タンピネスで無差別殺傷を計画
イスラム過激派に傾倒の17歳少年を犯行の数週間前に逮捕
過激派組織『イラクとシリアのイスラム国(ISIS)』の支持者で、非イスラム教徒の(無差別)殺傷計画を企てた17歳のシンガポール人少年が実行日の数週間前に逮捕された。K.シャンムガム法務兼内務相は10月18日、「まさに間一髪だった」と述べた。
普通学校に通っていた少年は9月の学校休暇中に犯行を行うつもりで、ハサミで人を刺す動きを練習していた。さらに、(東部タンピネスの)自宅からタンピネス ストリート81番地の空き地、最寄りのスーパー、雑貨店、コーヒーショップや子ども向けの絵画教室・習い事施設といった犯行候補地へのルートを下見していた。
少年は国内治安法に基づき、8月に逮捕され、9月に2年間の拘禁命令を受けた。国内治安局によると、少年はシリアに渡航し戦闘に参加しようと、航路検索などの準備を進めていたが、家族に怪しまれずに実行するのは困難と判断。当地での無差別襲撃を決意したという。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
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