シンガポール最古の国際バカロレア校ISS International Schoolは日本語も維持しながら海外進学も目指せるインター校!

国際都市のシンガポールには数多くのインターナショナルスクールがありますが、何を基準に学校選びをしたらよいのか、頭を悩ませる日本人子女のご家族も多いのではないでしょうか。

今回は、国際バカロレア校で、日本語力をキープしバイリンガル ディプロマを狙うこともでき、アメリカの高校卒業資格にもなるHSD取得コースの選択も可能な、 ISSインターナショナルスクールをご紹介します。ISSなら、お子さんの選べる進路が広がりますよ!


1981年創立の歴史あるISSインターナショナルスクール

シンガポールに数あるインターナショナルスクールの中でも、1981年創立のISSは特に長い歴史を誇る学校です。植民地支配後のシンガポール政府創設メンバーであった政治家が、シンガポールを、世界の舞台で活躍できる人材をもつ国へと導きたいと、政界引退後この学校を創立しました。多様な能力と文化的背景をもつ生徒たちが共に学び、国際的視野を持ち、それぞれの個性を育てていける環境を提供するという理念は、今でも強く受け継がれています。


緑に囲まれたキャンパスへのアクセス

シンガポールの国立公園のひとつ、Telok Blangah Hill Parkの木々に囲まれたISSインターナショナルスクールは、森の中の学校ともいえる緑豊かな環境にありながら、シンガポールの中心部からも車で10分ほどという恵まれた立地にあります。

Circle LineのLabrador Park駅が最寄りとなりますが、ここから徒歩では遠いため、ご自宅と学校の間を往復してくれるスクールバスのご利用がおすすめです。


幼稚園から高校までの一貫校

ISSインターナショナルスクールは、日本の幼稚園児、そして小学校から高校までの学齢にあたる生徒を受け入れ、一貫教育を行なっている学校です。シンガポールに長期滞在されるご家族には、お子さんが一度入学した学校で、自分の能力や性格をよく知る教員たちに囲まれ、学齢に関わらず続けて教育を受けられるのはうれしいですよね。各クラスは15〜20名の少人数制で、先生が生徒一人ひとりをきめ細かくケアできるようになっています。


ISSのカリキュラムの特徴

一貫校のISSインターナショナルスクールでは、生徒の学齢や、文化的・言語的背景、希望進路など、それぞれに合わせた学生生活を送ることができます。ISSのカリキュラムの特徴をご紹介しましょう。

アメリカの高校卒業資格も選べる国際バカロレア校

国際バカロレア校のISSインターナショナルスクールは、国際バカロレア基準での初等教育(PYP)、中等教育(MYP)、ディプロマ プログラム(DP)の3つを請け負っています。またGrade9〜12の学年を対象に、国際バカロレア資格に代わり高校卒業資格(HSD)を選択し、取得することもできるようになっています。

HSDはアメリカの多くのカレッジや大学で高校卒業資格として採用され、入学資格として使用できるものです。シンガポールにおいても、カレッジやポリテクニック、大学など、さまざまな高等教育機関で、入学資格として採用されています。日本の大学にも、帰国子女入試でHSDを海外での高校卒業資格として認定する大学や、また、SAT(Standardized Test)のスコアなどと組み合わせ、大学入学資格として使用できる場合があります。お子さんが大学などの高等教育機関への進学を考える年齢になったとき、さまざまな選択肢をもてるのはありがたいですね。

日本人生徒にうれしい、レベル別の英語サポート

英語を母語としない生徒も数多く通うISSでは、第二言語としての英語能力の発達をレベル別にサポートする、EAL(English as an additional language)というプログラムがあります。学年ごとに必要となる英語の能力を、その時点でのレベルに合わせた指導で獲得していけるのがうれしいですよね。

日本人の両親をもち、これまで国際的な環境での通学をしてこなかったお子さんでも、学校のサポートを得ながら着実に英語の能力を発達させ、学年が進むごとに英語での授業の理解度も高まってゆきます。

母語の発達も重視!バイリンガル ディプロマ取得も可能

ISSでは適切な母語の獲得も重視し、特に初等教育では、クラスの先生が、生徒が母国語でカリキュラムに関わることも奨励しています。さらに学齢が進むと、日本語・英語両方の能力のある生徒は、2言語でコースを修了するバイリンガル ディプロマを目指すことも可能です。

