わいせつな捏造写真入りの手紙で脅迫、70人超が被害に:警察発表

3~4月にかけ、70人以上の人がみだらなポーズをした自分自身の捏造写真入りの脅迫状を受け取った。

警察は4月19日、手紙は受取人たちの職場に送付され、「指定のEメールアドレスに連絡しなければ、“恐ろしい結果”を招く」と警告する内容だと伝えた。被害者が連絡を取ると、手紙の送り主は金銭を支払わなければ、ソーシャルメディア上にわいせつな写真を公開すると脅してくるのだという。少なくとも被害者1名が脅迫犯に送金し、S$20,000ドルを失った。

警察は被害者の写真や職場の住所はオンライン公開されている情報源から入手した可能性が高いとした上で、人工知能(AI)を利用した編集ツールの進歩に伴い、捏造写真や動画が脅迫に用いられるケースは増加していく恐れがあるとの見解を示した。また、このような捏造写真を受け取っても慌てずに、連絡や送金の指示を無視し、速やかに警察へ通報するよう、国民に向け勧告を発出した。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

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