅するために、スカーフやパーカーなど羽織れるものを持っていきましょう。


7. 便利なアプリ

①Singapore Maps

マップとともに目的地への行き方を4つの交通手段で検索してくれます。乗換案内検索 アプリとは異なり、地図を一緒に見られるという点がとても便利です。

iOSはこちら
Androidはこちら ​​

②MyTransport.SG

政府が発行しているアプリ。MRTだけでなく他の公共交通機関を使った乗換方法も検索できます。

iOSはこちら
Androidはこちら


8. MRTでシンガポール生活を快適に

新しい土地に来て、慣れない電車を利用することは、すごく緊張し勇気がいりますよね。

ですが、そんな緊張も予習をしておけばかなり軽減されるはずです。MRTを利用し、シンガポールでの生活をもっと快適に楽しみましょう!

※掲載している情報は、2021年12月31日時点のものです。





この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!