SingaLifeスタッフが選ぶシンガポールのコンビニおすすめ商品6選!日本の味からローカルな味、コンビニスイーツまでご紹介!

誰でも日常的にお世話になることの多いコンビニ。シンガポールのコンビニでのおすすめ商品は何?スイーツにはどんな種類が?日本のコンビニと比べてどんなふうに違うの?そんな疑問に答えるべく、シンガポールのコンビニ事情と、SingaLifeスタッフが選ぶコンビニおすすめ商品6選をご紹介します!



シンガポールのコンビニ事情

「都市部を歩いていれば、すぐにコンビニが見つかる」「コンビニの店内には、必ずと言っていいほどATMやプリンターがある」

日本ではそんなイメージの強いコンビニですが、シンガポールではどうでしょう。日本とシンガポールのコンビニの違いを探ってみましょう!


シンガポールのコンビニも24時間営業?

日本でも地域によっては24時間営業ではないコンビニもありますが、ここシンガポールも同じです。シンガポールは国のほぼ全体が都市、ということを考えると、その割には24時間営業ではない店舗も意外と多いと言えます。特にコロナ禍で営業時間を短縮した店舗もあり、その後24時間営業に戻っていないケースもありますので、注意が必要です。


シンガポールにコンビニは多いの?少ないの?

東京のような日本の都市と比べると、シンガポールはコンビニのチェーン店がだいぶ少ないです。

シンガポールで1番多いコンビニチェーンである7-Elevenについて、日本と東京での店舗数を比べると、東京はシンガポールの約6倍(2023年1月現在)。シンガポールの面積が東京の約3分の1ということを考慮しても、東京のほうがだいぶ店舗数が多いということがわかります。

その代わりシンガポールでは、飲料やスナック、日用雑貨などを取り扱う個人商店がたくさんあります。mama shopもしくはmamak shopと呼ばれる、インド系ローカルの営む商店も多く、チェーンのコンビニとはまた違った品揃えが味わい深く感じられます。

多様な人種が暮らすシンガポールだからこそ、それぞれの暮らしに合ったこうした個人商店にもニーズがあり、それが東京ほどチェーンのコンビニが多くない理由なのかもしれません。


日本とシンガポールのコンビニの違いとは?

シンガポールのコンビニの店舗サイズは、日本と比べて小さいものが多いです。また、日本のコンビニではお馴染みの雑誌コーナーやプリンターなどはなく、ATMもない店舗がほとんどです。

しかし、大きめのコンビニになると中にイートインできるコーナーがあったりもします。電子レンジは通常レジの外にあり、自分で使用できるスタイルです。中華まんなどもショーケースを自分で開けて、トングで紙袋に詰めて店員さんに渡します。

また、日本と同じくコーヒーやカフェラテなどを淹れられるマシンがありますが、そこには商品ごとにA〜Dの表示がされているのが特徴的です。

これはNutri-Gradeという、シンガポール保健省が糖尿病対策として定めたグレードを表したものです。飲料に含まれる糖分・飽和脂肪酸について4段階で表され、コンビニ商品に限らず、特に含有量の多いC〜Dの商品については、現在表示が義務化されています。

※カフェなどで分量を調整したオーダーが可能な場合は適用外です。


シンガポールの代表的なコンビニは?

シンガポールのコンビニチェーンの大半を占めるのが、日本でもお馴染みの7-Eleven(セブンイレブン)とローカルコンビニの筆頭Cheers(チアーズ)です。

7-Eleven

シンガポールに400店舗以上ある、最大手のコンビニチェーン。スーパーマーケットのGiantやCold Storageなどと同じく、DFI Retail Groupの出資社でもあります。そのため、グループのハウスブランドであるMeadowsの商品などの取り扱いもあるのが特徴です。

もちろん日本と同じく7-Eleven独自の商品もさまざま売られています。


Cheers

現在160店舗以上を展開するCheersは、スーパーパーケットのFairPriceと同じくNTUC (National Trade Union Congress)が運営に携わるコンビニチェーン。そのためFairPriceのブランドのスナック菓子などがCheersにも置かれています

また、Cheers自体も手頃に食べられる食品のオリジナルブランドTreatsを展開しており、冷凍食品やコンビニには欠かせないサンドイッチなど、幅広い商品を販売しています。


SingaLifeスタッフが選ぶシンガポールのコンビニおすすめ商品6選!

