シンガポールから日帰りで行ける旅行先8選!おすすめ移動手段やアクティビティもご紹介
シンガポールは、観光名所が多く日帰りで訪れることができる近隣の旅行先も豊富です。短い休暇を活用して、異国の雰囲気を味わえるスポットを訪れてみましょう。シンガポールからアクセスが便利な旅行先とアクティビティを紹介します。
シンガポールから日帰りで行けるおすすめの旅行先8選
セントーサ島
出典:Sentosa
シンガポールの南部に位置するセントーサ島は、シンガポールから最も気軽に行くことのできるリゾートアイランドとして多くの観光客を惹きつけています。
ここは、シンガポール国内で日帰り旅行を楽しむのに最適な場所です。ユニバーサルスタジオシンガポールやS.E.A.アクアリウムなどの大規模なアトラクションが揃っており、家族連れや友人同士で一日中楽しむことができます。
島へのアクセスは非常に便利で、オーチャードから車であれば30分足らず、MRTであればハーバーフロント駅まで出たあとビボシティからセントーサエクスプレス(モノレール)で約10分で到着します。
アドベンチャーコーブウォーターパークでは、スリリングなウォータースライドや流れるプールでのんびりとした時間を過ごせます。セントーサビーチでは、サンタン、ビーチバレー、カヤックなどが楽しめます。夜には、シーサイドでの夕食やビーチバーでのリラックスタイムがおすすめです。
セントーサ島は、都市の喧騒から離れ、リゾート気分を満喫できる理想的な場所です。シンガポールでの短い休暇に、ぜひ訪れてみてください。
移動時間:オーチャードから約30分~1時間 移動手段:セントーサ・エクスプレス(モノレール)・車 |
ビンタン島
ビンタン島は、シンガポールからフェリーで約1時間でアクセスできるインドネシアのリゾートアイランドです。この島はリゾートとして開発されながらも手付かずの自然が残り、どこかのんびりとした時間を過ごすことができます。
シンガポールではチャンギ空港すぐそばのタナメラフェリーターミナルからフェリーが頻繁に運航しており、日本では考えられないほどすぐ「国外旅行」ができてしまうのです。フェリーターミナルではお酒を販売しており、免税でひとり1リットルまでお酒を持ち込むことも!ホテルで購入するよりも安い場合が多いので、お酒好きな方はぜひ試してみてください。
シンガポール近海にたくさん浮かぶタンカーを横にビンタン島を目指すことになるので、乗り物好きなお子様にもぴったり。ただ、少し揺れることもあるので心配な方は酔い止めを飲むと安心です。
ビンタン島には、豪華なリゾートホテルやスパ施設が多くあり、リラックスしながら贅沢なひとときを過ごすのに最適です。アクティビティも充実しており、マングローブツアーやゴルフなどを楽しむことができます。
島内にはインドネシア料理を楽しめるレストランも数多くあり、地元の味覚を堪能できます。シンガポールからの短い旅でも、リラックスした時間を過ごし、自然の美しさとリゾートライフを満喫できるビンタン島は、忙しい日常を忘れさせてくれる場所です。
移動時間:タナメラフェリーターミナルから約1時間 移動手段:フェリー |
バタム島
ビンタン島と同じくインドネシアのリアウ諸島に数えられるバタム島。
バタム島もシンガポールからフェリーで約1時間で行けるインドネシアの島で、手軽に異国の雰囲気を味わえる旅行先として人気があります。バタム島へのアクセス方法はハーバーフロントかタナメラ フェリー ターミナルからのフェリーで簡単にアクセスできますが、バタム島には到着港が4つあるので事前に確認してフェリーを手配するようにしてください。
この島は、手頃な価格で楽しめるアクティビティが豊富で、特に数多くのゴルフコースは世界的にも有名です。中には日本語のわかるスタッフが常駐していたり、なんと大浴場のあるゴルフコースもあるため日本人にはありがたいですね。
島内はスパ施設も充実しており、リラクゼーションを求める方にもぴったりです。バタム島ではショッピングも楽しめます。ナゴヤヒルショッピングセンターやメガモールバタムセンターなどでインドネシアならではの製品を購入したり、お土産を探すのも楽しいでしょう。
移動時間:各港から約1時間 移動手段:タナメラフェリーターミナルまたはハーバーフロントからフェリー |
ジョホールバル
マレーシアのジョホールバルは、シンガポールから陸路で簡単にアクセスできる都市で、身近な日帰り旅行先として訪れたこともある方も多いのではないでしょうか。
ジョホールバルへはシンガポールのウッドランドチェックポイントまたはトゥアスチェックポイントを通過してジョホールバルに行くことができます。スムーズに入国できれば車で約1~2時間、バスやタクシーも頻繁に運行しています。
ジョホールバルではレゴランドやショッピング、食事などさまざまな楽しみを見つけることができます。アジア初のレゴランドとしてオープンしたレゴランドマレーシアはプレイグラウンドやウォーターパーク、ホテルも併設されておりお子様も大満足できるはず。
他にもイオンモールでは日本でもお馴染みのトップバリュー製品を買ったり、ジョホールプレミアムアウトレットでお得にショッピングを楽しんだり、ジョホールバルは日帰りはもちろん週末旅行にもピッタリの目的地です。
ちなみに、マレーシアではシンガポールよりお得にドリアンを楽しむこともできるため、お好きな方はぜひ試してみてくださいね。歴史的な名所も訪れる価値があります。ジョホールバルの王宮(スルタン アブ バカール モスク)やタンジョン プティリ王宮博物館を見学し、マレーシアの文化と歴史を感じることができます。
