高校生活をシンガポールで過ごすなら早稲田渋谷シンガポール校で。その魅力と学びを紹介!
日本のカリキュラムでありながら、シンガポールの地の利を生かした国際教育を施している早稲田渋谷シンガポール校。どんなカリキュラムが行われているのか、どんな雰囲気の学校なのか、この記事では早稲田渋谷シンガポール校を詳しくご紹介していきます!
早稲田渋谷シンガポール校とは?
日本の早稲田大学と渋谷教育学園が共同で運営している早稲田渋谷シンガポール校について、詳しくご紹介していきます。
概要、歴史
早稲田大学系属早稲田渋谷シンガポール校は日本の文部科学省の認定を受け、1991 年に開校した私立在外教育施設の高等部です。日本の高等学校と同一の教育課程にもとづき、日本語による教育を行っています。現在、シンガポール在住の通学生や、その他アジア太平洋地区を中心に保護者が海外に在住する寮生など約 320 名が学んでいます。
魅力
では、早稲田渋谷シンガポール校の魅力はどんなところにあるのでしょうか?実際に通われている生徒さん方のリアルな感想を聞いてみました。
在校生・青木さんのインタビュー(シンガポール出身) 「早稲渋の魅力は、みんなが個性豊かなところです!色々な地域から来ているからか、お互いに違いがあることに抵抗がない感じがします。 特に入学してしばらくは、それぞれがどこから来たのかの話で盛り上がりました。出身の地域によっては英語だけでなくフランス語や中国語ができる子もいて、今まで自分は、英語ができれば大丈夫、と思っていたのですごく刺激になりました!」 |
在校生・古山さんのインタビュー(上海出身) 「英語の力が伸びるところが魅力だと思います。授業の種類が色々あるし、国際交流の企画もたくさんあってとにかく英語を使う機会が多いので、本気で頑張れば読むのも書くのも聞くのも話すのも本当に上達します。 勉強は高校に入って内容が難しくなった分大変ですが、中学校の間はコロナの影響で暇な時間が多かったので、その分今が楽しいです!」 |
やはりお二人とも国際色豊かで国際感覚が身につくところ、英語をはじめ外国語のスキルを伸ばせるところに魅力を感じているようですね!
男女比
早稲田渋谷シンガポール校の在校生の男女比については、ほぼ半々となっています。また出身国もシンガポールだけでなくインドネシア、タイ、ベトナム、中国の他、ヨーロッパ(ドイツ・オランダ)、アメリカなどさまざま。日本からの新規海外赴任に伴って入学する生徒も多いので国際色豊かな環境で学ぶことができます。
カリキュラム
早稲田渋谷シンガポール校のカリキュラムの特徴はなんといっても英語の授業の種類が豊富なことです。「英語コミュニケーション」「論理・表現」のように日本の高等学校のカリキュラムに含まれているものはもちろん、「時事英語」「英会話」のように早稲田渋谷シンガポール校の独自の授業も展開されています。
時事英語
「時事英語」の授業ではシンガポールの現地新聞「The Straits Times」などを用いて、実際にニュースで使われている英語を学びながらシンガポールへの理解を深めていくことができます。なぜこのニュースを選んだのか、このニュースのポイントは何なのかを生徒が発表するとともに、教員がニュースに基づいた問いを生徒に投げかけることでさらに理解を深めることを促します。
英会話
「英会話」の授業では3‐4名の生徒につき1名のネイティブ講師という少人数制で授業が展開されています。ただ英語で楽しくおしゃべりする、というわけではなくトピックに沿った議論ができる英語力を養うことを目的におこなわれています。少人数なので発言する機会も多くなり、会話力が身に付きます。
英語コミュニケーション
日本の教科書でしっかり基礎を身につけた上で、ナショナルジオグラフィック(National Geographic)がTED Talksとパートナーシップを結び開発した洋書テキストなども用い、さらに力をつけていきます。生徒は自らの意見を積極的に発言し、教員、生徒、そして教材が一体となって授業が作り上げられていきます。
寮生活・部活動、その他のアクティビティ
では、早稲田渋谷シンガポール校での勉強以外の寮生活や部活、その他アクティビティについてはどのような内容になっているのでしょうか。
寮生活
男子寮・女子寮ともに学校敷地内に併設されています。シンガポール国外から入学する生徒はここに入寮することになります。
全室個室で、寮内にはwi-fiが完備されています。食事は敷地内にある食堂で朝昼晩の3食を食べることができます。20:10の門限を守っていれば外出・外食も可能。寮監が夫妻で常駐しているほか寮生1名につき1名の教員がチューターとして寮生活をサポートしているので安心して暮らすことができます。
部活動
運動部・文化部ともに最終下校の18:30まで積極的に活動しています。大会はすべて国際試合になるので部活動を通じた国際交流も経験できます。
その他アクティビティ
行事は6月の体育祭、9月の星蘭祭(文化祭)のほか、1年次のマラッカ研修旅行、2年次のオーストラリア修学旅行など充実しています。国際交流行事は2週間に1回ほどのペースで行われています。また、毎年1月には早稲田渋谷シンガポール校主催の高校生会議「International Student Forum」も開催しています。