お手頃価格のポテトチップス

シンガポールで売っているスナック菓子、正直日本のものより値段が高い!と感じることはありませんか?そこでおすすめなのが7-Elevenで購入できるMeadowsのポテトチップスと、Cheersで購入できるFairPriceのポテトチップスです!

どちらもさまざまなフレーバーがあり、定番の塩味からシンガポールらしさを感じさせるスパイシーテイストまで、種類が豊富で価格はきっかりS$1というのがうれしいところ!


ホットショーケースの点心やご飯類

日本のコンビニではさまざまな種類の中華まんが入っているこのようなショーケース。

こちらのCheersのショーケースでは、中華まんのほかに、シュウマイやちまき、ビリヤニなども中で保温された状態で販売されています。中華系に混じってインド系メニューがあったり、ベジタリアン用の代替肉を使ったメニューがあったりするのもシンガポールらしいところですね。

今回ショーケースから選んだビリヤニは、中にゴロンと大きめのチキンがいくつも入って、ホーカーのビリヤニよりもだいぶお安く購入ができます(S$2.6)。チキンはホロホロと柔らかく、このクオリティのビリヤニがこの値段で食べられるのはとってもお得なので、ぜひ試してみはいかがでしょうか?


味付け玉子

日本で「味玉」といって親しまれている、味付け玉子がシンガポールで大人気だというのをご存知でしたか?筆者も実際にローカルの友人から、「あれは家庭でも作れるの?」「レシピをもってる?」などの質問を受けた経験があります。

その人気を裏づけるように、7-ElevenとCheersのどちらも自社ブランドの味付け玉子(各S$2.5)を販売しています。そのまま食べても、ラーメンなどのトッピングにしてもグッド!使い方万能で主婦の味方ですね


おにぎり

日本人にとって、コンビニの定番と言えばやはりおにぎりですよね。シンガポールのコンビニでは、日本の具材に近いものから珍しいものまで、各種のおにぎりが楽しめます。旅の記念や滞在の思い出に、日本とちょっと違ったおにぎりにトライしてみるのもありかもしれません。

こちらは7-Elevenの、クリームチーズ&スモークハム、そして桜海老(各S$2.2)という、ちょっとユニークなおにぎり。お米がやや固めにも感じますが、その分ビニールのパッケージは取りやすく、ローカルの人にも扱いやすそうです。

クリームチーズ&スモークハムは、お酒好きな人ならワインが進みそうな濃厚な味。桜海老は、ご飯に炊き込まれているのかお米自体が綺麗な桜色をしています。そこにさらにコロンとした海老まで入っているという、海老好きの多いシンガポールらしいおにぎりです。


レンジでチンの冷蔵食品

種類が豊富で食べごたえのある、レンジでチンする食品の数々は、日本のコンビニのお弁当や冷蔵パスタのような存在です。

シンガポールらしく東南アジアやインド系・中華系のメニューも多いですが、中には日本のカツカレー(S$5)もあります!トンカツではなくチキンカツが使われているのは、イスラム系の方も多く暮らすシンガポールならではですね。


豆乳

日本でも最近はさまざまな味付けで紙パックの豆乳が売られていますが、シンガポールを含む東南アジアの国々でも豆乳は古くから親しまれています。

こちらの7-Elevenの豆乳(S$1.7)は、甘味ありと甘味なしの2種類が販売されています。初めて購入した際、店員の方に「甘さはほんのりだけだよ」とおすすめされ、甘味ありのほうをチョイス。ペットボトルのお茶などでもかなりの甘さで売られているものが多いシンガポールなので、実際のところどうなのかと思いつつ試しましたが、これが期待以上に日本人好みのほんのりとした甘さ

豆乳というだけですでにヘルシーですが、遺伝子組換えでない大豆が使用されているところにも安心感があります。


シーズンごとのお得な割引もチェック!