移動時間:オーチャードから車で約1〜2時間 移動手段:車 |
マラッカ
出典:マレーシア観光局
マレーシアの歴史的都市マラッカも、シンガポールから日帰りで訪れることができる魅力的な旅行先です。シンガポールからマラッカへのアクセスは、車やバスで約3時間かかりますが、週末のショートトリップにぴったりのため今回ご紹介します。
マラッカは、ユネスコ世界遺産に登録されている歴史的な街であり、オランダ統治時代の建物やポルトガル風の要塞が残っています。
街の中心にあるジョンカーストリートは、観光客に人気のあるショッピングやグルメスポットで、ナイトマーケットでは地元の工芸品や食べ物を楽しむことができます。
観光名所としては、スタダイス(オランダ広場)やアファモサ(ポルトガル要塞跡)、サンチャゴ砦などがあります。マラッカ川を巡るボートツアーもおすすめで、美しい景色を楽しみながら街の歴史を感じることができます。
マラッカはまた、おいしい料理でも知られています。ババ ニョニャ料理やチキンライスボール、サテなど、マラッカならではの味覚を堪能できる有名なレストランが数多くあります。
歴史と文化、そして美食を楽しめるマラッカは、シンガポールからの短い旅でも大満足の経験を提供してくれる場所です。少し足を伸ばして、マレーシアの歴史的な都市を探索してみてください。
移動時間:オーチャードから車で約3時間 移動手段:車(ブギスなどから直行バスあり) |
セントジョンズ島
セントジョンズ島は、シンガポール本島からフェリーで約30分のところにある美しい島です。シンガポール本島からのアクセスが便利で、日帰りで訪れるのにぴったりの場所です。
この島は、静かなビーチと豊かな自然環境が特徴で、ピクニックや釣り、自転車を持ち込んでサイクリングなどを楽しむことができます。手軽にシンガポール本島とは異なる自然の風景を楽しみたい方におすすめです。
またセントジョンズ島には、キャンプサイトやバーベキュー施設が整備されており、友人や家族とともにアウトドアアクティビティを楽しむことができます。また、近くのクス島やラザラス島にも徒歩でアクセスできるため、これらの島巡りプランを立てるのも楽しいですね。
島内には、かつての検疫所の名残もあり、シンガポールの歴史に触れる機会を提供しています。特に歴史に興味がある方には、島の歴史を学ぶことができる興味深いスポットとなっています。
島内はあまり日陰がないので、帽子などの日除け対策と水分補給を忘れずに行ってくださいね。
移動時間:マリーナサウスピアフェリーターミナルから約40分 移動手段:フェリー |
デサルコースト
出典:マレーシア観光局
シンガポールからの日帰り旅行先として、マレーシアのデサルコーストをご紹介します。
デサルコーストは2010年代後半からマレーシア政府の元で開発が進められた比較的新しいリゾートです。
ジョホール州に位置しており、以前はジョホールバルからの陸路でのアクセスに限定されていましたが2022年の夏からシンガポール本島からデサルコーストへ通じる直行フェリーが就航し、訪れやすくなりました。デサルコーストの海はシンガポール近海の中では透明度が比較的高く、シュノーケリングを楽しむこともできます。
近くにはアドベンチャーウォーターパークやデサルフルーツファームもあり、お子様連れでも時間を持て余してしまうことはありません。
またプライベートビーチをもつラグジュアリーなホテルも立て続けにオープンしています。One and Only Resoatsなど5つ星ホテルも進出しており、日帰りはもちろん週末にゆったりと非日常を体験するのにはぴったりの場所です。
移動時間:タナメラフェリーターミナルから約90分、ジョホールバルから車で約90分 移動手段:フェリー、車 |
ホーチミン
ベトナムへ日帰りというとハードルが高く感じるかもしれませんが、実はベトナム ホーチミンはチャンギ空港から飛行機で約2時間で遊びに行くことができます。
ホーチミンの街はコンパクトな作りとなっており、空港から市街中心地までタクシーで30分もかかりません。
また、ホーチミンはシンガポールと比べるとびっくりするほど物価が安く、ベトナム産のビールであれば80円前後から飲むことができます。日本語に対応したスパも市内にたくさんあり、シンガポールの半額以下の値段でマッサージを受けることができるのです。
フォーやバインミーといったベトナム料理はもちろんですが、最近日本にも上陸したPizza 4Psも市内に支店がたくさんあり、日本よりお得な価格でおいしいピザを味わうことができます。
ベトナム国内はGrabが普及しているので、Grabに慣れている方は不便なく移動もできるでしょう。ぜひホーチミンへの弾丸グルメ旅はいかがでしょうか。
移動時間:チャンギ空港から約2時間 移動手段:飛行機 |
シンガポールから気軽に日帰り旅行にいこう
今回ご紹介したシンガポールから日帰りで訪れることができる旅行先8選は、非日常を体験するのに最適なスポットばかりです。それぞれの場所は、アクセスも良くさまざまな食事やアクティビティを楽しむことができます。
短い時間であっても、日常を離れて特別なひとときを過ごし心身をリフレッシュさせてみてはいかがでしょうか。旅行先選びの参考にしていただければ幸いです。
●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!