弾丸でも行けちゃう!シンガポールからのタイ旅行!穴場から王道までおすすめ都市をご紹介

東南アジアの人気観光地のタイ。その距離の近さから、シンガポール滞在中にぜひ足を伸ばしておきたい国のひとつといえます。また、タイで有名な都市といえば首都バンコクですが、実はその他にも魅力溢れるエリアがたくさんあるんです!そこで今回は王道から穴場まで、タイのおすすめ観光エリアを幅広くご紹介します。

 

シンガポールからタイまでどれくらいかかる?

シンガポールからタイへの所要時間は交通手段と目的地によって異なりますが、最も近い都市であるバンコクで、シンガポールからの直行便では約2時間30分で着くことができます。また、国内の移動手段としては、バスやタクシーが主流ですが、バンコクでは交通網の整備が進んでおり電車での移動もしやすくなっています。さらに国内線のエリアと数が豊富で地方都市への移動もしやすく、利便性がかなり高いエリアと言えます。

その他にも、2時間程で行けるエリアが多く、タイ南部の人気リゾート地であるプーケットにも行けちゃいます!

一方で最も遠い都市はチェンライ。シンガポールからバンコク経由の乗り継ぎ便を利用する必要があり、合計で約6〜8時間の移動時間がかかります。そのため、予定を組む際には移動日を設けた方がいいかもしれません。


タイの基本情報

豊かな文化と美しい自然が魅力の国であるタイは、年間を通して多くの観光客が訪れる人気の観光地!ここでは、そんなタイの基本情報についてご紹介します。

気候

はじめに、タイの気候と観光におすすめの時期ですが、タイの気候は熱帯性で、シンガポールと同じ常夏の国となっていて、大きく3つの季節に分けることができます。

1つ目が4月〜5月にかけての暑季シーズン。この期間は年間を通しても最も暑い時期で、気温は35℃を超える日も珍しくありません。バンコクなど都市部では特に蒸し暑さを感じるでしょう。

2つ目に6月〜10月にかけての雨季シーズン。約4か月と長い期間で雨量が多くなっています。特に9月が最も雨量が多い時期のため、旅行ではなるべく避けたい時期かもしれません。ただし、1日中雨が降るということは少なく、短時間のスコールが多いのが特徴のため、スケジュールに余裕がある場合は心配はありません。

3つ目に11月〜3月にかけての乾季シーズン。この期間は、気温も穏やかで、日中は25から30℃程度、夜間は涼しくなることもあります。

そのため、タイの観光におすすめの時期は乾季シーズンとされており、特に12月から1月にかけては観光のピーク。毎年、多くの観光客が訪れています。

通貨と物価

タイの通貨はバーツ(THB)で、1バーツは約4円~5円に相当します。そして、気になる物価ですがタイは、シンガポールと比べて物価がかなり安いのが特徴!旅行中の食事も非常に安く、屋台で食べれば20〜50バーツ程度でおいしいローカルフードが楽しめます。また、レストランでも100〜300バーツで十分な食事が可能です。

ホテルに関しても、安価なゲストハウスから高級リゾートまでさまざまな選択肢がありますが、バジェットホテルであれば1泊1,000バーツ前後、高級ホテルでも1泊5,000バーツ程度で宿泊でき、シンガポールの物価に比べて非常にリーズナブルと言えます!その他、タクシーや公共交通機関も安価であるため、移動にもお金がかからず観光することができます。


シンガポールから行けるおすすめのタイの都市

国土が縦にも横にも広がるタイには、さまざまな都市が存在しています。そこで、シンガポールから行けるおすすめの都市を観光スポットと一緒にご紹介いたします。

バンコク

バンコクは常に活気あるタイの首都で、さまざまな観光スポットやグルメを楽しめます!近年、都市部の開発が進み交通網の利便性が高くなっています。そのため、旅行に慣れていない方でも行きやすいエリアです。

中でも人気な観光スポットとして、エメラルド色に輝く守護仏で有名なワット プラ ケオや、アユタヤ時代から残る寺院のワット アルンなどがあります。特に、ワット アルン近くではチャオプラヤー川沿いのクルーズもあり、幻想的な景色が魅力的です。その他、ショッピングエリアもかなり充実しており、MBKセンターやサイアムパラゴン、ナイトマーケットがおすすめです。

グルメでは、トムヤムクンやパッタイなどのさまざまなタイ料理を堪能することができます。規模の大きなカオサン通りやチャトゥチャック ウィークエンド マーケットなどは多彩な食べ物が揃っており、グルメ好きにはたまりません!

移動手段としては、BTS(スカイトレイン)やMRT(地下鉄)が便利で、運賃は16〜59バーツです。タクシーやトゥクトゥクも利用できますが、事前に料金交渉が必要です。

シンガポールからバンコクまでは、直行便で約2時間30分ほど。航空券は時期によりますが、片道でS$150からS$300が目安となっています。

プーケット

リゾート地として人気が高いプーケットは、美しいビーチとシノポルトガル様式の街並みが有名です。南国ならではの賑わいがある美しいビーチは、日中を過ぎたナイトライフとしても楽しむことができちゃいます。また、プーケット旧市街はカラフルな建物と歴史的な建造物が並び、その歴史と文化を感じられる散策スポットです。

観光スポットとしては、ビーチをはじめ、島全体の景色を一望できるビッグブッダや、地元民からの厚い信仰を集めているワット チャロンがあります。グルメでは、新鮮なシーフードやタイ料理を提供する地元のレストランが豊富にあります。見た目にもインパクトがあるプーケットロブスター、一度は試したい一品です!

