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外国人寮労働者の感染検査完了後に陽性発覚、800人隔離へ

シンガポール政府は、寮に住む約30万人の出稼ぎ労働者全員の新型コロナウイルス検査を8月上旬までに完了し、8月下旬までには大半の労働者が建設現場や造船所などの職場に復帰できると発表していました。

ところが、保健省(MOH)は8月12日の夜、検査が終わっていた外国人寮の住人に陽性者が確認されたと発表し、800人が隔離されることになりました。その寮の名前は発表されていません。

これで、隔離中の外国人労働者の数は約22,800人になります。政府は、隔離期間が終了した時点でPCR検査を行っているため、今後もしばらく新規感染者数の高い水準が続くとしていますが、その後は減少に向かう予想とのことです。

12日に報告された新規感染者の数は42人で、3月30日の35人以来、過去4ヶ月ぶりに少ない感染者数となりました。その内訳は、一般国内感染が1名、輸入症例者11名、外国人寮感染者が30名です。一般国内感染者は隔離中のシンガポール人男性(58)で、輸入症例者の内訳はインドとインドネシアから帰国したシンガポール人2名、インドから入国した扶養家族パスホルダー4名、フィリピンとインドから入国した就労ビザ保持者4名、そしてインドから船でシンガポールに到着したフィリピン人船員1名です。

一般国内感染者数は過去2週間にわたり1日あたり平均2件、感染経路のわからない症例は1日あたり平均1件と安定しています。

シンガポールの感染者は累計で55,395人になりましたが、50,505人が完全に回復しており、現在入院治療中の患者は92人、集中治療室で治療を受けている人はいません。

感染経路がほぼわかっているところが心強いですが、政府は、感染拡大はいつでも起こりうると警告しています。

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