グラブフードの配達員、陣痛の妻とその夫を無料で病院に送り届ける

グラブフードの配達員2人が、陣痛の妻を病院に連れて行くタクシーを捕まえられなかった夫を助けました。

1月13日午前9時15分ごろ、プンゴルのスマングウォーク近くで、妊娠中の妻が破水した男性がリトルインディアにあるKKウイメンズ・アンド・チルドレンズ・ホスピタル(KKH)に向かうために、タクシーを探していたものの、付近にタクシーはいなかったそうです。

そのとき、困っている夫妻を目撃したグラブフードの配達員で夫のジャマルさんと妻のファディラさんが、KKHへ送ると申し出たそうです。

男性と妻は、ジャマルさんとファデラさんが仕事に行く途中だと思い、一度は申し出を断ったそうです。ただ、2人が「私たちはグラブフードの配達員として働いているので、急いで仕事に行く必要はない」と話すと、車に乗り込んだといいます。

ジャマルさんとファディラさんは、仕事を始めるタイミングでしたが、出産間近の夫婦を助けるために、起動中だったグラブフードのアプリをオフにしました。

KKホスピタルに向かう車内で、それぞれの夫婦は、連絡先を交換。「病院ですべてが落ち着いたら、彼らに会うことを計画している。男性と妻の家を訪れるかもしれない」とジャマルさんは話しました。

Facebookの投稿では、助けられた男性がジャマルさんとファディラさんに感謝の気持ちを伝えるために、2人をタグを付けし、感謝の言葉を綴っています。

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SingaLife編集部

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