《宿泊体験記 Part1》Angsana Bintan|ビンタン島の自然に癒されるリゾートホテル滞在記【Day1】 PR

忙しい日々から少し離れて、自然の中で癒される時間を過ごしたい!そんな方におすすめなのが、シンガポールからフェリーでたった1時間のビンタン島。

今回は、緑豊かなジャングルと白砂のビーチに囲まれたリゾートホテル「Angsana Bintan(アンサナ ビンタン)」での宿泊体験を通じて、ファミリーにもカップルにもぴったりなリゾート滞在の魅力をご紹介します。

前編では、チェックインから2日目までのリラックスした滞在の様子をお届けします。

シンガポールから1時間、楽園へ——ビンタン島へのアクセス

インドネシアにあるビンタン島は、シンガポールからわずか1時間で到着できる、気軽な南国リゾート。アクセスがとてもシンプルなので、海外旅行に不慣れな方や小さなお子さん連れでも安心です。以下に、ビンタン島までの行き方をわかりやすくご紹介します。

フェリー移動

ビンタン島へ行くには「Tanah Merah Ferry Terminal(タナメラ フェリーターミナル)」からフェリーを利用します。

シンガポール市内中心部からタクシーや配車アプリ(Grabなど)で約30分。MRT(地下鉄)を利用する場合は、East West Line(グリーンライン)のTanah Merah駅まで行き、35番のバスに乗り換えると、約15分でフェリーターミナルに到着します。

フェリーの出発時刻の1時間前には到着しておくのがおすすめです。ターミナル内には軽食を食べられるお店やコーヒーショップ、luckin coffeeなどがあるので買ってから船に持ち込むこともできます。

チェックインはフェリー会社のカウンターで行い、その後、出国手続きと荷物検査があります。飛行機とは異なり、液体物の持ち込みも可能です。機内持ち込みサイズのキャリーケースであれば、そのまま船内に持ち込むことができ、キャリー置き場も用意されていました。

予約していたエコノミー席はこんな感じ。

席は指定されるわけではないので、早い者勝ちです。横並びや窓側席、1番前の足元広め席に座りたい方は早めの乗船をおすすめします!

シートは飛行機のLCC席より広く感じました。船内ではカップラーメンやアイスなどの軽食も販売されており、快適に過ごせます。座っているうちにあっという間に1時間が経ち、ビンタン島に到着しました。

到着した瞬間に感じる“リゾート時間”

ビンタン島に到着すると入国審査はとても簡単なものでした。そしてフェリーターミナルを出ると目の前に広がる青い空とヤシの木!各ホテルそれぞれのシャトルバスも停まっています。基本的にどこのホテルも、無料シャトルバスがフェリーターミナルからホテルまで用意されています。

ホテルまではシャトルバスに乗車

入国審査を終えるとホテルの方々がホテル名を書いた紙を持っているので、分かりやすく自分の乗るべきバスを見つけられます。フェリーターミナルの目の前にシャトルバスが停まっているので、乗り込んですぐにホテルに向け出発です。私たちが宿泊したAngsana Bintanまでは約10分で到着しました。

Day 1|自然と調和する滞在、Angsana Bintanで深呼吸

Angsana Bintanに到着すると、静かな熱帯の森に包まれている感じがしました。

ウェルカムドリンクとスナックをいただきました。

緑あふれる自然と心地よい静けさが、深く息を吸い込みたくなります。ついつい時間を忘れてしまいそうな、ゆっくりとした時間が流れています。

広々とした部屋と丁寧なおもてなし

私たちは1ベッドルームのお部屋に宿泊しました。部屋の扉を開けると広々としたリビングルーム。

スナックとフルーツも用意されています。大きくてふわふわのソファで部屋でくつろぐのにぴったり。

冷蔵庫と電子レンジ、ケトルもあります。

冷蔵庫の中はこんな感じ。無料のお水も用意されています。無くなってもこの瓶を持って行くと、追加してくれます。

ベッドルームもとても広々とした贅沢な空間。こちらにもデスクとソファがあります。ステイケーションにもぴったり。お花や植物で可愛いウェルカムメッセージまで。リゾートに来た感じがしてとても嬉しいです。

お部屋はもちろん、バスルームもとても清潔で丁寧な清掃が行き届いています。アメニティグッズも豊富で、歯ブラシもありました。

バスルームにはバスタブ付きのシャワーがあり、ゆっくりとお湯につかることができます。シンガポールではバスタブのないコンドミニアムも多いため、湯船につかれるのは嬉しいポイントです。

