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シンガポールの新型コロナの行動制限緩和へ10月内にも。5人以上で飲食も可能に

シンガポールのヘン・スイキャット副首相兼財務大臣は10月5日、今後数週間以内に新型コロナ感染対策に取り組む関係省庁タスクフォースが「フェーズ3」への移行を発表すると述べました。

フェーズ3とは、6月2日に解除された外出制限措置「サーキットブレーカー」後の経済活動の再開を3段階に分けた最終段階です。フェーズ1は、6月2日から6月18日まで。6月19日から始まったフェーズ2では、飲食店や小売店、スポーツジムなどの営業再開が認められ、少人数での社会活動が可能になりました。フェーズ3は、コロナウイルスの治療法もしくは有効なワクチンが開発されるまでの「ニューノーマル」段階になります。

数週間以内に予定されている発表には、フェーズ3に移行する時期、集まりに関する人数制限の緩和、また大規模なイベントへの参加人数の緩和が含まれるとのことです。ガン・キムヨン保健大臣はまた、レストランでの飲食時の人数制限=5人を緩和する可能性があると述べました。

ヘン副首相はまた、コロナウイルスの状況は安定しているが警戒を怠ってはならないとし、今後数カ月の活動再開に向けて4つの戦略を採用すると説明。それらは、有効なワクチンの早期確保、PCR検査の強化、感染者の迅速なコンタクトトレーシングと隔離、および安全管理措置の遵守です。

シンガポールは、ワクチンを早期に調達するため多くの製薬会社と協力しており、地元でのワクチンの開発を支援しているほか、シンガポールでのワクチン製造に取り組んでいます。

PCR検査能力は、目標の1日あたり40,000件に近づいているほか、より迅速にテスト結果が出る新しいテスト技術も評価中とのことです。

コンタクトトレーシングと感染者の隔離に関しては、迅速に実施することがウイルス拡散を抑える鍵と捉え、デジタルツールをうまく活用しています。トレーストゥギャザートークンやセーフエントリープログラムにより、濃厚接触者を迅速に特定することに成功しています。

また、コミュニティの感染者数を低く抑えるためには、皆が安全な管理措置を引き続き遵守することが重要としています。

フェーズ3への移行は今後数週間以内に発表するとのことですが、このような発表があると、次には「実施は数日後になります」となることが多いシンガポール。フェーズ3はもうすぐといえそうです。

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