『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』シンガポールでファンスクリーニング開催!完売御礼!!


現在日本で興収31億円(2月27日付)となった『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』。ワールドツアーの一環として、ここシンガポールでも一般公開に先立ち、2月25日 GV VivoCity、3月4日、5日 GV Plazaでファンスクリーニングが開催されました。

チケットは2000枚以上ありましたが、あっという間に完売となりました。ちなみにマレーシアでは3分で700席あまりが完売!すさまじいですね。

映画『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』では、炭治郎たちと音柱・宇髄天元たちが、上弦の陸・堕姫と妓夫太郎との激闘シーンが度肝を抜いた「遊郭編」第10話、第11話、そして2023年4月から公開される「刀鍛冶の里編」第1話をテレビでの放映に先駆け見られるというもの。

鬼滅ファンなら見逃せるはずもない映画です。


ファンスクリーニング

このシネマが満員に!

2月25日、『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』ファンスクリーニングに行って来ました!13:00の回はGolden Village Vivo Cityの最大602席もある巨大スクリーンとDolbyサウンドを持つGVmaxで鑑賞。アジアで最大級のスクリーンで見る激闘シーンに期待が高まります。

客層もコスプレの方々はもちろん、一般の方も中国系、インド系、マレー系、そして年齢層も若い方から中年層まで様々。鬼滅の刃ファン層の厚さが見て取れます。入り口すぐの場所に設けられた特典グッズ受け取り場所でグッズをもらい入場します。

マレーシアから降臨した甘露寺蜜璃&シンガポールの宇髄天元!



まずはグッズをチェック!

さてファンスクリーニングにつきものの、注目の特典グッズをご紹介します。

 

 

A3サイズのポスター映画のパンフレット、そして折りたたみケースに収められた12枚のカードでした。特筆すべきはこのパンフレット、なんと日本語です!日本人にはうれしいものですが、シンガポールのファンはGoogle翻訳を駆使して読んでることと思います。

中身は充実しています。日本のパンフレットは未見ですが、おそらくその中からの抜粋では?ともかく、全てのグッズがすばらしいクオリティ、ファン垂涎間違いなしです。

家族でファン!

しかし残念ながら、ファンスクリーニング専用のグッズとあって他で購入はできません。ファンスクリーニングのチケット、ちょっと高い感じはしますが、実際はこれだけお宝がついてくるので十分元は取れますね!


ストーリー

「遊郭編」10話、11話では、上弦の陸である堕姫、妓夫太郎と死闘を繰り広げる炭治郎、伊之助、善逸の3人と宇髄天元。果たして圧倒的な力を持つ妓夫太郎と堕姫を倒すことができるのか!?彼らの命は風前の灯、しかし鬼殺隊としての強い思いが奇跡を起こします。

「刀鍛冶の里編」第1話では、無限城とそこに集められた上弦の鬼たちの姿。刀鍛冶の里、そして恋柱 甘露寺蜜璃との再会などが描かれます。第1話は1時間の特別編。4月からの放送に期待は大いに高まります!待ちきれない! 


すばらしい映像と音響

特筆すべきは、本編映像を全編4Kアップコンバートされており、全編の音楽を再ミックスし、迫力のあるドルビーサウンドになっていること。元々鬼滅の刃の映像は映画クオリティが高いですが、それが更に向上しているため、まさに「映画だ!」と感じる内容になっています。

また無限城のすごすぎる映像は、驚きです。制作者の方々のどれだけの時間と苦心があったのだろうと容易に想像がつく映像です。そして声優陣のすごさも。名声優として知られる人たちが上弦の鬼の声を当てており、あっという間にその世界に引きずり込まれます。

もちろん、今回ど〜んと登場した恋柱 甘露寺蜜璃の可愛らしさは、さすがの花澤香菜さん!もう最高に可愛いです。刀鍛冶編の楽しみの一つとなりました。

そしてオープニングから流れる映像は、鬼滅の刃を初めて見た記憶をよみがえらせ、思わず涙。そして流れるテーマ曲。うまい編集です。気持ちはぐわーんと高まり、これからつながる物語にぐっと引き込まれます!


アニメの守護神

そして会場でお話しできたのが、今回の映画を配給しているMuse CommunicationのCEO Jeff Leeさんです。

ガンダムを見て天啓を得、そこから日本アニメにハマり、マクロスやエヴァンゲリオン、名探偵コナンなど多くのDVDを全シリーズ集めたりしていたそう。

夢を追い、30歳でオタクタチというアニメ関連のキャラクターグッズを扱うお店をオープン。それからわずか10年でHakken!ショップをプラザシンガプーラなど3カ所にオープン。そして今回の鬼滅の刃などすばらしい映画を配給する会社になりました。年末にはまた大型アニメ映画を配給するそうです!これからもMuseの動向から目が離せません!