ゆったりとした時間を過ごせる贅沢な朝食タイム

早めに到着したのでホテルで朝食をとりました。緑に包まれ、小鳥の囀りが聞こえる素敵な空間です。

朝食はビュッフェスタイル。インドネシアならではのローカルフードも用意されています。

もちろん定番のサラダや洋食もあります。

また、グルテンフリーのパンも用意されていて、細やかな気配りを感じました。さらに、新鮮なフルーツを選んで、その場でコールドプレスジュースを作ってもらえるコーナーもあり、朝から体にやさしい贅沢なサービスがそろっています。

気になるローカルフードや食べたいものをたくさんとってきました!ビュッフェだと自分の食べたいもの、気になるものを少しずつ食べられるのが良いですよね。

そしてこちらはホテルの方におすすめいただいて注文した一品。インドネシアでとても有名な「Indomie(インドミー)」というインスタントラーメンのようなものです。スープあり、なし、そして野菜の有無まで選択できました。もちもちした食感の麺で美味しかったです。シンガポールでも販売されているようなので気になる方はチェックしてみてください。

朝食はどれを食べてもとても美味しくて、ついつい食べすぎてしまいました。個人的にはローカルフードと、パンケーキゾーンにあったティラミスクリームがお気に入りです。

ローカル料理のクッキングクラス

気になるアクティビティがあったので参加してみました。インドネシア料理のクッキングクラスです!今回のメニューはナシゴレンとソムタム(パパイヤサラダ)です。色鮮やかなで新鮮な材料が用意されています。

まずはシェフの方が作り方の一連の流れを見せてくれて、そのあと自分たちで作る番です。日本料理では使うことのない調理器具で、ニンニクとペッパーを潰します。強く押すと材料が飛び跳ねてしまい、弱すぎると潰れない、初めてのことで意外と難しかったです。

必要な調味料を混ぜ合わせ、パパイヤや人参と和えます。

そして、お皿に盛り付けてホテル内のガーデンで摘んだお花やハーブを飾りつけたら完成!

次はメインのナシゴレンを作ります。日本人にはあまり馴染みのない、とても大きな鉄のフライパンを使います。ナシゴレンを作る上で重要なことは、炊き立てのお米を使用せず、前日などに炊いてあったお米を使うことと、高温のフライパンで炒めることだそうです。油を入れて卵を流し入れサッと炒めます。

慣れない大きな鉄のフライパンとお玉を使って炒めるのはなかなか大変です。こちらも必要な調味料と一緒に炒め合わせれば、あっという間に完成です。

作り方や調味料がわからず、今まで作ったことのなかったインドネシア料理ですが、実は簡単に手軽に作れることが分かりました。レシピももらえるので、自宅でも再現できそうです。自分で作ったソムタムとナシゴレンは、本当に美味しかったです!

プールサイドでのんびりタイム

ランチをお腹いっぱい食べたので運動がてらホテルのプールへ。落ち着いた雰囲気のプールの周りにはクッション付きのリクライニングチェアーとパラソルが用意されています。プールで泳いだ後にヤシの木を眺めながら、チェアで横になる時間は至福です。

プールに人が多すぎるということもなく、のんびりゆったりとした時間を過ごすことができました。

ナチュラル素材でスクラブ作り

次はビンタン島ならではのとてもナチュラルなスクラブ作り。

フルーツや野菜、ヨーグルト、はちみつ、黒ゴマやコーヒーなどを使ってスクラブを作ります。加工物は一切使わず、食べられる天然の素材だけでスクラブが作れると知って驚きました。香りやテクスチャーの好みに合わせて、自由に素材を選びながら混ぜ合わせていきます。

完成したスクラブには保存料などが含まれていないため、3~4時間以内に使う必要があります。今回はスクラブ作りの後にマッサージを予約していたので、マッサージの前に全身に使ってもらいました!フルーツや野菜のみなのに、使用後はつるっとしっとりした肌質になっていて驚きました。

スパで心と身体をほぐす至福の時間

スパルームに入った瞬間、広がるオーシャンビューに心を奪われました。

広がる景色だけで、すでに心が癒されていきます。

部屋には、作ったスクラブも用意されていました。

予約していた60分のオイルマッサージは、期待をはるかに超えるレベルの高さ。最初のひと押しで、腕の良さが伝わってきます。良い香りのオイルと丁寧な手の動きに、気がつけば力がすっと抜けて、ふわっと心まで軽くなっていきます。

普段頑張っている自分へのごほうびとして、心から安らげる贅沢な時間です。

マッサージ後には、ジンジャーティーとフルーツ、ナタデココを合わせたものをいただきました。温かい空間と細やかなホスピタリティに包まれて、心も体も満たされるひとときでした。

