シンガポール・MIT研究技術アライアンス 迅速血液検査開発、新型コロナの免疫判定

シンガポールと米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究技術アライアンス(SMART)と南洋理工大学(NTU)の科学者チームは、指先から採血した血液一滴で新型コロナウイルス感染症(Covid-19)や変異株への免疫があるか否かを判定する新血液検査を開発した。

従来の臨床検査は(判定までに)24~72時間を要するが、本検査はわずか10分で結果が出る。

SMARTとNTUが22日に発表したプレスリリースによると、新血液検査は血液サンプル中の抗体と結合する化学薬品が塗布された紙ベースの分析装置を使い、Covid-19を引き起こすウイルス「Sars-CoV-2」やデルタ株およびオミクロン株などの変異株への中和抗体のレベルを検知するもの。検査の精度は最大90%だという。

将来的には(Covid-19の)新たな変異株やその他の病気にも容易に応用できるとのことだ。



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SingaLife編集部

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