特別な日や記念日に行きたい、タンパガ人気のレストランChef’s Table
タンジョンパガーの一角にある「Chef’s Table by Chef Stephan(シェフズテーブル)」。旬の食材を使った洋風料理のおまかせコースを楽しめます。
なんと新メニューにはシェフのステファンさんのバックグラウンドから本格的なオーストリア伝統料理も登場。今回の記事では、魅力あふれる新メニュー、そしてシェフ ステファンさんへの貴重なインタビューから経歴・思い入れなどをご紹介いたします!
Chef’s Table by Chef Stephan
Chef’s Table by Chef Stephan(シェフズテーブル)があるのは、タンジョンパガーの目抜き通り(タンジョンパガーロード)から1本東にある通り沿いのショップハウスの1階。
キッチン付近が一部吹き抜けとなっていることで自然光を取り込むことができ、落ち着く雰囲気の店内となっております。テーブルやキッチンはもちろん、お会計カウンターまでおしゃれな内装に仕上がっており、いつまでもいたくなるような心地よさを感じます。
【SingaLife編集部実食談】新メニュー紹介
今回は新おまかせコースメニューが登場ということで、 SingaLife編集部が実際に堪能させていただきました!
前菜はトマトタルト、ホタテ貝とポテト、フェイクオイスター
・トマトタルト 上に載っているキャビアはオリーブオイルでつけてあり、オリーブオイルの香りがトマトの酸味とマッチしてさわやかな味わいが広がります。 ・ホタテ貝とスカルプ ポテトのカリッとした食感がやみつきになりそう。上にはブラックペッパーの葉っぱが添えられていて、これがポテトとの相性抜群。加えてホタテ貝のプリっとした食感が楽しめます。 ・フェイクオイスター 中のオイスターマッシュルームは歯ごたえ抜群でおいしい。玉ねぎドレッシングにレモンがかけられていてさっぱりとした味わいです。 |
前菜の後はこちら。スープはハーブオイルとワサビオイルが使用されており、ハーブとわさびのさわやかな風味が鼻から抜けます。その上に添えられたアボカドのピューレがクリーミーさを、てんぷらがサクッとした心地よい食感を加えてくれます。
主食のパンもとても食べ応えがありました。ハードタイプのパンになっていて噛み応えがあり、添えられている濃厚なバターをつければこれまた絶品。さっぱりした味がお好みの方はオリーブオイルをつけてみてはいかがでしょうか。
続いては炙られたエビにアンズが添えられたこちらの一品。
エビが炙られていることによって食べた瞬間香ばしさが口いっぱいに広がります。また、香ばしさの中に上にのっているあんずがフルーティーさを加えてくれます。
続いての料理はこちら。照り感がある魚が枝豆といくらで彩られており、おしゃれな見た目を楽しみながらも食欲がそそられます。
ビシソワーズがかけられていて風味のいいジャガイモの香りが口いっぱいに広がり、濃厚な味わいにしてくれています。また、柔らかな食感の魚にいくらのプチプチ感が合わさって絶妙です。
こちらはシュペッツレと呼ばれるオーストリア伝統の料理だそう。濃厚なクリームチーズに卵のまろやかさが加わり、さらにスナックのような食感のポーククラックリングが塩味を足してくれます。そのクリーミーさと塩っ気はベストマッチで感動を覚えるほどのおいしさです。
続いてはカモ肉になります。厚みがあるけれども見た目からも伝わってくるほどのとても柔らかいカモ肉になっています。ガーリックのステーキソースがよく合っており、お肉の上に添えられた味噌がコクを加えてくれる絶品料理です。
こちらはメインの和牛ステーキ。おしゃれで食欲がそそられる見た目になっています。お肉はジューシーで柔らかく、菊芋のピューレをつけて食べると優しい味に、バターのザバイオーネは少し酸味のある味にバターのコクが加わり、後を引くおいしさに仕上がっています。
最後はデザートになります。最初にご紹介するデザートはガトーショコラ。サイドのブランデー入りアイスクリーム、そしてチェリーチップスが彩りを与えてくれ、見ているだけでテンションが上がるデザートになっています。
ガトーショコラは甘くて濃厚なチョコが味わえ、添えられているチェリーのチップスが口の中をさわやかにしてくれます。アイスクリームはブランデーとバニラが香り、食べると口の中がしゅわしゅわします。
お次はシャンパンアンドストロベリーになります。こちらもとてもかわいい見た目になっており、見て楽しみ、食べて楽しみと、二度楽しめる一品。
ストロベリーの澄ましスープの中にはスイカが含まれていて、ストロベリーの酸味とスイカのさわやかさ、みずみずしさがマッチしてお口直しとしては最高のデザートになっています。ソルベの方はシャリっとした食感と冷たさがシンガポールの暑い気候にさらされた体を癒してくれます。
最後はマカロンとショコラとなしの三種盛り合わせです。
ショコラの中にはお酒が入っており、大人の味が楽しめます。マカロンはグレーを基調としたシックで大人な見た目になっていますが、味は甘くてとってもおいしいです。なしも甘味がとてもありますが、みずみずしさもあり、最後に口の中をさわやかに整えてくれる一品です。
料理はもちろんサービスや空間も大満足でした。
メニューは頻繁に変更するので、現在のメニューを知りたい方はHPをチェック!
シェフ ステファンさんへインタビュー
ステファンさんの経歴と「Chef’s Table」をオープンさせた理由は?
2013年に同じ場所でプライベートイベントスペースを立ち上げたのですが、その2年後によりインタラクティブなダイニングコンセプトをお客様にお見せしたいと思い、レストランに改装し、Chef’s Table “Western Omakase “が誕生しました。
今回作った新しいメニューと、おすすめは?
新しいメニューは、今までとは違った構成になっています。植物性食品(ヴィーガン)向けメニュー「from the field」、そして2つめのメニューが魚や肉を含む「from land and sea」、そして最後のオプションが、Chef’s Signatureというメニューです。
私がお勧めするのはChef’s Signatureです。
最近は、新鮮な魚介類と春の果物や野菜を使った新しいアイデアに取り組んでいます。また、今回初めて父から教わった私の故郷オーストリアの伝統料理を取り入れました。
新メニューとこれまでのメニューの違いは?
以前のメニューは、4、6、8品コースが基本でした。現在は、軽食やアミューズブーシュなど、より多くのコースがあります。私たちのシグネチャーメニューは、現在10品コースが基本となっています。(※10品以下のコースメニューもご用意があります。)
店舗情報
Chef’s Table by Chef Stephan 住所:61 Tras Street,Tanjong Pagar, S079000 最寄駅:Tanjong Pagar駅 営業時間:火〜木 18:00-24:00 金 12:00-15:00,18:00-24:00 土 18:00-24:00 定休日:日・月 電話番号:6224 4188 WEBサイト |
どんなオケージョンにも最適なChef’s Table
いかがだったでしょうか。洋風おまかせメニューというユニークなスタイルで絶品のコース料理が楽しめるChef’s Table。レストランの雰囲気も非常によく、大切な友人やパートナーとの特別な日に、またいつも頑張っている自分へのご褒美ディナーにも最適です。
新メニューが登場したこの機会に、皆さんもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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この記事を書いた人
SingaLifeグルメ倶楽部
編集部が実際に足を運んだ選りすぐりの飲食店や、話題のカフェ・レストラン、最新グルメなど、シンガポールの食にまつわる旬の情報をご紹介します!次に食べたいグルメやお気に入りのお店が見つかるかも?