バギーに乗ってサンセットを

旅に来ると、ついあれこれ体験したくなってしまう私たちは、せっかくなのでバギーに乗ってサンセットを見に行くことにしました。波音をBGMに眺めたサンセットは、まるで時間が止まったような静けさと美しさ。空と海がひとつに溶け合ったような景色は、写真では伝わらない特別な瞬間でした。自然の力って何よりも心に癒しを与えてくれますよね。

宿泊したAngsana Bintanは、PT BINTAN HOTELSが運営しており、同じグループのBanyan Tree Bintan、Cassia Bintanとあわせて3つのホテル間をバギーで自由に行き来できます。そのため、夕方にはBanyan Tree Bintanを訪れて、インドネシアの伝統的なダンスを見学しました。

ショーの後はローカルメニューのフードが無料で提供されました。サテーやパンダンシフォンケーキ、マンゴースティッキーライスなどがありました。どれも味のレベルが高く、海を眺めながら食べられて最高な時間でした。

初体験!海の上での夕食

みなさん「Kelong restaurant」をご存知ですか?

「Kelong Restaurant(ケロンレストラン)」とは、東南アジアの伝統的な漁業施設「kelong」を活用した、海上に浮かぶシーフードレストランのことです。ケロンは、主にマレーシア、インドネシア、シンガポール沿岸に見られる木造の海上プラットフォームで、漁業や魚の養殖を目的に建てられました。これらの構造物は、海底に杭を打ち込み、木材や籐(ラタン)で組み立てられています。いわばイカダのようなレストランです!

そんなKelong restaurantがAngsana Bintanの目の前の海にあるので伺いました。

ボートに乗ってKelongまで行くのですが、まず初めに食事中でも天候が悪くなった場合は安全のためにホテル側のビーチへ戻ること。波の揺れで気分が悪くなった場合も帰れることを説明されました。同意書にサインをし、安全のためにライフジャケットを着用してボートに乗ります。

乗船自体は数分なのであっという間に到着しました。たしかに少し揺れは感じますが、初めての新しい体験にワクワクします。

Kelong restaurantは、20名ほどで満席になりキッチンも小さいことから、予約必須なレストランだそうです。海を眺めながら、海の上で食事ができるなんて感動!

メニューには、シーフード料理がずらり。

オタオタ、ゴンゴン、スープ、インドネシアのチップスが運ばれてきました。

オタオタとは、東南アジアで人気のある魚のすり身を使った料理です。魚とスパイスなどの材料をすりつぶしてペースト状にし、バナナの葉に包んで焼いたものです。シンガポールでもオタオタを食べたことはありますが、癖が強いものが多く苦手意識がありましたが、こちらのオタオタは日本人でもすごく食べやすくておいしかったです。

こちらはインドネシアでポピュラーなゴンゴンという貝料理。サザエを薄く長くしたような感じで、お酒のおつまみにぴったりな味です!

メインはこちら。ブラックペッパークラブ、シュリンプ、焼き魚、ほうれん草の炒め物、ジャスミンライスです。さまざまな種類のチリもあります。

どの料理も素材が新鮮なのはもちろん、ソースや味付けがとてもおいしくてご飯がすすみました。東南アジアの料理ってジャスミンライスがよく合いますよね。インドネシア風に調理されたたくさんのシーフードが食べられて、ロケーションもよく大満足!

最後にローカルデザートもありました。バナナをパンダンケーキで巻いたものを、アイスやココナッツソース、ライスプディングと合わせたもの。甘すぎずさっぱりとしていて食事の締めにぴったりです。

日本ではもちろん、シンガポールでもなかなか体験できないKelong restaurantは、ぜひ一度行ってみて欲しいレストランです。シーフード料理がたくさん食べられて、スタッフのみなさんも温かくフレンドリーでとても良い体験ができました。



夜のビーチで、ただ静かに過ごす贅沢

Angsana Bintanの目の前のビーチは、驚くほど砂が細かくてサラサラしています。ひんやりとした砂の感触と波の音だけが響く静かな空間で、素足で歩いているだけで日常の騒音を忘れ、心が落ち着く時間を過ごせます。

ゆったりと贅沢時間を過ごすならAngsana Bintanへ!

リゾートらしい癒しのひとときとインドネシアならでは魅力を満喫して、Angsana Bintanでの1日目は終了。2泊目はCassia Bintanに移動します。2日目も魅力たっぷりなアクティビティをたくさん体験しました。どんなホテルなのか、たくさんあるアクティビティもご紹介しますのでお楽しみに。

⚫︎記事内容は執筆時点の情報に基づきます。

ホテル情報

Angsana bintan(アングサナ ビンタン)
住所:Laguna Bintan Resorts, Jalan Teluk Berembang, Pulau Bintan, Teluk Sebong, Bintan Regency, Riau Islands 29155 Indonesia
電話番号:+62 770 693111
WEBサイト 
Instagram
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この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!

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