結膜炎への感染が急増 日当たり症例数が昨年比75%増加
シンガポールでは今年、結膜炎の報告数が非常に多くなっており、1~7月は1日に記録された症例数が昨年同期から75%増加した。保健省が公表した7月8日を最終日とする1週間の感染症週報によると、公的医療機関ポリクリニックは急性結膜炎の1日当たり平均が63件となり、2022年同期の36件を上回った。
ストレーツ・タイムズ紙は3月時点で本傾向を伝えていた。新型コロナウイルス感染症の制限措置解除が急性結膜炎を引き起こすウイルスや細菌の拡大を加速させたものとみられる。
眼科医院ストレーツ・アイ・センターの医師らは感染性結膜炎の症状を訴える患者数に“顕著な増加”が認められると述べ、コロナ禍の年は減っていた人的交流が今年は増えているせいだろうとの見解を示した。医師らによると、(感染性結膜炎は)高い伝染力を持ち、結膜炎にかかった人/その人が触った物に接触した手で目を触ることで感染が広がっていくという。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
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