シンガポールでの住宅探しに密着!東京不動産で内覧の様子から入居までの実際の流れを紹介

シンガポールでの快適な生活、条件に合った住宅探しは重要ですよね。

実際、内覧から入居までどうやって進めるの?住宅探しで気を付けるべきことは?などシンガポールでの住宅探しのお悩みを解決すべく、物件内覧から入居までの流れについて東京不動産様に密着し、お話を伺いました。


密着させていただいたご家族構成

今回、初めてのシンガポールでの海外駐在生活に向けて、ご家族連れでの住宅探しをされているご家族に密着させていただきました。

ご家族構成
・日系企業の駐在員家庭
・初めての海外生活
・4人家族(夫婦、子ども2人。小学校5年生と幼稚園年長)



物件選び〜ご入居までの一連の流れ

まずは希望条件のヒアリング

主に以下の点を中心にお電話でヒアリングさせていただきます。必ずしもこの時点で希望条件が明確になっている必要はありませんが、お子様の学校についてはある程度の方針が固まっていると、よりスムーズに進めていくことが出来ます。

①基本情報や条件面での制約
家族構成、会社規定(賃料の上限や契約期間など)、賃貸開始日(いつまでに入居しないといけないか)、ペット有無、自家用車有無、家具つき/家具なし希望などをお伺いします。

②学校・幼稚園について
長女様は日本人小学校に通学予定、次男様についてはローカルプリスクールと日系幼稚園の両方をご検討中。また、長女様が現地生活に慣れてこられたら、塾への通学もお考えです。

③希望のエリアや条件 
奥様は英語環境に不慣れなため、初めての海外生活を安心してお過ごしいただけるエリアを希望されています。また、築10年以内で2ベッドルーム以上、会社へのアクセスが良いエリア(できればMRTで乗り換えなし)もご希望です。

東京不動産エージェントからのヒアリングに対するアドバイス

基本的な事柄をお伺いした上で、東京不動産エージェント側からも以下の通り数点、補足・アドバイスさせていただきました。

・シンガポールでは東西エリアにそれぞれ日本人小学校があり、学区制が適用されています。居住地によって通う学校が決まるため、学校の希望が重要です。また、中学部は西エリアに1校しかないため、高学年のお子様がいらっしゃる場合はその点も考慮する必要があります。

→日本人中学校進学を見据え西エリアに絞って比較検討、スクールバスのピックアップポイントになっているコンドミニアムをおすすめします。

・バス路線が充実しているため、MRT駅近くでなくても便利な場所が多数ありますので、いくつか候補に追加する予定です。

・幼稚園やプリスクールは多数あるので、家が決まってから周辺で良い学校を見つけても遅くはありません。また、多くの場合スクールバスはコンドミニアム内までアクセスできます。

・今後の連絡は主にWhatsAppグループを作成して進めます。質問対応や内覧のスケジュール確認などは、日本語でこちらにご連絡していきます。

内覧物件リストアップ

ヒアリングに基づき、エージェントがご希望に合った物件をリストアップし、内覧のアポイントメントを調整します。1日に平均して4~5件の物件を内覧します。オンライン上で気になる物件がある場合は、その物件名をエージェントに伝えて候補に加えることも可能です。

ただし、前日や当日に急遽、別の入居者が決まってしまい、アポイントがキャンセルになる場合もあります。シンガポールでは、前の入居者がまだ住んでいる状態での内覧が日常的に行われる点が日本と異なる特徴です。

いよいよ内覧!

滞在先のホテル(サービスアパートメント)まで社用車でお迎えし、日本人とローカルの2人のエージェントが立ち合います。家主のエージェントとは主にローカルエージェントが英語/中国語で、お客様と日本人エージェントが日本語でやり取りするため、コミュニケーションはスムーズで行き違いもありません。

プロの視点で物件をチェックし、細部まで注意深く写真を500~600枚撮影します。間取りや内装に加えて、水回りやキッチン、洗濯機などの家電の状態も必ず確認します。これにより、入居後のトラブルを回避するための基盤を確実に整えます。

物件検討〜選定

今回は、内覧した物件の中から印象の良かった3つをご家族でご検討いただき、最終的に選択肢を絞っていただきました。

物件① 中心地に近い、駅近、駅周辺の生活利便性 ×コンパクトな間取り
物件② 海の見える眺望、雰囲気 ×最寄りのモールやスーパーへのアクセス
物件③ 3ベッドルーム可能、ショッピングモール至近 ×中心地へのアクセス


今回は、物件①に決定。駅直結モールの利便性が高いこと、日本人が多くて馴染みやすくコミュニティに溶け込みやすそうなことが決め手となったそうです。 

契約手続き

シンガポールではまず最初に、入居意思及び希望条件を伝えるためのレターオブインテント(LOI)を発行します。今回は、マットレスの交換を希望条件に含めて提出しました。同時に、手付金(賃料1か月分)を支払います。これはのちに敷金に充当されます。

✅借りたい意思を示すLOIは同時に複数出せないので物件を1つに絞る必要があります。物件の保留が出来ないので、迅速な決断が必要です!
✅LOIの内容がほぼ契約書同等の効力を持つので、希望条件や交渉したい点は必ず盛り込む必要があります。

契約が確定したら、賃貸借契約書(テナンシーアグリーメント)を結び、残りの敷金、前家賃(1か月分)、印紙代、仲介手数料を支払って本契約となります。

入居後

SPサービス(電気・水道・ガス)の手続きは東京不動産が代行するので、入居後すぐにスムーズに生活が出来ます。

✅不具合などあれば写真で記録し、1か月以内に修繕を依頼する必要があります。全ての家電製品、什器はこの期間に必ず使ってチェックをしてください。


ご家族からの感想

今回初めての海外生活ということで、どのような環境でどのような生活を送るのかイメージが沸かないままバタバタと渡星しましたが、妻が事前にネットなどで情報収集したものに加え、最初のヒアリングで多岐にわたるアドバイスをもらえたので、それを踏まえて家選びの優先順位などを検討することができました。

シンガポールは都会と言えどもやはり日本よりは物件、サービスのクオリティは劣ると改めて感じたので、日本人とローカルの方が2人1組になってサポートしてもらえることで、日本人ならではの感覚や視点を共有することができました。

また、特に妻は英語も不得意なため、入居後も日本語でWhatsAppで相談できる日本人エージェントの存在が非常にありがたく、感謝しています。


東京不動産のサービス

東京不動産はシンガポール設立40年、野村不動産グループの不動産仲介者です。シンガポールの賃貸物件仲介(住宅、オフィス、工場・倉庫、サービスアパート)、賃貸管理業務、日本への不動産投資まで、幅広く対応しております。


東京不動産の3つの強み

1.日系取引実績No.1
シンガポールに根付き40年。安心安定のクオリティで多くの日系企業様にご愛顧いただいております。

2. 日本人スタッフが丁寧にコンサルティング
日本人スタッフとローカルスタッフが2人1組でお客様を担当いたします。日本語でお気軽にご相談ください。

3.安心のアフターケア
物件ご契約期間中の修理手配、退去前クリーニング、敷金の回収までしっかりサポートします。


東京不動産(Tokio Property Services Pte Ltd)
住所:20 Kramat Lane #03-12, United House, S228773
電話番号: 6737 5187
E-mail:tps@tokio.com.sg

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●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。




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この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!

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