移動はタクシーやトゥクトゥクが一般的で、短距離なら200〜400バーツ程度です。また、シンガポールからプーケットへの直行便があり、飛行時間は約2時間。運賃は時期によって異なりますが、往復でおよそS$200〜300が相場となっています。

チェンマイ

バンコクから北方約720kmに位置するチェンマイ。第2の都市であり、また美しい古都として人気の高いエリアとなっています。北部にあることから気候がよく、乾季のシーズンは平均気温が26℃と過ごしやすくなっています。

そんなチェンマイでは、ワット プラタート ドイステープやワット シースパンなどの有名寺院がたくさんあり、歴史ある古都の、寺院巡りを楽しむことができちゃいます。さらに、ナイトバザールなどでのショッピングも人気で、お土産を揃えるのにもピッタリです。

主な移動は、タクシーとソンテウ(乗り合いトラック)。日本やシンガポールにはない乗り合いトラックですが、走行中でも呼び止めるだけで乗ることができるのと、運賃の安さがその魅力です。乗り合いのため、先客と目的地が違う場合は断られてしまうケースもありますが、市街地にはたくさんのソンテウが走っているため心配はいりません。

シンガポールからチェンマイまでの飛行時間は約3時間で、直行便で行くことができます。運賃は時期によりますが、往復でS$500〜1,000ほどとなっています。

パタヤ

バンコクから日帰りで行けちゃうリゾート地ならパタヤ!バンコクから南東約160kmの場所にあり、車での移動で2時間という近さから日帰り旅行先として人気です。

特に、バーやディスコ、クラブなど一晩中遊べるスポットがたくさんあり、ナイトライフを楽しみたい方におすすめです。さらにパタヤでは、約20km続く海岸線のあるパタヤビーチが有名で、賑やかなエリアとなっています。

シンガポールからパタヤまでは直行便が無く、乗り継ぎが発生します。そのため、パタヤを訪れる場合は、一度バンコクに滞在し旅行の中日として訪れるスケジュールがいいかもしれません。

サムイ島

タイで3番目に大きな島であるサムイ島では、美しいビーチでのリラックスやシュノーケリング、ダイビングが楽しめます。主な観光スポットには、ビッグブッダやナムアン滝、神秘的なアン トン海洋国立公園などがあります。グルメでは、シーフード料理やタイのストリートフードが豊富で、ビーチサイドのレストランでの食事が人気です。

シンガポールからサムイ島へは、直行便で約2時間半。運賃は往復およそS$500〜600。空港から宿泊地までは、タクシーやミニバスが利用でき、料金は約600バーツです。

ピピ島

美しいビーチや透明な海でのマリンアクティビティが楽しめるピピ島。聞き馴染みがない方も多いかもしれませんが、この都市ではなんと映画の撮影が行われたりと、隠れ人気のエリアとなっています!特にロケ地として有名なマヤベイや、絶景スポットとして名の高いピピレイ島(ピレーラグーン、バイキングケープ)がおすすめで、その近辺には地元のシーフード料理が楽しめるお店も集まっているため、それらを一緒に堪能することができます。

移動はプーケットから約2時間、フェリーで行くことができます。運賃は往復で約1,200バーツになっています。ただし、もっと早く到着できるスピードボートもあり、運賃は少し高くなりますが約1,500バーツで1時間でアクセスできます。

ハートヤイ

ハートヤイは、タイ南部にある都市で、多彩な観光スポットとおいしいグルメが楽しめます!観光スポットとしては、ハジャイ市立公園が有名で、大きな仏像やケーブルカーがあり、そのケーブルカーに乗って壮大な眺望を楽しむことができます。

また、クロンへー水上マーケットやキムヨン マーケットでは、地元の特産品やタイ料理が豊富に揃っており、タイらしい独特な風情を感じられます。また、セントラル フェスティバル ハートヤイなどのショッピングモールもあり、お買い物も首都と劣らずに満喫することができます!

シンガポールからハートヤイまでは、飛行機が一般的な移動手段となっており、フライト時間は約1時間半です。運賃は時期によって異なりますが、おおよそS$300程度。また、マレーシア経由でバスや電車を利用することも可能ですが、12時間以上かかるため、飛行機の方が便利となっています。

また、現地の移動にはタクシーやトゥクトゥクが主流となっています。

「明日行こう」ができる国、タイ!

いかがだったでしょうか。

今回はシンガポールから行くタイ旅行ついてご紹介しました。シンガポールにはない雰囲気を持つタイですが、距離の近さもあり気軽に行ける旅行先として大変人気になっています。また物価も安いことから、グルメやショッピング、現地のアクティビティをたくさん満喫できるでしょう。さらに、近年では都市部で交通網も発達してきており、移動もしやすくなっています。

今回紹介したスポット以外にも、魅力が溢れるエリアはたくさんあるので、ぜひ次の旅行先としてタイを訪れてみてくださいね!

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!

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