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新型コロナウイルスはどうやって拡大していったのか。

世界中に深刻な影響を与えている新型コロナウイルス(COVID-19)。どのように発祥し、どのように世界に拡大していったのでしょうか。さらに感染したときの症状はどのようなものなのか、効果的な予防策はどのようなものでしょうか。

シンガポールでは主に保健省がほぼ毎日情報を更新していますが、その情報はもちろん英語。日本語の媒体もありますが、なかなかアクセスしづらいのが現状です。
シンガポール政府の感染防止策やQ&Aに関して、シンガライフがまとめました。

すべての始まりは中国・武漢だった

新型コロナウイルス(COVID-19)による肺炎が確認されたのは、中国の湖北省武漢市でした。それは2019年の大晦日、12月31日のこと。それより前の2019年12月29日に、武漢市内の海鮮卸売市場で広がったとみられる肺炎の患者7人が病院に運び込まれていました。
1月に入ると、武漢市内では新型コロナウイルスによるとみられる発熱や胸の苦しさなどを訴える市民が病院に押し寄せていたと言われています。
1月9日には中国国営の中央テレビが「新型のコロナウイルスが検出された」と報道したものの、人々の危機感がそれほど高くはありませんでした。旧正月(春節)を祝う催しも通常通り開かれており、普段と変わらない市民生活が武漢市内での感染拡大を広げたものと言われています。
その後、市内では感染が急拡大し中国政府も封じ込めを本格化させて1月23日に人口1400万人の武漢市を封鎖しますが、封鎖をする前に500万人が武漢市を離れたと言われています。
中国メディアの推計では、中国外に出た渡航者の数が最も多かったのはタイで最大で2万7000人が訪問。2位は日本で約1万8000人、3番目はシンガポールで約1万1000人だったといいます。

世界への感染拡大の推移

新型コロナウイルスによる初めての死者が出たのは1月9日です。
WHO(世界保健機関)によれば、感染者数は1月20日で282人でしたが、約2週間後の2月5日には2万4554人となり、2月16日には5万1857人となり、その数は増える一方です。
当初、新型コロナウイルスは中国や日本、シンガポールなどアジアだけの問題だとみられていたものの、ヨーロッパやアメリカでの感染が拡大すると、世界的な問題へと発展。WHOは3月11日に世界的な流行を示す「パンデミック」を宣言しました。
その後感染者数は急増し、3月23日の時点で、世界189の国や地域で感染者数は29万人を超え、死者数も1万3000人に迫っています。

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