誰でもみんな、お得が大好き!各コンビニでは、時期ごとに新製品の割引や、お得なセット売りなどがされています。

例えば現在7-Elevenでは、Saver Combos(こちらのキャンペーンは2023年3月14日まで)という割引セットのキャンペーンが実施中です。食品と飲料の組み合わせで、それぞれ約$1.5もお得になります。

簡単に軽食をとりたいときや、初めての商品を気軽に試したいときにピッタリです。定期的に足を運んで、お得な情報をチェックしたくなりますね!
※店舗により、提供しているセットに違いがある場合があります。


【番外編】SingaLifeスタッフが選ぶシンガポールで楽しめるコンビニスイーツ

外出先でちょっとだけ甘いものをつまみたい、なんとなく日本のコンビニスイーツが恋しくなった、そんなときの強い味方!シンガポールで買えるコンビニスイーツにはどんなものがあるのでしょうか。

7-Elevenのシュークリーム

日本のコンビニスイーツが恋しいという方に、特におすすめなのがこちら!7-Elevenでは、日本で慣れ親しんでいた味がそのまま楽しめる抹茶やクリームチーズ&アプリコットのシュークリームが入手可能です。お値段がS$3.3で、ひと口食べれば気分は日本の、王道の味とクオリティ!


ローカルブランドのロールケーキ

大きめのCheers店舗などで取り扱われているこちらのロールケーキ(S$1.5)は、シンガポールの老舗Polar Puffs & Cakesのものです。どこか懐かしい味わいで、ローカルの方たちに愛されているロールケーキです。


ヤムイモまん

日本人にとって甘い中華まんと言えばあんまんですが、ここシンガポールではヤムイモという里芋のようなねっとりとしたお芋の中華まんも人気です!すっきりとした甘さの餡と目を引く紫色が印象的なYam Pauは、気軽に試せるS$0.85~。(セブンイレブンやチアーズで購入可能、値段は異なります)


LAVA

外側のチョコケーキを割ると中からとろけたチョコレートがあふれ出す、溶岩のようなラバケーキは、シンガポールでも特に人気のケーキのひとつです。

カフェで出会うことも多いですが、それよりだいぶお手頃に味わえるのがコンビニスイーツのいいところ。レンジでチンしてとろけるチョコレートの舌ざわりを楽しめる、7-Elevenのラバケーキ(S$3)。(実際に店内レジで温めてみました!!!!)

パッケージ右上の電子レンジマークに温め時間「1」とあるのを確認し、店内のレンジで「1」のボタンを押して温めます。(温め時間は10秒でした)

外側もしっとりとしていい感じ!さっそくスプーンで割ってみると…中からは期待どおりのとろけるチョコレートがあふれ出しました!こってりとした濃厚な味わいで、カフェにも劣らぬクオリティ。コーヒーや紅茶と合わせて、リラックスタイムにいただくのがおすすめです!


Mr. Softee

7-Elevenの一部店舗で取り扱っている、カップ入りソフトクリームMr. Softeeは、S$1.5というお買い得な商品です。こちらの写真は巨峰味ですが、時期によってフレーバーも変わります。暑いシンガポールで、手軽においしく涼しくなれるのがうれしいですね!


シンガポールでもさまざまなコンビニ商品を楽しんでみてはいかがですか?

日本でもシンガポールでも気軽さが魅力のコンビニエンスストア。ちょくちょく足を運んで、新商品や割引商品をチェックしてみるのはいかがでしょうか。小さなコンビニが多いシンガポールですが、大きめの店舗では他店にはない商品を発見できたり、のんびり店内でイートインしてひと息つけたりもします。ぜひお出かけの際に楽しんでみてください!

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。


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この記事を書いた人

SingaLife知りつくし隊

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、現地のトレンド情報やライフスタイル情報をお届けします。「知り尽くし隊にこんな情報を取り上げてほしい」各種SNSにてリクエストも随時募集中です!

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