試験・入学条件
早稲田渋谷シンガポール校に入学するための試験日程や入学の条件についてご紹介していきます。
2024年度入学入試日程
2024年度の入学希望の方は以下の日程で入試が行われます。
オンライン入学試験:2023年11月4日(土) 第1回入学試験:2023年12月2日(土) 第2回入学試験:2024年2月3日(土) |
受験資格
早稲田渋谷シンガポール校の受験・入学条件は、出願時点で保護者が海外で就労していること、またはお子様の入学までに(2024年度入試の場合、2024年4月1日までに)海外で就労する予定があることです。条件によっては就労ビザ以外を保有していても受験ができます。
2024年度入試(2023年実施)からは、一定の条件を満たせば中学校の途中で保護者が帰国した場合でも受験が可能になりました。詳細は学校公式ホームページから募集要項をご覧になるか、同ホームページのお問合せフォームよりお問い合わせください。
受験対策
人気のある学校なだけに、その入試を突破して入学した生徒はどのように受験に挑んだのでしょうか。在校生のお二人にインタビューしてみました。
在校生・青木さんのインタビュー(シンガポール出身) 「私は受験のときに数学をすごく頑張りました!最初に基本的な問題がずらっとあるので、そこをしっかり取ることが大事だと思ってたくさん勉強しました!」 |
在校生・古山さんのインタビュー(上海出身) 「僕は途中で勉強に飽きてちょっとサボってしまったときがあったのですが、周りがみんな頑張っているのであっという間に成績が下がってしまい、取り返すのが大変でした。早稲渋に入ったら自分の好きなことを追求できる楽しい時間が待っているので、最後まで諦めずに全力で勉強してほしいです!」 |
お二人とも諦めず勉強に取り組み合格をつかまれたんですね。これから入試に挑戦される皆さんもまずは基礎を大切に最後まで諦めないで合格をつかみとってください!
卒業後の進路
早稲田渋谷シンガポール校卒業後の進路についてです。早稲田渋谷シンガポール校は早稲田大学への推薦枠が85名あります。また関西学院大学への推薦枠は27名。その他、明治大学、東京理科大学などへの推薦枠もあります。もちろん推薦を利用せずに一般受験で難関国立大学を目指す生徒もいます。
今後のイベント
早稲田渋谷シンガポール校の今後のイベント予定については以下の通りです。
9月2日(土) 学校説明会(本校) 9月10日(日) 学校説明会(オンライン) 9月16日(土) SingaLife主催オンライン説明会 9月24日(日) 星蘭祭 10月1日(日)東京説明会(早稲田大学) |
在校生から、受験を目指している方に向けてのメッセージ
在校生の方々から早稲田渋谷シンガポール校受験を目指す皆さんに向けてのメッセージを頂きました。
「僕は中学校の間ずっとロックダウンの厳しい地域にいたので、早稲渋の勉強と行事で忙しい毎日が新鮮ですごく楽しいです。 友達はみんなフレンドリーで国際色も個性も豊かですし国際交流でローカルの友達もできます。この間現地校の子が早稲渋に体験入学に来たときはバディ生徒を務めました。普通はなかなか聞けないことを聞けたので学ぶものが大きかったです。 全力で勉強して、早稲渋に来てください!」 |
「早稲渋は授業がすごく面白いです!先生たちも一緒に授業を受ける友達もみんな個性豊かなので、毎日発見があって楽しいです。 テストと行事が交互にあって忙しいけれど頑張った分結果はちゃんとついてくるし、頑張ったことを認めてくれる人がここにはいます!だから早稲渋に入るために頑張って、早稲渋に入ってからも頑張ってほしいです!」 |
早稲田渋谷シンガポール校からメッセージ
最後に早稲田渋谷シンガポール校より受験を目指す皆さんへのメッセージをご紹介します。
早稲渋の何よりの自慢は素直で優しく思いやりあふれる生徒たちです。その生徒たちの力をさらに伸ばし、活躍の場を広げるための授業・部活・行事・国際交流活動が、ここには豊富に揃えられています。受験生のみなさんと早稲渋でともに過ごす日を教職員・生徒一同楽しみにしております。
本校の様子は学校ホームページの他、Facebook・Instagram・YouTubeでも発信しています。学校見学も随時受け付けておりますのでぜひ一度本校にお越し下さい!
学校情報
早稲田大学系属 早稲田渋谷シンガポール校 住所:57 West Coast Rd S127366 最寄り駅:Clementi駅、Haw Par Villa駅 電話番号:67718118 お問い合わせ:admission@waseda-shibuya.edu.sg WEBサイト YouTube |
●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。
最新ニュースやプロモ情報をLINEとInstagram、メルマガでお届けしています!ぜひお友だち追加・フォローしてね!
この記事を書いた人
SingaLife編集部
シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!