石川県観光スポット紹介

加賀藩のお膝元として栄えてきた城下町、石川県・金沢。2020年7月に金沢城鼠多門・鼠多門橋が完成し、金沢市中心部では新しい観光ルート「加賀百万石回遊ルート」が誕生しました。

さらに10月には加賀百万石回遊ルート上に「東京国立近代美術館工芸館(通称、国立工芸館)」が10月にオープン。今回は、加賀百万石回遊ルートの5つのエリアから1か所ずつ紹介したいと思います。

<長町エリア> 長町武家屋敷跡 野村家

石畳の小路や土塀など城下町の面影が感じられる長町武家屋敷跡。この界隈で唯一、一般公開されているお屋敷「野村家」は、2009年発行の『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で二つ星を獲得するなど、立派な屋敷と美しい庭園は世界的にも高い評価を受けています

屋敷と庭を見学した後は、2階の茶室でゆっくりとお抹茶をいただくのもお薦めです。

<金沢城エリア> 鼠多門・鼠多門橋

金沢城の門の一つであった黒い海鼠漆喰が特徴の「鼠多門」と、城内最大規模の木橋「鼠多門橋」が、2020年7月、約140年ぶりに復元されました。

城内の他の門と違い、海鼠壁の目地が黒漆喰で仕上げられています。城内各所の門はそれぞれ特徴があるので、見比べてみるのも楽しみの一つです。  

<兼六園エリア>

日本三名園の一つ、兼六園。江戸時代に加賀藩主により何代にも渡って長い年月をかけて造られた廻遊式庭園で、築山や池、曲水、木々、花、茶屋などを散策しながら楽しむことができます。

また、一年を通じて、四季が織りなす景観を堪能できるのも人気の理由の一つ。春は梅や桜、初夏はかきつばた、秋は紅葉、冬は雪の庭園を楽しむことができます。また、定期的にライトアップも実施しているので、石川県の観光サイトでチェックしてみてください。

(石川県観光サイト「ほっと石川旅ねっと」)https://www.hot-ishikawa.jp/

<本多エリア> 石川県立歴史博物館

石川県の歴史と文化が資料や映像で学べる博物館です。資料や展示は分かりやすく充実しており、子どもから大人まで楽しめます。祭礼体感シアターでは石川のお祭りを映像と音と振動でその名のとおり体感できます。

建物も明治から大正にかけて建てられた歴史的価値のあるレンガ建築で、国の重要文化財に指定されています。レトロな建物を背景にフォトジェニックな写真撮影もお薦めです。

<広坂エリア> しいのき迎賓館

1924年に建てられた「旧県庁舎」を、正面は格調ある造りをそのままに、反対側は、モダンなガラス張りのデザインにリニューアルした、憩い・交流の空間を備えた施設です。

金沢城公園の隣に位置しているので、館内のカフェでは、金沢城の石垣を眺めながらゆっくりお茶を楽しむこともできます。

<加賀百万石回遊ルートをお得に巡る!>

加賀百万石回遊ルートのスポットを巡る際にはルート上の対象文化施設に入場することができる「加賀百万石回遊ルート SAMURAIパスポート」がお薦め。
加賀百万石回遊ルートにはまだまだ魅力的スポットがたくさんありますので、公式サイトでチェックしてみてくださいね。

(加賀百万石回遊ルート公式HP)https://hyakumangoku-route.jp/

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SingaLife編集部

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