夢を叶えたJeffさんからもらった、すてきなメッセージをご紹介します。

「夢を追う事は素晴らしい事。やりたいことをやりましょう。もしかしたら成功してもほんの少し、もしかしたら失敗するかもしれません。でも必ず何か得るものがあるはず。自分の夢を叶えるために努力した事は必ず報われます」と。

もしあなたがアニメファンなら、その夢を追い続ければいつかアニメに関わる仕事ができるかも!


ファンスクリーニング参加者の声

上映前にインタビューした方々の中で面白かったのは、お母さんが先にハマり、娘やその友達を引きずり込んだというこちらの家族。バッグや携帯ケースまで鬼滅でなんともかわいらしいお母さん。

息子さんが大ファンで、スクリーニングに参加するに当たり、事前にテレビシリーズを全部予習させられたというお母さん。コスプレをやっていた人の中で目立った答えは、そのキャラクターの性格が好きだからとか、自分に性格が近いからなどのキャラクターの見た目でなく内面に共感するファンの声です。

また家族ではまって、友人家族も巻き込んだファンなど、さまざまでした。

悲鳴嶼行冥&レディ宇髄天元!

 

煉獄杏寿郎!

 

見終わった後にもインタビューしたのですが、「やっと見れた」「また見に行く」「やっぱりあの闘いを大画面で見られたのは最高だった」「ufotableの映像がもっとすごくなっている!!!」など、5つ星のほめ言葉ばかり!

お着物は鬼滅の刃のために!

映画上映中で面白かったのは、会場のあちこちから「たらったった〜」と歌声が聴こえたこと。そう、遊郭編のテーマ曲Aimerの「残響散歌」です。あの曲がかかったとき、キャッチーであり、日本語がわからなくても歌える部分なのでつい歌っちゃったという感じ。聴いていてこちらも笑顔になっちゃいます。

そして字幕を見ないといけないにもかかわらず、ほぼタイムラグなしで笑っていること。もちろんアニメや漫画で内容を知っているからということもあるでしょうが、シンガポール人が字幕慣れしていることの証のような気がしました。

そして内容をしっかりと受け止めていること。アニメファンは言葉の壁なんて軽々と乗り越えますね!

どのキャラクターのファンですか、と聞くまでもなく。時透無一郎尽くし!

 

今回のテーマ曲!

鬼滅ファンから、テーマ曲のイメージが違う、という声が聞こえていたので、どうなのかな〜と期待半分怖さ半分でしたが、映画館で聞くとまさにぴたっりと感じました

始まりの和楽器の音から盛り上がり、MAN WITH A MISSIONとmiletの歌声は今回繰り広げられるであろう物語を盛り上げること必至。もちろん歌詞にはアニメのストーリーも反映されています。

きっとこの刀鍛冶の里編とともに愛される曲になりそうです!


3月2日より一般公開!

惜しくもファンスクリーニングのチケットをゲットできなかった方もご安心。3月2日より一般公開が始まりました。

©︎Kiyoharu Cotoge/SHUEISHA, Aniplex, ufotable

鬼滅の刃が持つ壮大なスケール感と、美しい映像の精緻な部分を堪能できるのは、やはり映画館の大スクリーンがあればこそ。自宅にシネマがある方は別ですが、そうでないなら、鬼滅ファンなら、劇場に足を運ぶ価値ありです。残念ながらNC-16ですが、16歳以上ならぜひ。

アニメ「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」がいつシンガポールで公開されるかはまだ発表されていませんが、あまりタイムラグなく公開されるはず。NetflixかDisney+?待ち遠しいですね!

≪映画情報≫

『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』NC-16指定
一般公開日:2023年3月2日より(終了日未定)
上映映画館:Golden Village系列各館で独占公開中
チケットはこちらから

原作

吾峠呼世晴(集英社ジャンプ コミックス刊)

監督

外崎春雄

アニメーション制作

ufotable

キャスト

花江夏樹
鬼頭明里
下野紘
松岡禎丞
小西克幸
河西健吾
花澤香菜 他

テーマ曲

遊郭編 Aimer「残響散歌」(SACRA MUSIC)
刀鍛冶の里編 MAN WITH A MISSION × milet「絆ノ奇跡」(Sony Music Records)


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この記事を書いた人

林じゅん子

長崎県出身。バブル期の東京で浮かれて過ごし、そのままシンガポールへ。気がつけば20数年!香港映画がきっかけでアジア芸能にはまり、シンガポール初日本人芸能記者(自称)に。ラジオ、雑誌ともに芸能一筋、出会った芸能人は数知れず。 現在はエンタメ以外の3大好物、イケメン、おいしいもの、アニマルネタ目を光らせる。期間限定&新製品にも目がない、ローカルどっぷりジャパニーズ

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