現在ISSに通学する生徒の約15%は日本人で、英語での授業に順応しながら日本語も維持する学生生活を送っています。日本語が母語であることが不利になるのではなく、母語を大切にしながら、むしろそれを生かしていく道を選択できるのは、魅力的ですね。

一人ひとりの成長を支えるISS独自のプログラム

ISSでは、生徒一人ひとりの能力や適正、ニーズに合わせた指導を行うため、教師が考案したラーニング アクセレレーターという、個別的なアプローチを採用しています。一律の目標設定で学習を強いるのではなく、生徒ごとに学業やそれ以外のアクティビティに関わる目標を設定し、学習計画を作成するスタイルです。

教師は生徒一人ひとりの個別の学習計画に照らし、その達成度や学習スタイルを随時モニターして個々にコミュニケーションをとります。年間を通し、個別の目標や計画をもって学生生活を送ることで、生徒自身の自己認識の度合いや自主性が高まり、一人ひとりの潜在能力が最大限に引き出される、ISS独自の教育システムです。

多様な生徒を受け入れるインクルーシブ教育

世界的な視野をもつグローバル市民を育成するISSでは、実社会に存在する多様性をもった学習環境を実現するための、インクルーシブ教育を行っています。そのため学校ではさまざまな母語と、多様なレベルの英語能力をもつ生徒を受け入れ、学習サポートを必要とする生徒には適切なサポートが提供されます。各生徒がそれぞれ独自の個性としてケアされ、能力を伸ばせるだけでなく、互いの違いを認めて理解し合うことも自然と学べる環境は、未来を担う子どもたちにとって理想的ですね。


特性に合わせて学べるからこその高い実績

ISSの2023年度の国際バカロレアクラスは、7科目において世界平均を上回る成績を収めました。またHSDクラスを選択した生徒たちも、全員が大学進学に成功しています。国際バカロレアクラスでは生徒の9割がバイリンガル ディプロマを修了するという、優れた成果を残しています。多様な生徒を受け入れながら、これだけの学業実績を上げられるのは、生徒一人ひとりに合わせた個別の学習計画の賜物だと言えるでしょう。


豊富な課外活動で、人間的成長も促進

学業だけでなく、生徒たちが生き生きとした学校生活を送り、健やかな心身を育て、人との協力を学んでいく課外活動が盛んであることも、ISSの魅力です。学校では、バドミントンやサッカー、バレーボールといったスポーツや、アート、ガーデニングなどの課外活動に参加することができます。中には生徒たちが世界のさまざまな問題について協議する、模擬国連もあります。

生徒たち自身が新たな課外活動を立ち上げることもでき、人間的成長やコミュニティ意識と共に、自主性も育まれる機会となっています。

シンガポールのインター校が競い合い、共に切磋琢磨するAthletic Conference of Singapore International Schools (ACSIS)にも加盟しているので、スポーツ好きな生徒たちには活躍の場もたくさん用意されていますよ!


学校を体験できるISS Discovery School

ISSインターナショナルスクールをよりよく知っていただける、学校体験プログラム、ISS Discovery School が、定期的に開催されています!こちらのサイトでは過去の開催時の様子をご覧いただくことができ、また今後の開催について、日程も含めた詳細についての続報が出される予定です。

個別のお問い合わせについては、Eメールで受け付けていますので、ご興味のある方はご連絡ください。


学校情報

ISS International School(ISS インターナショナル スクール)

住所:21 Preston Rd, S109355
開校時間:月〜金 8:00-17:00
電話番号:6475 4188 / 6939 6120
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日本人先生からのメッセージもご覧ください。

 

豊かな環境でお子さんの総合的な能力を育みましょう

周囲の自然環境に恵まれ、課外活動も盛ん、学業実績も高い国際バカロレア校のISSインターナショナルスクールは、生徒の全人格的な成長を促進する学校です。一人ひとりに合わせたプログラムで学ぶことができ、卒業後もさまざまな進路の選択肢をもてるISSでは、世界の未来を担うさまざまな国からの生徒たちが集い、生き生きと学校生活を送っています。お子さんに、能力を最大限に伸ばせる豊かな学習環境を与えてあげたいお父さま・お母さま、ぜひお気軽にISSまでお問い合わせください。

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!

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